【2025年最新版】バンコクのおすすめ寺院巡りガイド|観光のポイントと注意事項

タイ旅行【観光地・街歩き】

 

こんにちは。

 

タイが好きで家族でバンコクに移住したなぽり(@naho_thailand)です。

 

タイの観光の定番といえば、お寺ですよね♪

今回の記事では、タイでの観光でお寺巡りを計画中の方へ、

  • バンコクの人気寺院
  • 子連れでも安心して訪れられる寺院
  • 参拝時の注意点
  • 知っておくとより楽しめる情報

などをまとめました。

この記事を参考に、バンコクでの寺院巡りをより充実させてもらえると嬉しいです♪

 

子どもはお寺にそんなに興味がないかもしれないけども!笑

 

バンコクはお寺だらけ!

タイにはお寺がいくつあると思いますか?

一説によると、タイ全土にあるお寺は4万、バンコクだけでも400を超えると言われています。

バンコクでお寺といえば、

  • ワット・プラケオ
  • ワット・ポー
  • ワット・アルン

三大寺院がよく紹介されますが、他にも山ほどお寺があるのです。

実際にバンコクに来てみるとわかりますが、ちょっと歩けばお寺、またお寺という感じで本当にあちこちにたくさん。

そしてすごいな〜と思うのは、どのお寺に行っても熱心に拝むタイの方々の姿があること。

「タイの方々の仏教への信仰心」という面から、タイという国の文化や国民性を感じられます。

観光向けの有名なお寺に行くのもいいですが、ホテルの近くで見つけた素朴なお寺にフラリと行ってみるのもタイの方々の日常を垣間見れて楽しいです。

 

私は「文化」や「宗教観」を知ることでその国を深く知っていきたいと思っているので、文化に興味がある方はお寺で熱心に祈るタイの方々を見て欲しいと思います。

 

お寺に行く前に知っておきたい「生まれた日の曜日」

日本人が血液型占いを信じているということを他国からは「面白おかしく」見られてるってご存知でしたか?☺️

他の国では気にも留めない「血液型」に日本人は傾向やアイデンティティを見出して性格の判断までもするのが日本の独特な文化。

同じようなニュアンスでタイでは

生まれた日の曜日占い

というものを多くの人が信じていて、自分の曜日を大切にしています。

例えば、

  • 生まれ曜日ごとの色
  • 生まれ曜日ごとの仏像(祈る仏像が生まれ曜日によって違う)
  • 生まれ曜日ごとの性格の特徴

などなど、色んな物を生まれ曜日を基準に考えたり占ったりします。

どのお寺にも10体くらいの仏像が並んだ一角があり、それらの仏像は一つずつ

月曜の仏像、火曜の仏像、水曜の仏像、、

と曜日ごとの仏像。

そして皆それぞれ自分の生まれ曜日の仏像に向けてお祈りをするのです。

お寺に観光行く際にはぜひ自分が生まれた生年月日の曜日を調べておいて自分の曜日の仏像にお参りしてみてください♪

自分の仏像を見つけられるかな?

曜日には色も割り振られている

生まれ曜日関連の小ネタをもうひとつ。

街でタイの国旗と一緒に黄色い旗を見かけることがあると思います。

現国王の旗なのですが、これは現国王が「月曜日生まれ」だから黄色なのです。

決して王室のテーマカラーが黄色なわけではなく、その時の国王の誕生曜日の色に合わせて王族の旗の色が決まります。

前国王も現国王も月曜生まれらしく、ここ数十年は王様関連の旗はずっと黄色いというわけです。

曜日ごとの色は以下。

  • 月曜:黄色(穏やかで協調性があり優しい)
  • 火曜:ピンク(情に熱く感受性豊かで活発)
  • 水曜午前:(論理的で知的、社交的)
  • 水曜午後:黒(洞察力があり冷静)
  • 木曜:オレンジ(学識があり教育者タイプ)
  • 金曜:(楽観的で社交的、美的感覚がある)
  • 土曜:(独立心と責任感と精神力)
  • 日曜:(リーダーシップ、決断力)

他の王族メンバーの誕生日が近づくとその人のための飾り付けがされますが、例えば

  • 王妃の誕生日が近いと街中の飾りや旗が紫に(土曜生まれ)
  • 国王のお母さんの誕生日の頃は飾りや旗が青に(金曜生まれ)

