アイコンサイアムのカウントダウン花火についてを徹底解説!【バンコクの年越し準備も併せて紹介】

タイ旅行【観光地・街歩き】

 

なぽり
なぽり

こんにちは。

家族でタイのバンコクに移住したなぽり(@nano.thailand)です♪

 

バンコクの季節の行事はいくつかありますが、中でも目玉イベントの一つが、

アイコンサイアムで行われるカウントダウンの花火

今回の記事では

  • アイコンサイアムのカウントダウンイベント
  • アイコンサイアムの花火が観られるホテル
  • その他のカウントダウンイベント
  • バンコクでのお正月の過ごし方

をご紹介します。

アイコンサイアムの花火についてを今すぐ!知りたい方はこちらへジャンプ!

タイのお正月は年に3回

まず最初に、タイのお正月についてを少し解説します。

タイは様々な文化が入り混じる国なので、お正月が年に3回あります。

1つ目は、1月1日のお正月

日本人にとっては大事な元旦のお正月ですが、実は世界を見ると1月1日を大切にする国は意外と少ないんです。

 

なぽり
なぽり

欧米ではクリスマス、中華圏では中華正月、インドではディワリ、イスラムではラマダン明けのイード・アルフィトルなど。

 

他の国でもそれぞれの文化や宗教によって年で一番大切な日が違います。

 

タイでも元旦はほとんど特別なお祝いせず「ハッピーニューイヤー」と言うくらいでほぼ日常通りの生活。

お店やお寺も、通常通りの営業をするお店が多いです。

ただ、カウントダウンの花火は超盛大!

タイ政府がこの花火を世界規模のカウントダウンイベントにするために予算を注力しているそうで、2024年のカウントダウンでは5万発の花火が打ち上がりました。

これを見るために年越しをバンコクに来ると言う人もいるほど。

2つ目のお正月は、チャイニーズニューイヤー(中華正月)です。

旧暦で見るので、毎年日にちが変わるのですが大体2月頃。

チャイナタウンと中心にした街やショッピングモールでは、チャイナタウンの飾り付けとイベントが行われます。

 

 

3つ目が、タイで一番メインであるタイ歴のお正月、水掛け祭りとしても有名なソンクラーンです。

外国人や旅行者にとってはただの水掛け祭りですが、タイ人にとっては一番大事なお正月が4月13−15日のソクラーンです。

日本人が年末に帰省するように、タイ人はソンクラーンには自分の家族がいる田舎に帰り、親や年長者への感謝と敬意を表します。

 

なぽり
なぽり

お店が閉まって街から人がいなくなるのは1月1日のお正月よりもこの時期です。

 

 

このようにタイには3つのお正月がありますが、この記事では一般的なお正月である1月1日のお正月のカウントダウンイベントについてをご紹介します。

バンコクのカウントダウンといえばICONSIAM

バンコクのカウントダウンといえばICONSIAM(アイコンサイアム)の花火が有名。

2024年は約12億円を費やし5万発の花火が打ち上がったそうです。

毎年この花火を見るために大勢の人がリバーサイドへ押し寄せます。

花火自体は大迫力で見る価値あり!なのですが…

とんでもない数の人が集まるので帰りの道やBTSが超絶混雑するのが超難点。

実際に行ったお友達の話を聞くと、

  • この日は深夜までBTSの電車が動いている
  • しかし人が多すぎて駅まで辿り着くのに数時間
  • すし詰めで息ができないレベル
  • 駅に着いても電車までなかなかたどり着けない
  • 深夜2時になっても電車に乗れず
  • 電車もタクシーも諦めて家まで歩いて帰ったという人も(プロンポンまでは10km)
  • 流しのタクシーやトゥクトゥクを拾えたら割高でも乗せてもらう(そのくらい人が多すぎて電車が期待できない)
  • 電車にしろ徒歩にしろ、家に着くのが3時頃になる

など、「カオス」な状況を覚悟して挑みましょう。

 

なぽり
なぽり

子連れなら早めから川沿いのホテルを取るのがベター

 

ICONSIAMのカウントダウン花火が見られる場所

カウントダウンの花火が見られるイベント・場所を紹介します。

①アイコンサイアムのカウントダウンイベント

バンコクのカウントダウンイベントの中心がこちら。

アイコンサイアムの川沿い(リバーパーク)で行われる、屋外ライブ形式のカウントダウンイベントです。

カウントダウン時は真下から花火を見ることができ、最も盛り上がる場所!

