はじめまして。
タイ・バンコクに移住し、現在5歳と9歳の娘を育てているなぽり@naho.thailandです。
この記事は移住準備中に書いたものなので時制や娘の年齢が今とはズレておりますがその辺は適当に流してください。
現在(この記事を書いた当時)2021年、世界はコロナ真っ只中。
こんなご時世に海外移住を決断し、家族でタイ移住することになりました。
このブログでは
・タイ移住/海外移住のこと
・タイでの日常生活や生活費などのリアル
・タイでの街歩きや日々の楽しみ方
などを記録していこうと思います。
今回の記事では、自己紹介を兼ねて私がタイ移住を決めた理由をお話しします♪
我が家の紹介
家族でタイ移住すると言うと、仕事は?旦那さんは?と聞かれることが多いので、まず家族の紹介から。
我が家は、
- 私
- 夫
- 1年生になった6歳の娘
- 2歳の娘
の4人。
私は和歌山から大学を機に上京し、東京で結婚して渋谷のど真ん中で子育てしていました。
夫も私も知り合う前の10年以上前からそれぞれ事業を起こし自分で仕事をしてきました。
夫はパソコンとネット環境があればどこでもできる仕事。
私は以前は渋谷で美容系のボディケアサロンをやっていましたが、長女が生まれた頃にお店を閉めて今は子育てがメインです。
仕事は一言で言えば、フリーランスみたいな感じです。
なぜタイ移住を決めたのか
私は小さい頃に所属していた音楽の習い事の関係で、小学校6年生の時に初めての海外でロシアでホームステイしたことを始まりに、
- イギリス
- ベルギー
- カリフォルニア
- オーストラリア
- ボストン
と毎年のように外国に行き、1週間〜1ヶ月ずつ現地の家庭にホームステイさせてもらう機会がありました。
その経験が元となり、大人になってからも海外で異文化に触れるのが好きで、今まで行った国は20数カ国。
旅行として行くのは当然ですが、いくつかの国では1ヶ月〜2ヶ月弱の短期滞在もしてきました。
23歳から起業して個人で仕事をしていたのですが、その理由も、
「好きなタイミングで好きな期間、海外旅行や国内旅行にフラッと行けるから♡」
というもの。
とはいえ年単位では外国に住んだことがなく英語も喋れないに等しいので、一緒に過ごすホストファミリーや海外の友達に自分の気持ちを完全に伝えられないことを悔しく思い、コンプレックスでもありました。
そんな経験があったからか、結婚する前から将来の理想は
海外にも家を持ってその時々で世界中の好きなところに住みたい。
もう大人だけど、英語の勉強もしたい。
子どもには本人の自覚がないうちに英語を話せるように育ってほしい。
高校生くらいになったら、
「ママたちはこの国にいるけどあなたはどこで何を学びたい?」
と、本人がやりたいこと、それができる国や学校を日本を含めた地球単位で好きに選んでほしい。
と、結婚する前から思っていました。
夫は私とはまた違った理由で海外に住みたいと思っていたそうで、付き合った当初から
PT(パーマネントトラベラー)になりたいし、世界中に家が欲しい!