というように祝うべき王族メンバーの生まれ曜日の色に合わせて街の飾りの色が変わります。

タイのお寺でNGな服装

タイのお寺を参拝する際は服装に気をつける必要があります。

  • 男性の場合は、膝が隠れるズボン
  • 女性の場合も足が隠れるスカート、またはズボンと縦や腕が隠れるお洋服またはストール

がマストです。

王宮やワットポーの近くでは屋台で肌を隠す用のお洋服も売られているので、忘れた場合は上着やタイパンツを履いて服装を整えましょう。

スカーフやストールを巻いて隠すこともOKなお寺が多いので常に持ち歩いておくと日除けや冷房対策にも使えるし良いかもしれません。

タイ衣装で参拝するとより楽しめる♪

最近の流行りはタイ衣装をレンタルして参拝すること。

といっても正式にはタイ衣装を着て参拝する文化はないそうなので、完全に観光客向けのサービス。

格式高いワットプラケオなど、タイ衣装がNGなお寺もあるので注意が必要です。

ワットアルン、ワットパクナム、ワットサケットなどはお寺の近くでタイ衣装のレンタルショップがあるのでタイ衣装でも参拝が可能。

こちらの記事に幾つかのレンタルショップを紹介しています。

人気店では予約が必要ですが、ワットアルンの近くの屋台では予約無しでも借りられると思います。

 

 

チャオプラヤリバー沿いに貸衣装のショップが多いですが、プルンチット駅にもレンタル屋さんがあるので便利な場所を探してみましょう。

 

アユタヤでもタイ衣装をレンタルできます。

 

バンコクの有名寺院5選

では、バンコクで人気のお寺を5つご紹介します。

1. ワット・ポー|巨大な涅槃仏とタイマッサージの総本山

有名で人気No.1のお寺はワット・ポー。

私の友達や家族も、このお寺に行きたがる人が最も多いです。

1788年にラーマ1世によって建てられたバンコク最古のお寺です。

涅槃像は全長50m、高さ12mの巨大な仏像で、足の裏だけで5mもあるんだそうです。

私の周りでは三大寺院のなかではこのワットポーが一番人気。

理由はいくつかありますが、私の友達は

 

もし教科書やテレビでタイのお寺が出ててくるとすればきっとワットポーの巨大涅槃像だと思うから、本物を見せたい!

 

と、社会科の勉強のため(?)というの目論みもあるそうです。

私が思うワットポーの良さは、

  • 入り口からすぐに涅槃像があるので歩く距離が短くてすむ
  • 比較的日陰が多い
  • お寺を出てすぐの近辺に冷房が効いたカフェがある

など、暑さを凌ぎやすい点で一番子連れに向いていると思います。

 

帰りには近くにあるオシャレカフェにも寄れるのが良い♪

 

2. ワット・アルン|チャオプラヤー川沿いの美しい仏

ワットアルンも3大寺院の一つ。

3つの中で唯一、川の対岸にあるお寺です。

暁の寺とも呼ばれる美しい寺院は夕刻から夜にかけて本当に素敵。

中央の大仏塔は高さ約70mで、陶器の装飾が特徴的です。 

ワットアルン周辺にはタイ衣装のレンタル屋さんやカメラマンもおり、予約無しでも気軽にタイ衣装での撮影ができると若者に人気。

ワットポーの近くから渡し船が出ているので、ワットポーと合わせて行くことも可能です。

タイ衣装での撮影を希望される方はぜひワットアルンに行ってみてください。

 

お寺に行かなくても対岸から眺めるだけでも良いですよ♪

 

  • アクセス: ワット・ポー近くの船着場から渡し船で約5分。
  • 拝観料: 100バーツ(約400円)

3. ワット・プラケオ|王宮内の最も格式高い寺院

王宮内にあるワット・プラケオは、タイで最も神聖な寺院とされ、エメラルド仏を祀っています。

最も格式が高く、最も入場料も高いのもここ。

服装規定が厳しいため、肩や膝を隠す服装で訪れるようにしましょう。

ワットプラケオも悪くないのですが、子連れにはあまりおすすめしません。

というのも、かなりの広さの仕方がある王宮の中にあるお寺なので、日陰がない場所を結構な距離歩かないといけないから。

3〜5月頃の暑季は子どもやお年寄りには危険なレベルの暑さです。

エメラルドでできた仏像が拝める良いお寺ですが、暑さと歩く距離を考えると子連れなら他のお寺をおすすめします。

  • アクセス: MRTサナームチャイ駅から徒歩約10分。 
  • 拝観料: 500バーツ(約2,000円)

