
はじめまして。
どこに住んでもOKなので、とりあえずタイのバンコクに引っ越してみたなぽりです。
2021年、世界はコロナ真っ只中。
こんなご時世に海外移住を決断し、強制隔離を乗り越えタイに来ました。
・日本以外の国にも住んでみたい
・住む場所や国にとらわれずに子連れでも世界中に行きたい
・異文化、異教徒の人たちとも友達になってみたい
・知らないこと、新しいことに挑戦したい
・経験を通し子どもたちも多様性を楽しめるようになってほしい
と思い第一歩としてタイ移住をしたものの、同じような生き方をする人となかなか出会えないのが現実。
でも積み重なる日々の経験や気持ちの置き場所が欲しい!と思い、だったら一方的に発信しちゃえと作ったブログです。
自己紹介を兼ねて私がタイ移住を決めた理由を書きたいと思います♪
我が家の紹介
海外移住するというと、なんで海外?なんでタイ?仕事は?旦那さんは?と聞かれることが多いので、まず家族の紹介から。
我が家は、私、夫、1年生になった6歳の娘、2歳の娘の4人。
地元の和歌山から大学を機に上京し、東京で結婚して渋谷のど真ん中で子育てしていました。
夫も私も、知り合う前からそれぞれ独立起業し10年以上自分ひとりで稼いできました。
ちなみに夫は日本で2つの仕事をしていますが両方ともパソコンとネット環境があればどこでもできる仕事ですし、日本での自動的な収入で生活を賄えています。
私はもう仕事を辞め今は子育てがメインですが、数年前から夫の仕事の1つを手伝っています。
なぜタイ移住を決めたのか
私は小さい頃の習い事の関係で小学校6年生で初めての海外でロシアでホームステイしたことを始まりに、イギリス、ベルギー、カリフォルニア、オーストラリア、ボストンと毎年のように外国に行って1ヶ月弱ほど現地の家庭にステイさせてもらう機会がありました。
その経験が元となり、大人になってからも海外で異文化に触れるのが好きで、今まで行った国は20数カ国。
旅行として行くのは当然ですが、いくつかの国では1ヶ月〜2ヶ月弱の短期滞在もしていました。
独身時代から独立起業して個人で仕事していたのですが、その理由も、
「好きなタイミングで好きな期間、海外旅行や国内旅行にフラッと行けるから♡」
というものでした。
とはいえ年単位では外国に住んだことがなく、英語も喋れないに等しいので、
せっかく一緒に過ごすファミリーや友達に自分の気持ちを完全に伝えられないことを悔しく思い、コンプレックスでもありました。
だから結婚する前から将来の理想は

海外にも家を持って世界中その時々で好きなところに住みたい。
もう大人だけど英語の勉強もしたい。
子どもは当然英語を話す環境で育てて、ある程度大きくなったら
「ママたちは今はこの国にいるけどあなたはどこで何を学びたい?」
と、本人がやりたいこと、それができる国や学校を地球単位で好きに選んでもらいたい。
と思っていました。
夫は私とはまた違った理由で海外に住みたいと思っていたらしく、付き合っていた当初から

PT(パーマネントトラベラー)になりたい!
世界中に自分の家が欲しい!
と言っていて、お互い海外志向で、その時住みたいと思った好きな場所に自由に行き来することが理想でした。
そんなふたりが結婚し子どもの教育に関して「娘たちにプレゼントしたいもの・環境って何だろう?」と考えると、
・自分の好きなことをとことん追求できる好奇心
・好きなことをとことん追求させてくれる学校の環境
・さまざまな文化、思想、意見、生き方、多様性を認められる心
・その上で、自分で自分の価値観を選べること
・自分の思い表現するために必要な自分への愛や信頼や自信
・他人に受け入れてもらえた経験と、他人を受け入れられるキャパ
こんな感じだね〜と一致。
こう考えた時、日本での教育にこだわる必要は私たちにとってはありませんでした。
むしろ自分たちの子どもが日本以外の国で育つって面白そう!と、日本の教育を受ける姿よりもどこかの国で育つ娘達の方がイメージできました。
じゃあ外国に住んだりインターに通ったりしたら与えたいもの全て与えられるの?という疑問もありますが、それはやってみないとわからない。
でも、少なくとも言語に関してはyesだし、
何より、今現状、娘も含めて私たち家族みんながワクワクしているというのが私にとって決断するに十分な答えでした。
ということで移住する理由はシンプルに、

