【タイ国内旅行】5つ星ルメリディアンに泊まるにチェンライ癒しの旅

子連れタイ旅行オススメ集

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こんにちは。タイが大好きで家族でバンコクに移住したなぽりです。

 

タイ北部に位置するチェンライという都市をご存知ですか?

同じタイ北部のチェンマイは耳にしたことがあるかと思いますが、今回、チェンマイよりさらに山の中にある「チェンライ」という都市に旅行に行ってきました。

チェンライの山岳リゾートでの2泊3日での旅をご紹介します。

チェンライとは

タイ北部にある山に囲まれた都市、チェンライ。

チェンマイよりもさらに田舎のより自然や山に近い都市で、美しい自然と豊かな文化遺産、山岳民族の村々の独特な文化、コーヒーやカカオやフルーツなどのこの地で育った名産を楽しむことができます。

ドイトゥンという雄大な山の恵みを受けた都市です

また、メコン川に近く、ミャンマーとラオスとの国境に行ける冒険感も魅力。

なんと、場所によっては国境を越えることも可能!

現代アートや工芸も盛んで、仏教芸術と現代アートを組み合わせた新進気鋭なタイ人アーティストの作品、陶器、木の工芸、織物など、この地で生まれた作品の数々を楽しむことができます。

  • 山岳地帯ならではの民族の暮らしに触れたい方
  • ミャンマー国境を越える冒険を楽しみたい方
  • 自然の中でリラックスしたい方
  • カフェ巡りが好きな方
  • アートや工芸が好きな方
  • 人が少ない場所に行きたい方
  • ゴールデントライアングルの歴史にも興味がある方

にオススメしたい山のリゾート地です。

赤土の山にワクワク

チェンライの移動手段

チェンライへの移動と、チェンライでの移動手段です。

バンコク↔︎チェンライはタイベトジェットで

バンコクからチェンライへは飛行機で約1時間半。

現状、日本からの直行便はないので日本から来る方はバンコクで国内線への乗り換えが必要です。

今回はタイベトジェットを利用しました。

バンコクのスワンナプーム空港↔︎チェンライのベトジェットは毎日3便ずつあります。

ベトジェットを利用してタイの地方や東南アジアへの旅行をするのはこれで5回目ですが、毎回予定時刻通りに発着し問題なく利用しています。

バンコクで人気のタピオカのお店のタピオカミルクティーなんかもありました。

機内でのドリンクサービスなのに外と変わらない価格帯なのが嬉しい。

今回利用した便

便 名

スケジュール(現地時間)

運航日

VZ130

スワンナプーム発(06:30 チェンライ着(07:55)

毎日運航

VZ133

チェンライ発(15:25) スワンナプーム着(16:50

毎日運航

メーファールアン・チェンライ空港

チェンライにある空港は、メーファールアン・チェンライ国際空港です。

民族の演奏でお出迎え。

チェンライは小さい街なので、空港から市街地やホテルまで15分前後で到着します。

私が訪れた時は、タイランド・ビエンナーレ・チェンライというアートの祭典が街全体を挙げて開催されていたので、空港でも遊び心が見えました。

チェンライでの移動手段

チェンライでもGrabを利用することはできますが、多くの方がレンタカーをするそうです。

レンタカーの料金は時期や業者、車種によって違いますが、大体一日あたり700バーツ(2,800円)前後です。

空港にもレンタカーのカウンターがありますし、KLOOKなどの旅行サイトでも予め空港からのレンタカーを予約できます。

国際免許かタイの運転免許証を持参しましょう。

また、ドライバー付きのヴァンをチャーターすることもできます。

私は宿泊したル・メリディアンから予約してもらいました。

チェンライでのチャーターは9時間前後で2,000バーツ前後が相場とのことですが、これも時期や車の大きさ、ガソリン実費か込みか、山に行くか否かによって変わってきます。

ホテルや業者に問い合わせてみてください。

 

タイは日本と道路やハンドルの方向が同じなので運転しやすいです。

 

田舎なので運転は難しくないですが、山岳エリアに行く場合、慣れない山道が不安な方はチャーターをおすすめします。

 

