日本の運転免許/国際免許からタイの運転免許証に書き換える手順を詳しくレポします!【タイ移住生活】

 

こんにちは。

 

2021年に家族でタイ移住したなぽりです

 

タイ移住後にやるべき手続きの一つ

日本で発行した国際免許からタイの国際免許への書き換え

の手順や必要書類をまとめます。

2025年9月現在、バンコク近郊の全ての陸運局(チャトチャック/バンチャック/タリンチャン)で予約が必要です。

予約を取れるのは、2週間〜1ヵ月先になる場合もあるので余裕を見て準備しておきましょう。

 

なぽり
なぽり

国際免許の有効期限は1年間ですが、タイの免許の申請には残りの期限が「半年以上」と決まりができました。

 

半年の期限がないと別の書類が必要になるので、国際免許をお持ちの方は期限が切れる前に書き換え手続きをしておくと楽です◎

 

タイの運転免許を取得すると何が良いか

タイの運転免許証はタイ在住者の全員が必要なものではありません。

しかし、以下のような方はタイの運転免許があると便利なので、取得を検討すると良いと思います。

  1. タイで車を買って運転する人
  2. タイでレンタカーをして運転する予定がある人
  3. パスポート以外の写真付き身分証明書を持ち歩きたい人
  4. ワークパミットのようにタイの施設で割引を受けたい人
  5. 外国の運転免許を取得しておきたい人

このあたりです。

運転や身分証明はその通りです。

運転しない方でも持っておくとお得な理由は、

  1. 国立公園や美術館、映画館、動物園などにタイ人価格で入場できる
  2. 日本の運転免許が失効しても、タイの免許を持っていれば学科および実技試験を免除し日本の免許が再取得できる

です。

観光施設の入場料がタイ人価格で入れるというメリットが良いですよね。

全ての施設に適応ではないのですが、見せてみると割引になることもあるみたいです。

タイの運転免許取得(書き換え)に必要な書類

大きく分けて「国際免許※1」を使う方法と「日本の免許証+その英訳書類※2」を使う方法があります。

※1※2はどちらかでOKです。

  1. 国際免許(半年以上の期限が残っているもの)※1
  2. 日本の免許+大使館発行の免許英訳※2
  3. 在留届の提出証明書(30日以内)
  4. 健康診断の証明書(30日以内)
  5. パスポート(原本)
  6. 国際免許、パスポートのコピー

それぞれの書類について詳細です。

①国際免許(半年以上の期限が残っているもの)

日本で国際免許を日本で取得してきている方は、タイの運転免許への書き換えがスムーズです。

日本で日本の国際免許を取得する場合、

  • 手数料2,350円
  • 申請当日に取得可能(1時間弱ほど)

で簡単に発行されるので取得しておくと良いと思います。

国際免許をお持ちの方は、2番の日本の免許証+大使館発行の免許証英訳は不要です。

 

なぽり
なぽり

タイの運転免許のためだけならわざわざ国際免許を取得する必要はありませんが(手数料もかわらないので)、その他の国でも運転できるので持っておくのも悪くないと思います。

 

②日本の免許+大使館発行の日本の免許の英訳

日本で国際免許を取得していなくても、

「日本の免許+大使館発行の運転免許の英訳」

という書類で申請できます。

大使館発行の運転免許英訳は大使館にて申請、2日営業日必要、申請料490バーツ

で取得できます。

次に紹介する③の書類も大使館にて受け取りが必要なので、こちらの申請方法の方は大使館で2種類の書類を取得ということです。

申請書類の料金的な比較で言うと、

  • 大使館発行の運転免許証英訳
  • 日本での国際免許の発行手数料

がほぼ同額なので、タイ以外の国で運転する可能性がある方は国際免許を取得しておく方が汎用性は高いです。

日本の運転免許証もおそらく有効期限の残りが何ヶ月か必要かなと思うので、必要期限が確認でき次第追記します。

③在留届の提出証明書(30日以内)

これは在タイ日本大使館で発行してもらえるもので、発行日から30日以内と言う期限が必要です。

陸運局でしっかりと有効期限を確認されるので発行日に注意しましょう。

在留届提出証明書は、オンラインで申請すると翌日(正確には要確認)には日本大使館で受け取ることができました。

オンライン申請はこちらのページから。

値段は受領時に日本大使館で現金支払い、490バーツです。

④健康診断の証明書(30日以内)

健康診断証明はどこのクリニックで取得してもOKです。

バンチャック陸運局に行く方はバンチャック駅前に免許用の健康診断をすぐに発行してくれるクリニックがあるので、当日陸運局に行く前に取得することができます。

5分ほどで取得可能
値段は140バーツです。

 

なぽり
なぽり

血圧を測るだけでした。

 

