こんにちは。
家族でタイ移住したなぽり(@naho.thailand)です♪
今回は、バンコクに一番近いビーチと言われているのが、チョンブリー県の「バンセーン」。
バンセーンはバンコクからたった1時間で行ける、タイ人に人気のビーチリゾート。
今回の記事では、
海を感じたいけどパタヤはちょっと遠い…
という方にもお勧めできる、日帰り旅行にも、週末の1泊旅行にもぴったりなバンセーンをご紹介します。
記事後半では私が行ったバンセーン1泊旅行の実際の旅程もご紹介します。
バンセーンとは
バンセーン(Bang Saen)は、タイのチョンブリー県にある地元の人々に人気のビーチリゾート地。
バンコクから約80km、スクンビットエリアからだと車で1時間ちょいでアクセスできます。
元々は漁村として発展した地元の人々の生活の場でしたが、近年ではバンコクからのアクセスの良さと学生の街ならではのオシャレなカフェが増えたことによって、近いビーチリゾートとして注目されるようになったそう。
外国人はパタヤへ、バンコクのタイ人はバンセーンへ行くことが多いんだとか。
長い砂浜と穏やかな波が特徴的で「バンコクから最も近い」タイ湾沿いのビーチエリアとして親しまれています。
パタヤへは車で2時間と少しかかるので、それより1時間も移動時間が短縮されるのは子連れにとってはとても魅力ですよね!
また「THE観光地」なパタヤとは異なり、バンセーンはローカルの雰囲気が残るのが特徴。
ロカール感じるゆるいさがあって個人的にはパタヤより好き!
バンセーンで楽しめることをざっと紹介すると、
- ビーチでのんびり
- シーフード系のタイ料理を堪能
- ファームや水族館など動物と触れ合える施設
- ちょっと独特なローカルのお寺
- なぜか日本がテーマの飲食店街
- 車があれば山も楽しめる
などなど。
観光地やおすすめレストランは記事の後半(こちらからジャンプ)でご紹介しますね♪
山の中で1泊のグランピングをし、翌日にバンセーンの海で遊ぶこともできます♪
バンセーンへの行き方・アクセス
バンセーンへ行く際に考えるべきことは、交通手段です。
バンコク(スクンビットエリア)からバンセーンまでは車で1時間ほど。
日帰りか1泊するかでベストな方法が変わるのでそれも併せて4つの交通手段をご紹介します。
高速バスでバンセーンに行って現地ではGrab・レンタルバイク・ソンテウで移動する方法が最も安いですが、子連れでいくつかのスポットをまわるなら、素直に運転手1日チャーターして行くのが楽で良いと思います。
の4つの方法を説明します。
①運転手付きの車をチャーターする
日帰りの場合の一番おすすめは、運転手をチャーターする方法です。
おすすめの理由としては、
- 時間内なら行きたい複数の場所を全て回ってもらえる
- 移動がスムーズなので時間の効率が良い
- 大きな荷物を車に置いて身軽に観光できる
- 移動中に休める
など、最も「楽に」たくさんの場所に訪れることができると思います。
値段は運転手や車の大きさによって違いますが
- 8〜12時間のチャーターで2,000〜3,000バーツ
くらいが相場価格かと思います。
チャーターを予約する際の注意事項としては
- ガソリンや高速代が込みか(別途ならいくらくらいかも確認)
- 行きたい場所に全て回ってもらえるか
- 業者を通す場合はドライバーへのチップは別途払う(100〜数百バーツ)
などです。
あらかじめ行きたい観光地を伝えて必要な時間をすり合わせておく方が安心です。
1日運転手付きチャーターの業者はどこに頼む?