 

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2025年を迎える今年のイベントにはブラックピンクのLISAも登場するんだとか!

 

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しかし!人の量が凄すぎて身の危険を感じるレベルです。

今年も入場無料だと思いますが入場のためのチケットを申し込む(抽選?)必要があると思うのでインスタで続報をチェックしておいてくださいとのこと。(↑の投稿を翻訳するとそう書いていました)

もしチケットが手に入らなかった場合、アイコンサイアムに行ったとて果たしてどこから花火をみることができるのか微妙なところ…

アイコンサイアムに向かう道も渋滞で動かないレベルなので、よっぽどの覚悟を持った方のみ行ってください。

川沿いの広場で行われる

こちら↓の写真の背景に映る道はアイコンサイアムに向かう車の渋滞(微動だにしない)。

この人たちは年越しのタイミングでもまだアイコンサイアムまで辿り着けず車内から花火を見ることになっていました。

 

なぽり
なぽり

人混みの大変さを除けば、イベント自体は賑やかで楽しい雰囲気だと思います。

 

②アイコンサイアム内や川沿いホテルのレストラン

次に、アイコンサイアムのイベントを近くで見ることができる場所の中でも、席を確保してゆっくりと過ごせるのがアイコンサイアムやチャオプラや川沿いのレストランです。

カウントダウンの花火が見えるレストランでは食事しながらパーティを楽しめるお席が販売されます。

特にFallabella(ファラベラ)は世界の人から人気だそう。

大体どのお店も安くても1テーブル(4人用)で20万円〜くらいの価格帯なので年末価格という感じですが、近くでゆっくり見たい方にとっては良いでしょう。

※とはいえ帰り道は同じように激混みだと思います

こちらはアイコンサイアム6階にあるジェームズブランジェリーのテラス席からの様子。

 

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アイコンサイアムの対岸のレストランやバーでもこのような感じ。

 

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このレストランは14,000〜60,000バーツで色々なパッケージが出ていたので気になる方は早めに連絡してみてください。

花火が見られるお席を売り出すレストラン、ホテルはこちら↓の記事に書いています。

値段や条件を知りたい方は、インスタやメールで問い合わせしてみましょう。

 

 

③川沿いのホテル

一番安心して花火を見られるのはリバーサイドのホテルに宿泊することです。

部屋の角度が良ければお部屋からアイコンサイアムのイベントと花火をしっかり見ることができます。

また、ほとんどのホテルでリバーサイドにある屋外レストランで食事を含むカウントダウンパーティーが開かれます。

アイコンサイアムの花火が終わった直後から、各ホテルが宿泊者のための花火をホテルの目の前で打ち上げるので迫力がすごい!

しかし、年末は最低宿泊日数の指定もあるし、ホテルによってはそのパーティーへの参加が必須(1人5万円ほどだとか!?)などの規定があるそうでお金は結構かかると思います。

リバーサイドホテルといってもアイコンサイアムからの距離や角度が様々なのでホテル選びには注意。

タクシン橋よりも北側のホテルなら、アイコンサイアムの花火とホテル前の花火の両方を間近で見ることができます。

同じリバーサイドでもタクシン橋よりも南側はアイコンサイアムの花火は間近では見ることができませんがアジアティーク前や各ホテルの目の前で花火が上がるのでそちらを楽しめます。

ホテルの目の前で花火が上がるのは、

  • シャングリラ(北側)
  • マンダリンオリエンタル(北側)
  • ペニンシュラ(北側)
  • シャングリラ(北側)
  • カペラ(南側)
  • フォーシーズンズ(南側)
  • チャトリアム・リバーサイド(南側)
  • アナンタラ・リバーサイド(南側)

など。

また同じホテルの中でもお部屋の向きによってアイコンサイアム側が見えるお部屋とアジアティーク川が見える場合の両方があるので、お部屋からの花火を期待する方は予約時に確認しておきましょう。

 

なぽり
なぽり

ちなみにマンダリンオリエンタルは年末年始の宿泊が最低4日間100万円〜!