チェンライの楽しみ方・アクティビティ

ではここから、チェンライ旅行の観光地やアクティビティをご紹介します。

  1. ドイトゥン(山の名前)の恵みや自然を楽しむ
  2. 山岳民族を訪ねるビレッジツアー
  3. 白・青・黒の3つのお寺
  4. ドイディンデーンポッタリー(窯元)
  5. お土産ならセントラルチェンマイ
  6. その他

1. ドイトゥン(山の名前)で自然の景色や恵みを楽しむ

チェンライの山岳地帯は元々、

  • 少数民族が焼畑をしながら移り住んだ歴史
  • 世界有数のアヘンの栽培エリアだった歴史(ゴールデントライアングルと呼ばれる)

があり、貧困、自然破壊、大気汚染、麻薬の蔓延などが問題になっていたそう。

それらの問題を撲滅し住人の生活を向上し持続可能なものとするために、40年ほど前にタイ王室主導で発足した「ドイトゥン」というプロジェクトがあります。

ドイトゥンというのはチェンライにある大きな山の名前です。

ミャンマー国境に位置するこの山に

  • コーヒーやカカオなどの栽培
  • 少数民族の文化を観光資源として確立
  • 少数民族の伝統的な織物や工芸
  • 王室の避暑地として美しい庭園

などの産業や観光資源を作り、住民が真っ当にお金を得る仕組みが作られました。

ちなみにドイトゥンというのは直訳すると、ドイ(山)トゥン(北部で見かける干支が描かれた旗)で、こちらがそのトゥンと呼ばれる旗です。

トゥン

タイのお正月であるソンクラーンでお寺にお供えするのがこのトゥンだそう。

だから干支が描かれているんですね。

 

タイ北部に行ったらぜひ見つけてみてください

 

駐車場やチケット売り場があるのは地図で言うとここを目指すと良いです。

整備された施設がありトイレも綺麗で安心です。

どのエリアだけでもいくつかの観光できる施設があります。

当時このプロジェクトを発足させた王妃が作ったという英国式庭園を見学。

チェンライの山から持ってきた希少な蘭の花や、外国から運ばれてきた数々のお花が並びます。

この地で栽培された、

  • コーヒー
  • カカオ
  • バニラビーンズ
  • マカデミアナッツ
  • 蜂蜜

などを使ったコーヒー、ドリンク、アイスクリーム、クッキーなどを楽しめるカフェもあります。

クッキーやマカデミアナッツはお土産にもピッタリ。

ドイトゥンの山岳民族をモチーフにしたアイスキャンディが可愛い!

タイ人の方も訪れていました。

タイの方にとっても憧れの観光地だそうです。

2. 山岳民族を訪ねるビレッジツアー

前項のドイトゥンプロジェクトの一環で、チェンライの山岳地帯に住む少数民族の村を見学するビレッジツアーも開催されています。

いくつかの村がありますが、私たちは「ラフ族」が住む村を見学しました。

50年前に祖先がミャンマーからタイに避難してきた民族だそう。

村人全員がキリスト教を信仰し、暦は中国暦(太陰暦)、祖先はミャンマーから来たが今は全員がタイ人としてIDを持っているとのことで、島国で育った私のの感覚としてはすごく興味深く感じました。

少数民族は自分たちの文化を大切に伝統を守ってきているそう。

ラフ族の遊びや踊り、実際に生活をしているお家を見学、お食事もいただき山岳民族を身近に感じることができました。

今回のチェンライ旅行で参加したアクティビティやお寺の中で、一番興味深かったのがこのビレッジツアーです。

村にはホームステイができる施設もあるので、ぜひ娘たちと宿泊してみたいと思いました。

こちらでのビレッジツアーもル・メリディアン・チェンライ・リゾートから案内をもらうことができるので宿泊する方はホテルにメッセージを送ってみてください。

3. 白・青・黒の3つの名所と巨大観音

チェンライの観光地として人気なのが「白・青・黒」と色で呼ばれている3つのお寺や施設、そして巨大観音です。

それぞれご紹介します。

①白い寺「ワット・ローンクン(Wat Rong Khun)」

チェンライで一番気になる観光名所といえば、通称「白い寺」と呼ばれるお寺。

一番有名で人気があるのがこちらの白い寺ことワット・ローンクンです。

このお寺は1997年にできたもので歴史としては浅いですが、チェンライの定番観光スポットとして人気。

建物全体が白く塗られているのは「ブッダの清浄さを表すため」なんだとか。

本殿に向かう通路には無数の人間の手がこちらに向かって何かを訴えています。

これがインパクト大!

