
こんにちは。
バンコク在住5年目、毎日車を乗り回しています。
バンコクで車を運転しているのですが、運悪く今まで4回交通違反で罰金を払いました。
この記事では備忘録として、流れと対処法を記します。
ケース①駐車禁止の切符を切られた
ケース①は駐禁の罰金です。
駐禁から罰金までの流れ
駐車禁止のルールを知らずに置いた場所で駐禁を取られました。
「罰金を後払い」などいくつかパターンがあるそうですが、私の場合はタイヤにロックされていたのでその場で対処する必要が…
駐禁を切られた場所はアーリーの路上。

赤と白の縞々の側道は禁止なので気をつけてください〜
30分ほど食事をして戻ってくると、ドアに紙が挟まれていてタイヤには大きいロックが!!
見た瞬間に「ヤバ!」と思った通り、タイ語だけで書かれた駐車違反の切符。
すぐに翻訳アプリを使って翻訳しましたが、どこに行けば良いかまでは分かりませんでした。
結局支払いに行ったのはこちらでした→Googleマップ
困っていた時、たまたま目の前を原付に乗った警察官が通りかかったのでラッキーと思い声をかけて尋ねてみると
「罰金を支払うためのポリスに行け」
とのこと。(タイ語でしたがなんとなく)
Googleマップで調べてもらったけどちゃんと辿り着くか(Grabで行き先を指定できるか)不安!
と思っていたら、たまたま空車のタクシーが通りかかったのでその警察の方からタクシーの運転手に行き先を伝えてもらってメータータクシーで「罰金を払うポリス」まで向かいました。
駐禁を切られたエリアによって行く場所が違うそうですが、おそらく管轄内なので近いと思います。
事務所に到着し、タクシーにはその場で待っていてもらい、罰金を支払いに行きました。
値段の幅があるそうですが、私の場合は700バーツ。
現金で支払うと領収書を発行してくれ、手続きは待ち時間含めて15分ほどだったと思います。

この領収書は大切で、車検や登録更新のときに未払いがないかチェックされる仕組みになっているとネットで見ましたが車検がまだなのでわかりません!
支払いを終え、再び待っていてくれたタクシーに乗ってアーリーへ戻ると、なんと車にかけられていたロックはすでに外されていたのでびっくり!
どうやら事務所から現場へ即連絡が行って、罰金支払い完了するとすぐにでロック解除の指示が行くのかと思います。
実際に体験して分かったこと一覧
- 赤白のラインがある場所には駐車してはいけない
- 罰金の支払い先の事務所は違反場所ごとに指定される。
- 駐車違反の罰金は700バーツ前後(その後罰金金額の改訂があったかも)
- 手続きは短時間で終わる
- 領収書は必ず保管を推奨されている
- 支払いが済めばロックは外され、そのまま運転して帰れる。
駐車禁止の場所を見分けるポイント(ネット情報です)
- 赤と白の縁石
→ 完全に駐停車禁止。ここに停めると確実に違反。 - 黄色と白の縁石
→ 一時停車(荷物の積み下ろしなど)は可。ただし長時間は不可。 - 駐車禁止マークの標識
→ 青地に赤い斜線のマーク。時間帯で禁止が変わる場合もあるので要確認。 - バス停・交差点付近
→ 標識がなくても駐車禁止。取り締まりも多いエリア。 - 有料ゾーンと駐禁の違い
→ 人気エリア(アーリー、サイアム、スクンビットなど)は路駐が多いですが、係員がいる場所は有料駐車可、それ以外は駐禁の可能性大。 - 時間帯による変化
→ 昼は駐車OKでも夜は駐禁になる場所も。看板をチェック
ケース②悪徳警察の“チップちょろまかし”
続いて、Xでよく聞いていた「魔のラマ4高速入口の悪徳警察」によるチップちょろまかし事件です。
ラマ4の高速入り口で捕まった流れ
事件の(笑い)場所はラマ4通りの高速入り口付近。
サラデーンからルンピニ公園やワンバンコクを左手に進むと、高速乗り場がある(踏切がある)交差点があります。
以前からここに悪徳警察がいると聞いていたのですが、そこで交通違反の取り締まりをしていた悪徳警察官に止められてしまいました!
この交差点、車線が多いのもあり右折が結構ややこしい。
右折レーンが2つあるけど間違えると高速入り口に入ってしまうので急遽交差点内で右に車線変更してしまいがちなややこしい右折なのです。
そのややこしさで違反してしまった車を狙って、悪徳警官がどんどん車を(しかも新し目の車ばっかり)停めて、一台ずつ罰金を徴収するのですが…
ここで、聞かれるのが
「警察署に行って罰金払う?それともここで現金で1000バーツ払う?」
という選択肢。
警察署に行った際の罰金がいくらなのかがわからないのですが、ここで1000バーツで済ませたい運転手を狙って必要以上に取り締まっているんです!
渡したお金をサッと懐にしまい込み、領収書もなし。
その場で1000バーツは悪徳警察のポケットに直行!
これがいわゆる「悪徳警察のちょろまかし」。
思わず苦笑いしながら「タイだなぁ」と実感しました。
本来は違反の罰金は交通警察の事務所で正式に支払う仕組みで、領収書も発行されシステムに記録が残るそう。
同じ場所で2回やられたので悔しい…
ちなみに1回目は本当に現金がなく、1000バーツ(当時4000円ほど)の代わりに、日本円の1000円札を
「ジャパン!ジャパンのお金!!!」
と言ってそれで済ませてもらいました。笑

1,000バーツ払うのと比べて1/4ほどの金額で済んだのでよかった😇
悔しいですが、車を買ったばかりだったので「タイの洗礼」にドキドキしつつも内心ちょっと嬉しいw
ネタになるね〜と主人と話しました。
ちなみにこのあと、
- 信号ギリギリでの右折
- 後部座席のシートベルト
で止められてどちらも1,000バーツの罰金(ポケットマネー)を支払ったことがあるのでとにかく細かい交通違反に気をつけて!
アドバイス
- 本来は罰金の領収書をもらうのが正規
- ただし警察官と揉めるのはリスクが高そうだし場面で判断したほうが良いのかも?
- 外国人は狙われやすいのでスピード違反や車線変更など小さな違反にも気をつけましょう
まとめ
何事も経験してみると、話に聞いていた(想像していた)よりは難しくなく、どうにでもなるという感想です。
ただ、交通ルールをしっかり守っておけば無駄な罰金を払わずに済むので、この先はお金を取られないように集中して運転しようと思います。
バンコクやパタヤを車で走る方は、ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。

合わせて3,700バーツの罰金か〜もったいな😅