4. ワット・サケット|黄金の丘からバンコクを一望」

バンコク旧市街に位置するワット・サケットは、タイ語で「プーカオトーン(黄金の丘)」と呼ばれる人工の小高い山の上に建つ寺院。

約300段の階段を登ると、そこには美しい黄金の仏塔と、バンコクの街を一望できる絶景が広がります。

もともとはアユタヤ時代に建てられた由緒ある寺院で、ラーマ1世時代に現在の丘の形に整備されました。

頂上の仏塔には仏舎利(お釈迦様の遺骨)が祀られており、バンコク市民にとっても信仰の対象です。

夕焼けの時刻がとっても素敵です♪

  • アクセス: MRTサムヨット駅から徒歩約15分。 
  • 拝観料: 50バーツ(約200円)

5. ワット・パクナム|幻想的なエメラルドの天井画が魅力

バンコクのチャオプラヤ川を超えたエリアにあるワット・パクナムは、SNSでバズって有名になりましたが、古くからある格式あるお寺。

高さ69メートルの巨大仏像(プラ・ポッカラニ)と、宇宙のような幻想的な天井画が話題を呼び、観光客にも知られるようになりました。

白い仏塔「チェディ」に入り最上階に上がると、天井には深いエメラルドグリーンの天球と金色の曼荼羅が広がり、まるで宇宙空間に入り込んだような神秘的な空間が広がります。

  • MRT「バンパイ駅」からタクシーで約5分、徒歩約20分
  • 拝観時間: 毎日8:00〜18:00(仏塔内部は17:00まで)
  • 拝観料: 無料(寄付歓迎)

他にもある!楽しめるお寺

他にも私が好きなお寺はこちら↓でご紹介しています。

もちろんこれ以外にも美しいお寺がたくさんあります。

どのお寺に行ってもタイの方々の信仰心を感じることができるので、ホテルの近くにあるお寺にフラッと入ってみるのも面白いと思います。

ガチの願い事ならバンコク随一のパワースポット「エラワン祠」へ

お寺とはちょっと違うのですが、バンコクのパワースポットとして有名な「エラワン廟」も要チェック。

こちらはインド由来の神様を祀っている祠で、サイアムの街中にあります。

サイアム駅から歩いて行けるので、近くに行ったらサクッと寄ってみてください。

お願い事がなんでも叶うと超有名です。

叶ったらお礼参りをすることも忘れず…!

行き方やお参り方法はこちらの投稿で↓

日本人に人気!郊外にあるピンクガネーシャ

タイ・バンコク旅行で気になるお寺というと、ピンクガネーシャが根強い人気。

郊外にあるのでサッと行ける距離ではないので、日程に余裕ががある方のみ運転手を雇って行ってみるのも良いと思います。

「ピンクガネーシャ」があるチャンチューサオ県についての記事はこちら

 

 

「遠いけどわざわざ行ったのに思ったより荘厳さがなかった」という感想と「もう一度行きたいほど気に入った!」という感想どちらもいただいています!笑

 

【2025年最新版】バンコクのお寺巡りガイド|おすすめ寺院と観光のコツまとめ

タイのお寺について、タイの3大寺院と押さえておきたい人気寺院、そして私の好きなお寺をご紹介しました。

バンコクには有名なお寺以外にも、魅力的な寺院が数多くあります。

タイの方にワットポーとか行くの?と聞くと

 

入場料が必要なお寺は行かないよ〜他にもたくさんお寺はあるから!

 

と言っていました。

  • 観光地である三大寺院に行くのもよし
  • インスタ映えるお寺に行くのもよし
  • タイ人が日常的に行く無名のローカルのお寺に行くのもよし

Googleマップやインスタの写真を見てビビッと来たお寺に行ってみてくださいね♪

訪問前には服装や参拝マナーを確認し、各寺院の特徴を理解しておくとベター。

また、タイ衣装のレンタルや船での移動など、現地ならではの体験も取り入れてみてください。