お浄土なのか地獄界なのか、さまざまなアート作品があちこちに…

本物のお坊さんも参拝されていました。

ワット・ローンクン
入場料:100バーツ
オープン:8:00-18:00

②青い寺「ワット・ロンスアテン」

今回は時間が足りずに伺うことが出来なかった、青い寺こと「ワット・ロンスアテン」。

こちらも白い寺と並び、チェンライの名物寺として有名です。

白い寺よりもさらに新しく、2005年に建設が始まったそう。

こちらもアートの要素が強いと言われるお寺ですが、写真に収めたくなるユニークな美しさです。

③黒い家「バーンダム博物館」

こちらはお寺ではなく、タイの有名なアーティストの作品が集められたバーンダムミュージアムです。

バーン(家)ダム(黒い)という名前の通り中も建物も黒い!

タワン・ダッチャーニさんというタイ人アーティストの作品を集めた場所で、骨やワニ皮を使った神秘的で不気味なアートは好きな人にはグサッと刺さりそうな魅力。

強くて怖いアートがお好きな方はぜひ訪ねてみてください。

バーンダム博物館
入場料:80バーツ
オープン:9:00-17:00

ワット・フゥアイプラークン

こちらは高さ69メートルの巨大観音、ワットト・フアイプラクアーン

観音様の目の位置から景色を見渡すことができました。

こんなに巨大な仏像はなかなか登る経験ができないですね。

40バーツを支払うとエレベーターで登ることができるので安心してください♪笑

4. ドイディンデーンポッタリー(陶器の窯元)

チェンライで日本人にもとても人気なのがDoy Din  Dang  Pottery(ドイ・ディン・デーン・ポッタリー)という陶器の窯元です。

日本の唐津焼の人間国宝のもとで修行したタイの陶芸家と、日本人の奥様が30年ほど前にこの地を切り開いて作ったそう。

日本人の奥様から聞くご夫婦のヒストリーに聞き入ってしまいました。

陶器の工房や制作過程、アーティストであるご主人がご自身で設計した建築、絵画も楽しむことができます。

カフェもあり、陶器でいただくコーヒーは格別でしょう。

さっと歩いて見学するだけなら30分せずに見て周ることができますが、奥様のお話を聞かせてもらったり陶器のカップでコーヒーを飲んだり、買って帰れるお皿を吟味したり…

ぜひゆっくりできる時間をとって訪れてみてほしい場所です。

ドイディンデーンポッタリー
入場料:無料
オープン:8:30-16:30
定休日:日曜日

5. お土産ならセントラルチェンマイで

タイのショッピングモールといえばセントラル。

チェンライにもタイの大手デパート、セントラル・チェンライがあります。

チェンマイの名産品が一通り揃うので、ここに行けばお土産が色々買えてとっても便利。

フードコートではチェンライの名産である小さなパイナップル「プーレー種」のフレッシュジュースをいただいてみました。

沖縄のスナックパインのような芯まで食べられる小型の品種です。

もちろん、カオソーイなどのタイ北部のお料理もあります。

  • ロビンソンデパート
  • トップスマーケット(スーパー)
  • キッズが遊べるコーナー
  • 日本食レストラン
  • マクドやスタバなど日本人にも親しみのあるレストラン
  • お化粧品なども買える薬局(ワトソン)

などが揃っているので安心です。

6. 他にも楽しみ方たくさん!

