バンコク近郊で象乗りができる施設をエリアごとにご紹介します♪【バンコク観光】

タイ旅行【観光地・街歩き】

 

こんにちは。

タイのバンコクが好きで家族で移住したなぽり@naho.thailandです♪

 

タイに行ったら象に乗りたい!

きっと多くの方がゾウとの触れ合いを楽しみにバンコク旅行にいらっしゃることかと思います。

今回の記事では、バンコク旅行でゾウと触れ合える施設をご紹介します。

バンコクではゾウに乗れない?!

 

バンコク旅行で象に乗ったよ〜♪

 

という話を聞いたりガイドブックで見たりすると思いますが、厳密にいうとバンコク都心には象に乗れる場所はありません。

象乗りをしたいなら一番近い場所でも車で40〜50分ほど郊外に行く必要があります。

 

ツアーに参加するか、車をチャーターする必要があるというわけです。

 

バンコク旅行で象に乗りたいなら日帰りで郊外まで足を伸ばす必要があるというのを頭に入れて旅程を立てましょう。

バンコクから、東西南北どちらの方面の郊外にも象乗りができる場所があるので、他に行きたい場所と組み合わせて旅程を立てるのがバンコク旅行をより充実させる秘訣です。

象乗りの注意点・押さえておきたいポイント

タイでの象乗りについての知っておきたいポイントをご紹介します。

象乗りの相場

タイでの象乗りは、20分前後のお散歩で大体ひとり400バーツ(1,600円)〜600バーツ(2,400円)が目安の相場です。

さらに濃く触れ合える象の水浴びを一緒に楽しむコースや1時間以上の触れ合いができるコースだと1,000バーツ以上になってくることもあります。

お散歩の最後に象さんが鼻でチップを求めてくるのがお決まりなので、それも予算に入れておいてください。(100バーツ前後)

乗る前にしっかり話をつけて

象乗りだけでなくどのアクティビティもそうですが、

  • 料金は全員分か?ひとり分か?
  • 子ども料金はいくらか?
  • 最初から最後までの料金か?(ギリシャでの話ですが「さっき言ったのは片道料金だから往復分だ」と後出しされたことがあります)
  • これ以外の料金は必要ないか?

を、最初に事細かに確認するのは海外の観光地では絶対です。

私は場合によっては、iPhoneのメモ帳に話した内容を書き留めることもあります。(タイではぼったくりが少ないのでそこまではしませんがもっと治安がひどい国ではします)

最初に確認という名の質問攻めをして「めんどくさそうな客だな…」、と思ってもらえたら過剰なぼったくりをされない可能性が高くなります。

 

対応が良ければチップを弾むのはとても良いと思いますよ♪

 

アユタヤ水上マーケットの近くの象乗りは注意

アユタヤ水上マーケットの近くの象乗りは悪い噂が…!

アユタヤには2つの象乗りができる場所が2つありますが、アユタヤ水上マーケットの近くにある方は悪い噂を聞きます。

例えば、最後に渡すチップが少ないと象から下ろしてくれないことがあったとかいう話も…

悪い口コミがある場所はなるべく行かないのが良いです。

日本人の私から見ても、日本人の観光客はあまり交渉をせずにふわっとしているように見えるので、最初からしっかり交渉や質問、会話をすることでぼったくりを予防しましょう。

バンコクで象乗りができる場所

ではここから、バンコク郊外で象乗りができる場所をご紹介します。

大きく4つのエリア(方面)に分けてご紹介します。

  1. アユタヤ方面
  2. ナコンパトム方面
  3. ダムヌンサドゥアック方面
  4. パタヤ方面

①アユタヤ方面

バンコクから北に1時間半ほどのところにあるアユタヤ。

世界遺産の古都して知られ、遺跡の観光に行く方も多いかと思います。

このエリアでは遺跡を見ながらのお散歩や、象に乗りながら遺跡をバックに写真を撮ることができるのが特徴です。

アユタヤのエレファント・キャンプ(400バーツ・子ども半額)

アユタヤには2ヶ所の象乗りがありますが、どちらかというと良いのがアユタヤエレファント・キャンプ

アユタヤで必ず行く遺跡群(アユタヤ歴史公園)の一角にあります。

こちらの象乗りは、遺跡を見ながらの象乗り。

他の象乗りと違い、アスファルトの車道を歩くのでゾウさんには少し申し訳ない気持ちになりました。

アユタヤ象乗り

アユタヤ水上マーケットのそばにある象乗り。

Googleマップでは「アユタヤ象乗り」という名前で検索すると出てきます。

ツアーで組み込まれていたので行ったことがありますが、広い遺跡がある敷地をぐるっと一周する感じで象に乗ることができます。

ツアーで行く限りはぼったくりがないですが、個人で行くと

  • 必要のないネックレスなどを売りつけてくれたり
  • 何百バーツもチップを請求してくる
  • チップをたくさん払わないと像から下ろしてくれない

などの口コミもありますし、私のブログの読者さんからの実際のタレコミも届いています。

人によるので一概には言えませんが、ここは避けた方が良いと思います。

サファリワールド(300バーツ)

アユタヤではないのですが、バンコクの北側なのでここに分類しました。

バンコクが誇る大きなサファリ。

キリンの餌やりやセクハラチンパンジーも人気のサファリワールド。

ここの象乗りは、直接象に乗れるのが1番の特徴!