と言っていて、日本に限らず好きな場所に自由に行き来するという似たような目標をお互いに持っていました。
そんな私たちが結婚し子どもの教育に関して「娘たちにプレゼントしたいもの・環境って何だろう?」と考えると、
- 知らないうちに当たり前に英語が喋れる環境
- 自分の好きなことをとことん追求できる好奇心
- 好きなことをとことん追求させてくれる学校の環境
- さまざまな文化、思想、意見、生き方、多様性を認められる心
- その上で、自分で自分の価値観を選べること
- 自分の思い表現するために必要な自分への愛や信頼や自信
- 他人に受け入れてもらえた経験と、他人を受け入れられるキャパ
こんな感じだね〜と一致。
こう考えた時、日本での教育にこだわる必要は私たちにとってはありませんでした。
むしろ、自分の子どもが日本以外の国で育つって面白そう!と好奇心の方が強かった。
しかし一方で、外国に住んで現地校やインターに通ったら与えたいもの全てが与えられるのか?という疑問もありました。
でも、それはやってみないとわからないですよね。
少なくとも言語に関してはyesだし、
何より、今現状、娘も含めて私たち家族みんながワクワクしているというのが私にとって決断するに十分な答えでした。
ということでシンプルに、移住する理由は、
日本以外の国で暮らしてみたいから!♡
それがいちばんの理由です。
親に振り回される子どもたちは大変かもしれませんが、それはそれでこの家に生まれた運命だなという考えです。
逆に言えば、我が家は例えば、
- 父親がいつも家にいて
- 子どもに合わせて休みが取れて
- いつでも子どもと遊べて
- いつでも世界中に旅行に行けるし好きなことをできる
など、一般的な家庭では与えられない環境を与えている部分もあるので、良い面も悪い面も含めてうちに生まれた運命だといつか思ってもらえたら良いなと願っています。
そんな自然な流れで、上の娘が小学生になるまでにはどこかの国に海外移住しようと数年前から決めていました。
移住する国は
今回、移住するのはタイのバンコクです。
タイには移住までに5回行ったことがあり、バンコクはもちろん、郊外の地元の食堂や商店しかない場所に2週間泊まってプチ現地生活したこともあります。
チェンマイにも2週間程滞在したし、プーケットも行ったし、バンコクや観光地以外も含めてタイが好き。
夫と娘を連れて2度タイ旅行もしました。
そのくらいタイが好きで、いつか住みたいと思っていた&住むイメージができる国の一つでした
長女1歳3ヶ月で初タイ
なぜ海外移住先にタイを選んだか?
移住する!引っ越しする!と簡単に言っていますが、実は国を跨いで移り住むのは意外と大変です。
なぜなら外国人がその地に住むにはビザや永住権などの「住むための許可」が必要だからです。
日本人は数ヶ月以内の旅行だとビザなしで行ける国がほとんどなのであまり意識しないけど、ほとんどの国の人は外国に行くだけでも観光ビザが必要なのが普通です。
特に、海外に住むとなると観光ビザではダメで、居住ができるビザか就労ビザが必要です。
海外移住される方には現地の日本企業に雇われたり、現地の法人に雇われたりして就労ビザや就労許可をもらえますが、うちの場合は主人が就職するわけではないのでどの国に住む場合でも居住のためのビザを取る必要があります。
で、そのビザを取るためにお金や様々な条件があるんです。
国によって色々なビザがありますが、必要な資金を見るとシンガポールや欧米の投資家ビザや起業家ビザを取るには億近いの資金が必要。
主人が住みたいと言っている国の一つであるドバイの場合は、ビザは比較的簡単だけど高騰する生活費を考えるとやはり敷居が高い。
オーストラリアなどリタイアした60歳以上の人向けのビザを用意している国は多いけど若者が取れるビザは限られてくる。
こんな感じで、ビザ取得の難易度やかかる費用の関係で住める国が絞られました。
また、アジアの新興国ではフィリピンのセブ島やマレーシアが人気ですが、
- 今はコロナでどの国も治安が悪くなっているみたい
- フィリピンに行ったことあるけど食事が合わなかった
- マレーシアは親一人分しか保護者ビザが出ない
- マレーシアに行ったことがあるけど住むならもう少し都会がいい
など条件や生活環境の好みを色々と調べていると、条件にぴったり合う国が一つ!!
それが、私が好きな国、タイでした。
これを夫に言ったらビンゴ❣️
お互いタイもタイ料理も南国も雑多な都会も大好きなのでスルスル〜と話がまとまり、その日からひとまず「タイ移住」が我が家の目標になりました。
タイのビザは?
ではタイのビザはどうか?