チェンマイは他にも、

  • 象と生活できるホテル
  • ミャンマー国境を越える
  • ゴールデントライアングル(3国の国境やアヘン博物館)
  • シンハーパークでジップラインや動物と遊ぶ
  • チェンライ温泉
  • チェンライコーヒーを巡る

など、アクティビティが他にもたくさんあります。

バンコクでは体験できないチェンライならではの楽しみ方を見てください。

今回泊まったホテル【ル・メリディアン・チェンライ・リゾート】

チェンライ市街ならここに泊まればまず間違いない!と言い切れるほど良かったのがル・メリディアン・チェンライ・リゾート

チェンライ空港から車で15分、チェンライを流れる川のほとりに立つ大きなリゾートホテルです。

広い敷地、グリーンに溢れた癒しの空間、タイらしさを感じる建物、まさにタイ北部の自然の恵みを感じられる山のリゾートという雰囲気です。

一番スタンダードなお部屋に泊まりましたが、大きな窓があり、湯船もあり、バルコニーがあり、広々ゆったり過ごせる良いお部屋でした。

細かなおもてなしが嬉しい♡

経験上、田舎街では名の知れたホテルであっても手入れ不足や施設の老朽化を感じることが多いのですが…

ル・メリディアン・チェンライ・リゾートでのステイは不快なポイントはなく、とても良い滞在でした。

今回は1人での宿泊だったのでキングサイズベッド一台ですが、ツイン(ダブルベッド2台)のお部屋を指定すれば親子4人家族でも十分だと思いました。

大きなお子さんがいる方や友達3人で宿泊の場合は一泊1,530バーツでエクストラベッドを追加できます。

こちらは家族でも泊まれる広さの広めの客室。

このサイズの客室でツインの場合はクイーンサイズベッドが2台です。

自然を感じながらリラックスして贅沢な気分になれる良いホテルなので全力でお勧めします。

食事が美味しい

特筆したいのが、ル・メリディアンのレストランでの食事がとっても美味しかったこと。

タイ料理はもちろんですが、イタリアンレストランでの食事も山の中とは思えないほどの満足のクオリティでした。

こちらはタイ北部にかつてあった「ラーンナー王朝」の文化を受け継いだラーンナー料理。

小皿を丸いお盆に並べるのが特徴だそう。

レーテストレシピというタイレストランでいただくことが出来ます。

レーテストレシピのテラス席

また、川沿いにあるイタリアンレストラン「Favola」ではパスタ、リゾット、ピザなど子どもたちが喜ぶお料理を頂くことができます。

朝食では北部の名産であるカオソーイやチェンライで栽培されている小さなパイナップル、目の前で絞ってくれるフレッシュジュースも。

アフタヌーンティー

アフタヌーンティは川沿いのレストランで景色を眺めながら楽しむことができます。

2人用のセットが850バーツ(3,900円)なので、バンコクの価格よりもずいぶんお手頃♡

子連れもOKなので、家族でのんびりとお茶を楽しむことができます。

スパ

リゾートといえばスパやマッサージ。

ゆったりとした個室でのオイルマッサージが60分1,499バーツ(6,000円)なのはお得です。

私はオイルマッサージを受けましたが、タイマッサージも捨てがたい!

しっかり揉みほぐしたいならタイマッサージ、アロマで癒されたいならアロママッサージをお勧めします♡

ル・メリディアン・チェンライ・リゾートが本当に良かったので、別記事でさらに詳しいホテルの施設やステイの様子をご紹介したいと思います。

記事完成までお待ちください。

まとめ

ル・メリディアン・チェンライ・リゾートに泊まる2泊3日の贅沢なチェンライ旅行でした。

チェンライは山に囲まれた田舎の街なので、こういう所ほどホテルでの快適さが重要だと思います。

チェンライ市街で一番と言えるル・メリディアン・チェンライ・リゾートに宿泊したことで、静かで自然が美しい快適なホテルをベースにして山岳地帯などのタイ北部ならではの自然にもアクセスできるとてもバランスの良い旅行となりました。

自然と山岳地帯ならではの文化に触れる経験は子連れ旅行としても良いと思うので、次は子どもと一緒にチェンライを訪れたいと思います。

 

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