クリニックのお休みだけは注意しておきましょう

 

他にも、DIMクリニック、ブレズクリニックなどの日系クリニックでは400バーツ前後で取得することができますし、タイのローカルクリニックでも出してもらえるので探してみてください。

私はシーロム駅すぐのクリニックで200バーツ、時間も15分ほどでできました。

⑤パスポート

原本が必要です。

⑥コピー

  1. パスポート
  2. 国際免許証
  3. 日本の運転免許証

は原本だけでなくコピーも必要です。

陸運局にコピー屋さんがあるのでそちらでもできますが(1枚2バーツ)、家でやっておくとスムーズです。

バンチャック陸運局でのタイ運転免許切り替えの手順【実際の流れ】

では、全ての流れを解説します。

1. 予約をする

2025年9月現在、予約がないと免許の申請ができないので、まずは予約しましょう!

専用のアプリでもオンライン予約が可能ですが、アプリ上では2〜3ヶ月後などかなり先まで空きが表示されていません。

陸運局行けば2週間後くらいから予約が取れたので、早めに予約をしたい方は予約のためだけに陸運局に足を運ぶのが良いと思います。

予約取得すればあとは簡単です。

2. オンラインで動画を見る

申請日までに自宅でオンラインにて約1時間のオンライン講習を受ける必要があります

こちらのウェブサイトにアクセスし、パスポートなどの情報入力し、ビデオを視聴。

1番最後にいくつかの問題のテストが出てくるのでそれを回答。

合格するとQRコードが表示されます。

このQRコードの画面キャプチャーを撮っておいて、当日の申請時に見せます。

当日しっかりQRの番号も確認されたので、人のもらったりするのではなく🤣自分でビデオを見てテストを受けて準備しておきましょう

④予約日当日:陸運局に行く

まず、入り口の受付にて番号を発行してもらいましょう。

予約の紙に8時〜9時と指定されていたので、その時刻に陸運局に行きました。

陸運局は7時半からオープンしているので早めに行って待つこともできますが、私が行った日は外国人の受付はがら空きで、8時ちょうどに到着しても待つ必要がありませんでした。

午後には外国人の受付にも長い列ができているのをよく見かけるので、朝一がいいですね!

②書類確認の窓口

続いて、入り口の受付に向かって左手にある13番窓口で書類のチェックです。

ここで書類を入念にチェックされ、有効期限などを細かく確認されました。

足りない書類はここで言われると思うので、臨機応変に対応しましょう。

私は、国際免許の期限が半年以上必要だとは知らずにこのタイミングで「あなたのこの国際免許では申請できない」と告げられました。

代わりに、「日本の運転免許証+大使館発行の英訳」という書類で申請できると教えてもらたので、その書類を取って後日出直すことにしました。

ありがたいことに「改めて予約をしなくても、次回はこのカウンターに2時半までに来たら続きの手続きをします」とGoogle翻訳を使って言っていただけました。

③目と反射神経のチェック

13番で書類のチェックが終われば、続いて17番の部屋で目と反射神経のチェックを行います。

目のチェックは表示される信号の色を見て、手元のリモコンにあるred/yerrow/blueのいずれかのボタンを押すだけ。

反射神経をチェックでは、青いライトでアクセルを踏み、赤になった瞬間にブレーキを踏むという簡単なチェックです。

間違ってもリトライさせてもらってるようだったので、そこまで緊張せずでオッケーです。

ここでチェックもらったら最後の段階です

④写真撮影

続いて、入口の受付に向かって右にある1〜8と言うお部屋の前で自分の番号を呼ばれるのを待ちます

ここは最後、写真を撮って免許を作成していただく部屋です。

ここでは呼ばれるのを待って、自分が呼ばれたカウンターで写真を撮ってもらって待つだけ。

写真を撮れたら3 、4分でほかほかできたての運転免許証を渡してもらえます。

「フィニッシュ ka」と言われ、これで無事運転免許ゲットです!

注意点

私は何かとタイミングが合わず3年越しの運転免許ゲットになってしまいましたが、基本的には必要書類さえあればとても簡単な申請です。

1番の山場は予約を取るためだけにわざわざ陸運局に足を運ばないといけない&大使館に行かないといけないめんどくささかなと思いました。

国際免許の有効期限は半年以上必要なこと(※日本の免許証の必要期限は確認中です)

さえ気を付けておけばOKです。

予約さえできたらもうこっちのものですね!

運転免許をゲットしてからまだタイ人価格への割引をしてもらった経験がないのですが、実際に割引ができる施設を見つけたら、こちらの記事に追記していこうと思います。

まとめ

持っていると何かと便利だというタイの運転免許証。

予約の壁さえ乗り越えれば、かなり簡単な申請なのでぜひやってみてくださいね!