
こんにちは。
家族でタイのバンコクに移住したなぽり@naho.thailandです。
世界的に有名なタイのお祭りの一つ、ソンクラン、通称「水かけ祭り」!
観光客にとっては水をかけまくるお祭りと思われがちですが、実はソンクランは、タイの伝統的なお正月だというのはご存知でしたか?
本記事では、観光客にとっての水かけ祭りと、タイの方々にとってのお正月の両方の面から、
バンコクでのソンクランの楽しみ方
について詳しく紹介します。
ソンクランとは
タイで毎年4月13日から15日にかけて行われるソンクラン(สงกรานต์)。
サンスクリット語の「サンクラーン=移行」を意味する、新年の行事です。

タイに3回あるお正月のうち、タイ人が一番大事にするお正月です
バンコクでは水かけ合戦のお祭りイベントという側面が有名になりましたが、本来は単なる水かけイベントではなく、家族と共に新年を祝う伝統的な行事です。
特に地方では、仏像への水かけ、年長者への香り水の儀式、寺院参拝などが今も大切にされています。
2023年12月にはユネスコの無形文化遺産に正式に登録されました。
日本のお正月と同じでバンコクから地方に帰る人が多いので、ソンクラン期間は人が少なくなりますよ。
伝統的なソンクランは何をする?
タイの旧正月を祝う伝統的な方法をご紹介します。
例えば、水かけ祭りに発展した「水をかける」という行為は、元々は遊びではなく、清めの儀式として行われているもの。
- 仏像に水をかけることで心身を清める
- 年長者に香り水をかけることで健康や長寿を祈る
など伝統的な儀式として水をかける文化があるのです。
他にもこの時期には、寺院を訪れ功徳を積む(タンブン)方も多いんだとか。
デパートのイベントやホテルのロビーにも水をかけるための仏像が用意されることが多いので、ぜひ体験してみてください。
観光客が盛り上がる水かけ祭りを楽しめる場所
水掛け祭りを楽しめる場所をご紹介します。
カオサン通り
バックパッカーの聖地として知られるカオサン通りでは、世界各国の旅行者が集まり、巨大な水かけイベントが開催されます。
シーロム通り
BTSサラディーン駅があるシーロム通りも、ソンクランが盛り上がる通りとして有名。
当日にバスでこの通りを通ったのですが、容赦なくバスの中にも水が飛んできました。
ちなみに、給水にもお金がかかりますよ。
バンコクのデパート
バンコクの中心部にあるデパートでも、毎年ソンクランの水掛けイベントを開催されます。
混雑が少ないことや、水質がまだマシそうなのでお子さん連れには比較的安心。
- セントラルワールドでは大きなウォータースライダー
- マハナコンも水着で入れるスライダー
- アイコンサイアムでは滝のような水掛けコーナー
などなど各地がお祭りモード。
仏像に備える花輪を作らせてもらえるイベントなどもありました。
ソンクランの衣装
現代流のソンクランの衣装といえばアロハシャツが定番。
水をかけられることを前提に、濡れても快適な服装を選ぶのがポイントです。また、防水バッグやスマホ用防水ケースも必須アイテムです。
一方で、伝統的なタイのお正月はタイの伝統衣装でお祝いします。
このような鮮やかな布を巻くのがタイの伝統衣装。
デパートやショッピングモール、スーパーマーケットでは
- アロハシャツ
- ソンクランのデザインのTシャツ
- ジョンクラバン(タイの伝統衣装のズボン)
- サバイ(肩に巻く布)
などなど一通りのソンクラン伝統衣装が揃います。
アロハシャツとタイの伝統衣装を合わせたこんな衣装もあり!
Sonkhruanの文字や絵が入ったTシャツも!
こちらはエンポリのソンクランコーナーですが、安いものでは200バーツを切るものもあってお手頃♡
アイコンサイアムでも水掛け祭り用のお洋服が売っていました。
水掛グッズはスーパーマーケットでゲット
ソンクランの伝統料理「カオチェー」
一年で1番暑いソンクラン時期にだけ食べることができる伝統料理「カオチェー」も興味深いです。
ジャスミンの香りをつけた冷たいご飯に、甘辛く味付けされた具材を添えた宮廷料理だそうで、今年ことは私もトライしてみたいと思っています。
バンコクのタイレストランでは、この時期の特別メニューとして提供されることが多いのでぜひ試してみてください。
バンコクでソンクランを楽しもう!まとめ
バンコクでの「水かけ祭り」と「タイの伝統的なお正月」の両方の側面からソンクランをご紹介しました。
ソンクランの水かけ祭りに繰り出すのも楽しそうですが、小さなお子さん連れだとちょっと不安…という方は、デパートのイベントに参加するのが良いと思います。
安全にソンクランを楽しんでください♪