【スネークファーム】バンコク都心でヘビを学びふれあえる施設

タイ旅行【観光地・街歩き】

 

なぽり
なぽり

こんにちは。
家族でタイ移住したなぽり@naho.thailandです♪

 

今回は、バンコクのサムヤーン駅から徒歩でも行ける、ちょっとした冒険気分を味わえる、バンコクの隠れたスポット

スネークファーム

をレポします。

ヘビが苦手な方もいるかもしれませんが、ここはただの観光地ではなく、教育的でとっても楽しい場所ですよ。

バンコク都心で生き物を学んだり触れあったりができる場所を探している方は読んでみてください。

 

なぽり
なぽり

スネークショーもあるし結構楽しめる!

 

スネークファームとは

バンコクのサムヤーンにあるヘビについてを学べるのが「スネークファーム タイ赤十字協会)」。

タイ赤十字の一部であるこの施設は、正式名称を、

「Queen Saovabha Memorial Institute(クイーン・サオワバ・メモリアル研究所)」

と言い、

  • 毒蛇の研究
  • 解毒剤の製造
  • 蛇に関する教育と展示
  • 隣の施設では予防接種

などヘビの研究所兼展示施設です。

訪れる前は、「ヘビを首に巻いたりするショー」を楽しむだけの場所かと思っていましたが、実際に来てみるとしっかりとした病院の施設で、ヘビの猛毒から人間の命を守る研究がされている真面目な場所でした。

バンコクがこれほどの大都市に発展する前、そして今でも少し郊外に出ると、湿地帯が多く広がっており、今でも毒蛇が生息しているそう。

そのため、国民は常にヘビの危険と隣り合わせの生活を送っていることを、今回のデモンストレーションの解説で初めて知りました。

この研究所では、国民の命を救うためにヘビの毒を使った解毒剤の製造を行っているとのこと。

平日午前に行われる毒の抽出のデモンストレーションはとっても興味深く、専門家による解説を通して蛇の生態や危険性について学ぶことができます。(英語とタイ語のみ)

また、さまざまな種類の蛇を間近で観察することができ、観光と学びが融合した貴重な体験ができる良い施設だと思いました。

タイルもヘビ!

スネークファームの公式ページはこちら

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スネークファームへの行き方・アクセス

スネークファームへの行き方を紹介します。

  • MRT(地下鉄)「Sam Yan駅(サムヤーン駅)」から徒歩約7分
  • BTS(スカイトレイン)シーロムライン「Sala Daeng駅(サラデーン駅)」徒歩約9分

車で来園の場合、駐車場あり(無料)

サムヤーン駅からラマ4を東に進み、この看板が目印です。

Grabタクシー

GRABアプリを使い、目的地を「スネークファームタイ赤十字協会」または「Snake Farm」で検索し設定。

バンコク市内の主要エリアからの所要時間は約10~30分で、交通状況によりますが、料金は100バーツほどです。

スネークファームの入場料

スネークファームの外国人のチケット料金

  • 大人:200バーツ
  • 子供:50バーツ
  • 学生:100バーツ

 

なぽり
なぽり

タイ人価格はタイ文字で書いていました。笑

 

ワーパミ、タイの運転免許がある方は見せてみてください。

 

スネークファームの見どころを紹介

スネークファームの見どころをご紹介します。

毒の採取のデモンストレーション

まずぜひ参加してもらいたいのが、「毒の採取デモンストレーション」。

こちらは平日の11時〜の開催です。

このデモンストレーションは、毒蛇の毒を採取する様子を見ることができる教育的なプログラムでした。

蛇使い(スタッフさん)が毒の採取方法やその役割について詳しく解説してくれます。

バンコクを含むタイでの毒ヘビ被害については、このデモンストレーションの解説で話を聞くまで知らなかったのですごく勉強になりました。

ヘビ使いがヘビを捕まえ、毒腺からガラス容器に毒を絞り出す様子を間近で観察できます。

一見地味なショーかなと思いましたが、スリルと学びの両方がある良い経験になりました。

日本人は(少なくとも私は)毒ヘビの脅威を感じずに生きてきたという生活スタイルの違いからも、タイと日本の気候や自然環境の違いを感じました。

英語やタイ語がわかるともっと良いと思います…!

ちなみにガラスのお部屋の中でデモンストレーションが行われるので、毒ヘビが観客の方まで来ることはありません。

ヘビのショー

平日の14時〜、土日祝の11時〜は屋外でのスネークショーが開催されます。

ショーでは、スタッフがヘビを使ったパフォーマンスを行いながら、ヘビの特徴や習性についても教えてくれるので、ヘビへの理解が深まります。

私が参加した時はコロナ禍だったのでヘビを抱いての写真撮影はありませんでしたが、Googleマップの口コミを見ると今はニシキヘビを持って写真を撮ることもできるみたいです。

最新情報は問い合わせてみてください。

こちらの施設は再入場可能なので、平日の場合、午前11時の毒抜きショーを見た後に一度食事のために外に出て、再び14時のショーを見に来るという流れもOKです。

ショーの時刻

平日:11時〜毒の採取デモンストレーション/14時〜ふれあいショー
休日:11時〜ふれあいショー

ヘビの標本や歴史の展示

デモンストレーションも行われるこちらの建物の2階には、ヘビの標本や、ヘビと人間の歴史についての展示があります。

世界中に残る古代の絵から見たヘビと人間の関係に関する展示もあり、科学的な面だけじゃない展示内容が面白かったです。

さまざまな種類の蛇の展示

建物の1階、または屋外にはたくさんの品種のヘビが展示されています。

まさにスネークファームという感じ。

こでは間近で見ることができ、ちょっとした冒険気分が味わえます。

展示されているヘビたちはすべて安全に管理されているので小さな子どもでも安心。

室内の展示には英語の音声での映像が流れており、この時期ちょうどサイエンスの授業で生き物を習っていて「Reptiles」などの単語を覚えたばかりの長女にとってはより楽しめるタイミングでした♪

カフェ

入り口のチケット売り場付近に半屋外のカフェがあります。

ドリンクと軽食が売っています。

スネークファームへの持ち物

  • ワーパミまたはタイの運転免許(在住者)
  • 現金(在住者はタイの銀行アプリでも可)
  • タオル
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ/除菌ティッシュ

スネークファームまとめ

バンコク都心にあるスネークファームをご紹介ました。

バンコクの中心部で気軽に訪れることができる上、エンターテイメントと教育がうまく組み合わさったユニークなスポットだと思いました。

エアコンの効いた室内展示、休憩スペース、ちょっとしたカフェもあり、子連れでも割と快適。

クーラーで涼みながらのんびりとヘビについてを学ぶことができました。

平日には2回違うタイプのショーがあるので、お昼ご飯を挟んでぜひ両方を見学して貰えたらと思います。

ちょっと変わった観光をしたい方や、子連れで新しい体験をしたい方には特におすすめです。