
バンコクのローカルを感じられるエリアを紹介するこのシリーズ。
第4弾の今回は、タイの地元の若者が休日に訪れるローカルおしゃれスポット
クローン・バーン・ルアン水上マーケット
をご紹介します。
クローン・バーン・ルアン水上マーケットとは
クローン・バーン・ルアン水上マーケットは、バンコクの郊外にある小さな水上マーケット。
観光地化されすぎていない昔ながらの素朴な雰囲気が魅力の、小さなマーケットです。
水上マーケットという名前がついていますが、ここから発着するボートツアーがあるわけではなく、船から船へのお買い物ができるわけでもないのでどちらかというと「昔ながらの雰囲気が残る運河沿いのマーケット」という感じ。
船から船のお買い物ができる水上マーケットを期待して行くと残念感がありますが、昔ながらの川沿いの生活を知るという意味では十分に楽しめます。

ちなみにクローンは「運河」、バーンルアンはこのエリアの地名です。
運河沿いには木造の家屋が並び、地元の人々がドリンク、お菓子、そしてアート作品を販売しています。
アートに関するお店が多めなこと以外大きなインパクトがないですが、素朴でゆったりとした空気が流れる雰囲気はローカル付きにはたまらないはず。
後ほど紹介しますが、他の場所からボートに乗ってここに立ち寄るツアーもあります。
賑やかなマーケットとは違いのんびりとした時間を過ごせる独特の雰囲気は、バンコク中心部の喧騒から離れてゆったり過ごしたい人におすすめのスポットです。
クローン・バーン・ルアン水上マーケットの場所・アクセス・行き方
クローン・バーン・ルアン水上マーケットへの行き方とアクセスです。
電車
最寄り駅はMRT(地下鉄)ブルーラインのバーンパイ駅(Bang Phai)です。
バーンパイ駅の4番出口を出てマーケットまでは徒歩13分。
または駅周辺で待機しているバイタクを使うと約5分でマーケットに到着します。
駅からの道中もローカルの雰囲気を楽しみながらお散歩ができると思います。
車(Grab)でのアクセス
Grabを利用する際は「クローンバーンルアン水上マーケット」と日本語入力で行き先が出てきます。
ボートツアー
欧米人の方々に人気のツアー会社「Hidden Bangkok Tours」では、運河を使ってこのマーケットに立ち寄るツアーがありとってもオススメ。
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ツアーなので滞在できる時間が決まっていると思いますが、近くのワットパクナムなどにも寄れる感じでツアーが組まれているので、何ヶ所かのスポットに一気に行ってみたい方にピッタリです。
ツアーも何種類かあるので、気になる方はサイトを見てみてください。
ボートに交渉
いくつかのボート乗り場から、こちらの水上マーケットまでボート移動ができます。
例えば、こちらの「ナチュラカフェ」からは、600バーツ(最新情報は要確認)でこちらのマーケットにボートで運んでもらえます。
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他にもボートが出ているカフェや船着場があるので追記していきます。
クローン・バーン・ルアン水上マーケットの楽しみ方
クローン・バーン・ルアン水上マーケットの楽しみ方をご紹介します。
1. ローカルな雰囲気を感じる散策
このマーケット全体がまるで昔のタイにタイムスリップしたかのような感覚を味わえるので、歩いているだけでワクワクが止まりません。
私たちはタクシーで着いてすぐに一番有名な「アーティストハウス」というカフェを目指してみましたが、そんなに広い範囲のマーケットではないので、あてもなく気がむくままにウロウロするのも良いと思います。
2. アート体験
いくつかのお店では、プチアート体験が楽しめます。
例えばこのエリアで一番有名なカフェ「アーティスト・ハウス(The Artist’s House)」は、古い木造住宅を改装したカフェ兼ギャラリー。
店内ではポストカードや絵画、雑貨などのアート作品が展示・販売されており、2階部分もギャラリースペースとして利用されています。
ネックレスやブレスレットの手作り体験もでき、旅の思い出になります。
私も家族でブレスレット作りをしてみました。
また、「Pin Up Garden」というお店では缶バッヂ作りやイラスト体験をしました。
他にもアートなお店があるのでウロウロして良さそうなお店を見つけてみて。

このマーケットに限らず、バンコクではアート体験ができるカフェや施設がとても多い!
それほどに若い子たちのアートへの興味は強いです。
3. カフェ
運河沿いに並ぶ古民家を改装した趣あるカフェが、ここのマーケットの醍醐味の一つ。
冷房が効いたお店はありませんが、川沿いなのでなんとなく風が気持ち良い。
娘はスムージーを。
気になるカフェで運河を行き交うボートを眺めながらゆったりとした時間を過ごすのもまたこのマーケットの醍醐味です。

ドリンクがローカル価格なのも嬉しい。
4. 魚の餌やり
子どもたちが楽しむのは、魚の餌やり!
運河沿いには魚の餌を販売するお店がいくつもあるので手軽に餌を購入できます。
タイでは、魚への餌やりが「タンブン(徳を積む)」とされ、善行としての意味合いも持っているので、タイに来たら一度は体験してみて欲しいです。
川に落ちないように注意です。
5. お土産
路地にはちょこちょことお土産が売っている露店が。
ローカル価格なのでここで気に入ったものがあれば買ってしまうのは大アリ。
6. ワットパクナムにも寄ってみる
先ほどのボートツアーでも少しお伝えしたように近くには「ワットパクナム」という映え寺があり、併せて行くのも良いと思います。
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ローカル好きな方は「タラートプルー」というエリアを散策するのも楽しいかも。
国鉄駅があり、ここでも現地の生活を見ることができます。

クローンバーンルアン水上マーケットから出ているボートはないので、ツアーを利用して船で来た方以外は、Grabやバイタクで移動する必要があります。
クローン・バーン・ルアン水上マーケットまとめ
観光客よりもタイの若者がたくさん足を運ぶアートなローカルスポット、クローンバーンルアン水上マーケットをご紹介しました。
イメージされている水上マーケットとはまた違うものですが、ちょっとゆったりと川沿いの雰囲気を過ごしたい方にはぜひ訪れてもらいたいです♡