 

お手頃なのはシェラトンとシャングリラ、または小さめのブティックホテルかな〜?

 

④ディナークルーズ

この船全てが花火待ちをしているディナークルーズ船です

船で真下から見上げるチャオプラヤディナークルーズもど迫力で花火を楽しめます。

普段は3,000円ほどのリバークルーズもこの日のカウントダウンの時間帯のものは2万円ほど。

1ヶ月前には売り切れる船もあるので、早めにKLOOKなどのチケットサイトで予約しましょう。

乗船地に向かうまでの道が鬼のように混むこともあるのでタクシー以外の方法で向かうのが◎

友人はタクシーで向かってしまったため、乗船の時刻までにアイコンサイアムにたどり着けず泣く泣く諦めたそうです。

また、乗船や下船時の人混み、そして船から降りた後も人混みが酷くて帰る手段がなくこちらも帰宅が深夜の2時〜3時になる可能性があることを考えると子連れには向きません。

⑤公共のリバークルーズ

900バーツで公共のボート(チャオプラヤエクスプレス)から花火をみることができます。

私の尊敬するタイ情報ブロガーのSakuさんの記事をご覧ください。

 

 

⑤タクシン橋(BTSサパンタクシン駅)

橋が壊れないか心配なレベルの混雑

BTSサパンタクシン駅からすぐにあるタクシン橋には、橋から花火を見ようと地元の方たちが夕方頃から集まっています。

徒歩でも歩ける橋なので、もしお金をかけずに花火を見たいという方は早めから場所取りをしておくととても良い位置から花火が見れることでしょう!

ただ、人が多すぎるので全くもってオススメしません。

花火を楽しめる場所は他にも!

アイコンサイアムの花火ほどの迫力はなくても花火を楽しめる場所は他にもあります。

例えばセントラルワールドでもカウントダウンイベントが開催され、花火が打ち上がります。

 

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その他カウントダウンイベントを見つけたらこちらに追記していきたいと思います!

お節を買えるお店

続いては、在住者向けのお正月準備についてです。

バンコク在住者は日本のおせちを注文するご家庭もあるかと思います。

毎年販売されるお店を記録します。

①フジスーパー

フジスーパーにも12月29日前後からお節が並びます。

お重ではなく、

  • 黒豆
  • 栗きんとん
  • 紅白なます
  • お煮しめ

などがお惣菜のような感じで個別のパックや3.4品のセットで並ぶかなと思います。

フジで買ったお惣菜で簡単おせち

お雑煮の材料の白味噌やナルトなども買えます。

2022年は関東?東北?風のお雑煮

2024年は関西風のお雑煮

去年はフジスーパーや日系のすき焼きやさんでお肉を買って、カウントダウンの花火を見ながらすき焼きパーティーにしました。

1箱6,000円ほど

年末もいつも通りに買い物できる♪

②レストラン系

日系のレストランさんもお節を販売されています。

私は注文したことがないのでレポできませんが、グルメな友達が頼んでいたものをいくつかピックアップ。

  1. そば一芯
  2. SALADee by Meena
  3. 伊勢
  4. フクイチ
  5. 天翠

 

オススメのお節があれば教えてください♪

 

日本酒を買えるお店

  1. フジスーパー
  2. 高島屋(アイコンサイアム)
  3. ドンキ
  4. 伊勢丹(ワンバンコク)

フジスーパーもドンキも年末年始営業しているので、急ぐことなくお買い物ができます。

年越しの過ごし方まとめ

バンコクでの年越しの方法をざっくりとご紹介しました。

バンコクのカウントダウンといえば、アイコンサイアムの花火が最も盛大なので今回の記事では詳しく解説しましたが、スクンビットやサイアムの方でもちょこちょこと花火が上がるそうです。

 

なぽり
なぽり

セントラルワールドでも毎年花火がありますよ

 

他にもお正月の楽しいイベントを見つけ次第、追記していきたいと思います。