色んな国で暮らしてみたいから!♡
それがいちばんの理由です。
そんな自然な流れで、上の娘が小学生になるまでには海外移住しようと数年前から決めていました。
移住する国は
今回、移住するのはタイのバンコクです。
(今回、というのはこの先また国を跨いで引っ越し予定だからです)
タイには今まで6回行っていて、バンコクはもちろん、郊外の地元の食堂や商店しかない場所に2週間泊まってプチ現地生活したこともあります。
チェンマイにも2週間くらい滞在したり、プーケットも行ったし、バンコクの観光地以外のタイも含めてタイが好き。
という感じで、元々私も夫も大好きな国だし、娘を連れても一度行っているし、タイ人の友達もいるし、タイはいつか住みたいと思っていた&住むイメージができる国の一つでした
▼ルンピニ公園でオオトカゲを見る娘(1歳3ヶ月で初タイ)
なぜ海外移住先にタイを選んだか?
移住する!引っ越しする!って簡単に言ってますが、実は国をまたいで移り住むのは意外と大変です。
なぜなら外国人がその地に住むにはビザや永住権などの「住むための許可」が必要だからです。
日本人は数ヶ月以内の旅行程度だとビザなしで行ける国がほとんどだからあまり意識しないけど、だいたいの国の人は外国に行くだけでも観光ビザが必要なのが普通です。
海外に行く/居るならば必要なビザなのですが、
住むとなると観光ビザではダメで、居住ができるビザか就労ビザが必要です。
海外移住される方には現地の日本企業に雇われたり、現地の法人に雇われたりして就労ビザや就労許可をもらう人も多いみたいですが、うちの場合、主人が就職するわけではないのでどの国に住む場合でも居住できるビザをとる必要があります。
で、そのビザにお金がいるんです。
国によってビザや永住権をもらえる条件がいろいろですが、シンガポールや欧米の投資ビザは億単位。
主人が住みたいと言っている国の一つであるドバイの場合は、ビジネスを立ち上げたり(起業家ビザ)投資家ビザ(不動産や事業に投資)色々あり、アメリカや欧米よりは割安ではあるものの生活面を含めると金額的にやはり敷居が高い。
オーストラリアなど、リタイアした60歳以上の人向けのビザを用意している国は多いけど若者が取れるビザとなると限られてくる。
など、ビザ取得の難易度や費用の関係で住める国が絞られました。
また、親子留学ではフィリピンのセブ島やマレーシアが人気ですが、今はどの国もコロナで治安が悪くなっているようだし、なるべく都会がいいし、フィリピンに行ったことあるけど食事が合わなかったし…などの実生活の問題も移住先を決める際の検討材料でした。
そんな感じで好きな国や住みたい国を色々と調べていると、条件にぴったり合う国が一つ!!
それが、私が好きな国、タイでした。
これを夫に言ったらビンゴ❣️
お互いタイもタイ料理も南国も大好きなのでスルスル〜と話がまとまり、その日からひとまずの我が家の目標がタイ移住になりました。
タイのビザは?
ではタイのビザはどうか?
タイは、タイに住みたい人向けのビザを国が売っているのでお金を払えば買えちゃうんです。
それがタイランドエリートというもの。
エリートカードと呼ばれています。
エリートカードにもランクがありますが、最安だと5年間で210万円で、タイに住んで良いビザが買えるんです。
他国の億単位のことを考えると激安ですよね。
また、バンコクにはインターナショナルスクールもピンからキリまで100校以上ありますが、日本のインターの半額くらいで行ける学校もあり、それほど金銭的余裕があるわけではない我が家でも行けそう。
まるで運命かのように思いました。笑
このブログに綴りたいこと
タイには日本人がたくさん住んでいますが、ほとんどが駐在さんだそうです。
駐在さんは
・会社がビザを取ってくれるし(就労ビザ=Bビザ)
・家族のビザも取ってくれるし(就労者の家族ビザ=Oビザ)
・予防接種や引っ越し代も会社が出してくれる上に
・現地で運転手さんやお手伝いさんをつけてくれる
という場合もあるようです。
一方、我が家はフリーランスで勝手に移住するので、後ろ盾が何もない完全に自力での移住。
ビザを取る段取りから、払うお金もすべて自力。
自分がどのビザを取れる条件に当てはまるかもイチから調べないといけない状況でした。
特に2021年の移住なので、バリバリのコロナ禍で平常時よりも入国が厳しく、費用もかさむご時世です。
タイ移住を決め、リサーチを始めたのは良いが、
インスタで #タイ移住 #ASQホテル などのタグで投稿されている方に質問すると「主人の会社が用意してくれたので値段はわかりかねます」とのお返事に軽く衝撃を受けました。
全く前提が違うんですね🤣
駐在さんの「予防接種受けました」とかのブログ記事は出てくるけど、肝心のビザのことや学校のことはほとんど情報がない!!
そっか、みんなビザで悪戦苦闘せずにお金も払わずに行けたんだ〜良いなぁ!と思う反面、

こうなったら、ぜーんぶ自分で調べてめっちゃ詳しくなってやろうじゃないか😤💓
と燃える気持ちで、タイ移住のリサーチと準備を楽しみながら頑張りました。
コロナ禍での隔離ホテルも飛行機も住む家もインターナショナルスクールも、ピンからキリまでありますが、我が家が選ぶのはなるべく安いもの。
これからガラッと環境が変わってこの先どうなるかわからないのでなるべく現金を無駄に使うことなく、安さに重きを置いて選んでいます。
だけど、5歳と2歳のガールズもいるので、安全であることや清潔であること、子どもが退屈しないことも大切。
そんな感じで色々とバランスをとりながらひとつひとつ決めています。
きっと、私のように個人で移住する方やバンコクのインターナショナルスクールに親子留学したい方は、タイ移住の情報のなさに辟易しているかと思うので、誰かのヒントになればと思いこのブログに綴ることを決めました。
私が海外移住・海外子育てを決めた理由まとめ
今回は私がタイ移住を決めたこととその理由をお話しさせてもらいました。
住みたいから住む!
このシンプルな好奇心で行動し、新たな世界が開くのがすごく楽しみです。
本格的にリサーチを始めてから1ヶ月と少し経っていますが、すでに決断することが多いし、わからないことも多い。
質問があってタイ大使館にに電話しても受付時間内なのになぜか出てくれないことも多い。笑

ちなみに何度も大使館に電話してわかったのは、きっといつか電話に出てくれるので諦めずに電話かけまくると良い!ってことです。笑
タイ王国大使館・領事館の皆さんすごく優しいです♡
間違った情報や間違った認識もたくさんあると思いますので、在住の方ぜひコメントで優しく教えていただけると嬉しいです🥺💕
そんなこんなで皆さんよろしくお願いします。