タイは、タイに住みたい人向けのビザを国が売っているのでお金を払えば買えちゃうんです。
それがタイランドプラビレッジというもの。
エリートカードと呼ばれています。
エリートカードにもランクがありますが、最安だと5年間で240万円でタイに住めるビザが買えます。※2023年に値上げされました
他国ではビザを取るには億近い投資が条件だというのを考えると激安ですよね。
また、バンコクにはインターナショナルスクールもピンからキリまで100校以上あり、子どもが学生になると学生ビザや両親分の保護者ビザを出してもらえます。
※学生ビザがない国や保護者ビザが一人分しか出ない国もある
我が家にとってはビザの条件が合うタイが、まるで運命かのように思いました♡
このブログに綴りたいこと
タイには日本人がたくさん住んでいますが、ほとんどが駐在員のご家庭です。
駐在員のご家庭は、
- 会社がビザを取ってくれるし(就労ビザ=Bビザ)
- 家族のビザも取ってくれるし(就労者の家族ビザ=Oビザ)
- 家賃、光熱費は会社持ち
- 医療保険に入ってもらえるから病院代は負担なし
- 予防接種や引っ越し代や一時帰国の費用も出してくれる上に
- 現地で運転手さんやお手伝いさんをつけてくれる
- インターナショナルスクールの費用も半分〜8割出してもらえる
など、会社からの手厚いサポートがあるそうです。
一方、我が家はフリーランスで勝手に移住するので、後ろ盾が何もない完全に自力での移住。
ビザを取るための書類の段取りから、支払うお金もすべて自力。
自分がどのビザを取れるのかも、イチから調べないといけない状況でした。
特に2021年のバリバリのコロナ禍での移住なので平常時よりも入国が厳しく、費用がとてもかさむご時世。
タイ移住を決め、リサーチを始めたのは良いが、インスタで #タイ移住 #ASQホテル などのタグで投稿されている方に質問すると
「主人の会社が用意してくれたので値段はわかりかねます」
とのお返事に軽く衝撃を受けました。
全く前提が違うんですね🤣
駐在さんの「予防接種受けました」などのブログ記事は出てくるけど、肝心のビザのことや学校のことはほとんど情報がない!!
そっか、みんなビザで悪戦苦闘せずにお金も払わずに行けたんだ〜良いなぁ!と思う反面、
こうなったら、ぜーんぶ自分で調べて、これからタイ移住する方のために記録しておこうじゃないか😤💓
と燃える気持ちで、タイ移住のリサーチと準備を楽しみながら頑張っています。
スクールも家賃もピンからキリまで(日本以上の学費です…)あるバンコクですが、我が家が選ぶ基準は
- 無理のない金額
- 「一流だから良い」ではなく自分たちの好み・生活スタイル・ポリシーに合っているか
というのが基準です。
例えば、日本で子育てした場合、有名私立をお受験して高学歴を求める親だったか?と言われるとそんなガチガチな方向性ではなかったです。
なので、タイでの生活も「世間の評価」よりも「我が家が本当に求めているもの」を無理のない範囲で選んでいこうと言う感じです。
ガラッと環境が変わってこの先どうなるかわからないので、特に1年目はなるべく現金を無駄に使うことなく計画を立てました。
だけど、6歳と2歳のガールズもいるので、安全性、清潔感、子どもが楽しめること、そして「我が家らしさ」も大切。
そんな感じで色々とバランスをとりながらひとつひとつ決めました。
きっと、我が家のように個人で移住する方やバンコクのインターナショナルスクールに親子留学したい方は、タイ移住の情報のなさに辟易しているかと思うので、誰かのヒントになればと思いこのブログに綴ります。
そして実際にタイ移住しようと思った時にはやはり資金面が気になると思うのでなるべく値段もオープンに紹介したいなと思います。
私自身、そういう情報が欲しかったから♪笑
私が海外移住・海外子育てを決めた理由まとめ
今回は私がタイ移住を決めた理由を簡単にお話しさせてもらいました。
住みたいから住む!
このシンプルな好奇心で行動し、新たな世界が開くのがすごく楽しみです。
タイ移住準備をされている方はリサーチが大変だと思うのでどんな小さな質問でも、気軽に聞いてください。
インスタのメッセージが一番早くお返事できます♪
また、タイに関する正しい情報は在日本のタイ大使館に聞くのが一番だと思います。
でもタイ大使館にに電話しても受付時間内なのになぜか出てくれないことも多いですよね。
それがタイらしさなので、慣れましょう。笑
ちなみに何度も大使館に電話してわかったのは、きっといつか電話に出てくれるので諦めずに電話かけまくると良い!ってことです。笑
タイ王国大使館・領事館の皆さんすごく優しいです♡
我が家はコロナ禍での移住だったので、コロナが明けた今はこのブログに書いてあることが古かったり、間違った認識もたくさんあると思いますので、ぜひコメントで優しく教えていただけると嬉しいです🥺💕
そんなこんなで皆さんよろしくお願いします。