実際に乗った友人の話を聞くと、象の皮膚に触れられて良い経験だったとのこと。

象のショーは見たけどライドするタイミングがなかったとの口コミもいただいているので、ご自身でスタッフに聞いてみてくださいね〜!

(日本と違って決まりがあってないようなものなので、お願いしたらどうにかなることも多い国ですよ)

②ナコンパトム方面

ナコンパトムはバンコクの西側。

ピンクの龍が渦を巻いたお寺やモルディブ風のカフェが人気です。

ハッピティニーカフェ(600バーツ)

バンコクからおそらく一番近い象乗りがハッピティニーカフェ

次に紹介するサンプラーン象園に併設される形で新しく作られた子ども向けの動物カフェです。

 

 

子ども向けなので、雰囲気が明るく居心地良し。

子連れの方にはおすすめできます。

象との触れ合いはこちらのカフェの中で行いますが、象乗りは併設されるサンプラーン象園に移動してお散歩します。

サンプラーン象園(600バーツor100バーツ)

昔からある象園です。

  • 象乗り
  • 本格的な象ショー
  • ワニショー
  • ワニの餌やり
  • 他の動物

など象以外のこともできます。

象乗りは2種類あり、

  1. どのタイミングでもできる園内を20分以上乗ってお散歩できるコースが600バーツ
  2. 象のショーの後にあるほんの5分ほど乗れる短時間のものが100バーツ

です。

小さい子なら短いのでも十分かも。

ワークパミットをお持ちの方は、600バーツのコースがタイ人価格の150バーツに割引されます。

③ダムヌンサドゥアック方面

この方面は、水上マーケットと電車が来るとお店が閉じる鉄道マーケットが有名。

チャンプアックキャンプ

ダムヌンサドゥアック水上マーケットとセットになってツアーが組まれていることが多いゾウ園です。

④パタヤ方面

個人的におすすめなのがパタヤに1-2泊し、バンコクへの帰り道に象乗りをしてくるという流れ。

日程に余裕がないと泊まりは無理かもしれないので、その際は比較的近い場所を選ぶと良いです。

エレファント・ビレッジ

一番人気と言えるのがパタヤのエレファント・ビレッジ

森の自然の中にある象園なので、池の中にもずんずん歩いて入っていってくれるのがスリル満点で楽しいです。

他の小動物がいたり、ニューハーフショーがあったり、象乗り以外にも見所があります。

サンクチュアリ・オブ・トゥルース

「タイのサクラダファミリア」と呼ばれるサンクチュアリ・オブ・トゥルースというお寺。

大人の方には満足度が高いかも。

エレファント・ジャングル・サンクチュアリ・パタヤ

ここは象乗りではなく、象と触れ合える保護施設。

象に乗せてもらうのは(働かせるのは)したくないけど、象に負担なく自然な形で触れ合いたいという方もいると思います。

そんな方に向けた施設かなと思います。

おすすめは?

最初にも言ったように、象乗りをするにはバンコクからツアーに参加するか車をチャーターすることが必要。

象乗りに1日はかからないので、他の観光の予定と合わせてどこで象乗りをするかを考えると良いと思います。

例えば

  • ダムヌンサドゥアック水上マーケットに行くならチャンプアックキャンプへ
  • アユタヤに行くならアユタヤエレファントキャンプへ
  • または子連れならアユタヤ遺跡+シーアユタヤライオンパークへ
  • 近場で水上マーケットと象乗りをしたいならハッピティニーカフェ+クローンラットマヨム水上マーケットへ

という形で、観光と象乗りをセットで考えるとスムーズかと思います。

ただ、私が今まで行った中には象使いの態度が厳しかったり悲しい気持ちになりそうになる象乗りもありました。

そういう意味で今まで一番気持ちよく象と触れ合えたのはハッピティニーカフェかなと思います。

象の保護施設である「エレファント・ジャングル・サンクチュアリ・パタヤ」も興味があるので行ってみたい。

子どもたちにもなるべく良い雰囲気の中で象と触れ合って欲しいです♪

バンコクで象乗りができる施設まとめ

バンコク近郊で象と触れ合える場所を紹介しました。

西洋の方々は動物愛護の点から象乗り施設を酷評される方も多く、今後世界的に象乗りへの賛否がどうなるのかなという微妙な風潮を感じます。

が、タイのでは昔から象と人間は共に働いたり戦ったりしてきた文化の一部だとも捉えられます。

個々に意見があると思いますが、私としては、子どもが動物を身近に感じることで生き物への優しい気持ちや親近感を感じられる良い経験に感謝しています。

皆さんにとっても、象との触れ合いが良い思い出になると嬉しいです♪