- Klook
- KKday
- ABIDECK
- オールパタヤ
- 都レンタカー
- 過去にお願いした運転手に直接交渉
などを比較してご自身の条件に合わせて選びましょう。
どの会社を使っても運転手の質はほとんど同じと思いますが、日系業者にお願いした場合は何か問題が起きた際に日本人が入ってくれるのでいざと言う時には良いかもしれません。
②レンタカーで自分で運転
国際免許をお持ちで運転に抵抗がなければレンタカーも自由で快適で楽しいです。
バンコク中心部からは高速道路と下道を使って1時間少しで行くことができるし、特に高速道路の運転はそんなに難しくないので私も自分で運転して行きます。
運転手をチャーターするすると時間が気になったりしますが、自分の運転なら時間に追われることなく(朝も出発時刻を気にせず)行けるので個人的には好きです。
高速代は片道150バーツ程かと思います。
もちろん自家用車がある方は自分の車で✌️
③ Grabで都度車を呼ぶ
基本的にバンコクからバンセーンも、バンセーン内での細かい移動も、全ての移動がGrabタクシーでも可能です。
※ただGrabはその時のタクシーの状況次第なので値段や待ち時間がどのくらいなのかは確実ではありません
運転手をチャーターする場合と比較してのデメリットは
- その都度Grabを呼ぶ必要があるので待ち時間が発生する
- 荷物をずっと運ぶ必要がある
- Grabを捕まえられなかった時が大変
ということです。
バンセーンビーチあたりは人が多いのでタクシーやバイタクも簡単に捕まりますが、中心地から少し離れた場所から帰りたい場合や山から移動したい場合はちょっと不安かなと思います。
バンコク⇄バンセーンの往復Grab料金は片道1,500バーツ前後なので、往復+現地の移動と考えるとチャーター料金とさほど変わらないので、日帰りの方はチャーターが良いかなと思います。
④バンセーンまでバスで行って現地ではGrab移動
お金を節約したい方はこれ。
エカマイ駅にあるバスターミナルから高速バスに乗ると、最も安く
- 110バーツ
- 1時間半ほど
でバンセンに行くことができます。
バンセーンに着いてからのの移動はGrab・レンタルバイク・ソンテウなどまた別途移動手段を考える必要があるので不便さはあるかと思いますが、金額的にはかなり節約できそうです。
バンセーンの観光名所・遊び場【6選】
バンセーンでの観光地・アクティビティをご紹介します。
①バンセーンビーチ
バンセーンといったらまずはビーチ。
長い砂浜にビーチチェアが大量に並んでいます。
パラソルの下で日陰で休めるビーチチェアは一つ50バーツほどで1日中レンタルできるので、借りてゆっくりするのが定番。
地元の人々もたくさん週末に訪れるようで、昭和の雰囲気も否めないローカル感感じられるビーチです。
ビーチにあるチェアに座って海鮮のタイ料理を食べることもできるので、気に入ったお店の近くに座り注文してみてください。
南北にながーいビーチなので移動用のレンタル電動チャリもあり、100バーツほどで借りられて便利。
②マングローブを見学
バンセーンの海辺にはマングローブが生い茂る部分も多く、マングローブを身近に学ぶための施設がいくつかあります。
私が訪れた「マングローブ・フォレスト・コンベンションセンター」という無料の施設は、海の上に歩道が整備されていてそこを歩きながらマングローブにすむ生き物を見つけることができました。
とても大きいトビハゼがたくさんいて、小さな子も見つけやすく盛り上がりました。
子どもたちにも印象が強かったみたいで、そこから何週間かトビハゼごっこをするくらいハマっていました。笑
- トビハゼ
- カニ
- 白鷺や他の鳥
- ヘビ
などを観察でき、生き物が好きなうちの子達はとても楽しめました。
ジャンボトビハゼ
桟橋の上をぐるっと一周歩く形なので湿地に降り立ったりボートに乗ったりはできませんが、橋の上からでも魚をしっかり見ることができました。
日差しがキツいので日傘や日除けのタオルなどは必須です!
入って右に行くと吊り橋がありました
③バンセーン水族館(The Institute of Marine Science, Burapha University)
バンセーン市街にあるブラパー大学の一角にある海洋科学の研究施設兼水族館です。
週末はタイ人の家族やカップルでごった返していました。
施設は古さを感じいますが思ったよりも規模が大きく充実しています。
見どころは週末は1日2回開催される餌やりショーだそう。
スキューバダイバーの方が魚に直接餌をあげるのをみることができました。
④アルンファームビレッジ
入場無料、体験有料のビレッジ。
色々なアクティビティーがあります。
結構広い敷地で比較的清潔感もあり、楽しく餌やりをすることができました。
週末はアクティビティの種類も多いようなので、前もってアクティビティを確認しておくと良いかも。
自転車のレンタルや遊具もあり、涼しい日ならしっかり体を動かして遊べます。
⑤地獄寺【ワット・サン・スック(Wat Saen Suk)】
「地獄と天国」をテーマにした像があるユニークすぎるお寺、ワット・サンスック。
地獄の苦しみや罰を表現した像は衝撃的で、ある意味今まで行ったお寺の中で最も記憶に残り勉強になったかもしれません。
このお寺は子どもたちに道徳的なメッセージを伝える目的で作られているらしく、うちの子も「地獄に行きたくない…」となっていたので効果覿面です!!笑
興味がある方は一見の価値あり。
入場は無料、お供えのお花とろうそくのセットは20バーツです。
⑥タイにある日本
バンセーンになぜか続々と増え続ける日本をモチーフにした飲食店街に立ち寄ってみては。
- バンセーン魚市場
- バンセーン都心
など一見本当に日本に見えるちょっとしたテーマパーク感あるお店が面白い。
⑦山の中のカフェ
バンセーンは海のイメージが強いですが、東に30分ほど車で走ったバンプラーというエリアには山があり、キャンプ場や自然の中のカフェが点在します。
カオキアオ動物園がある山と同じ山です。
こちらはThe Hidden Falls Cafe(ヒデンフォールズカフェ)。
清流というほどは綺麗な水ではないですが、川の中にテーブルが置いていて自然の中で一休みすると気持ちいい。
このカフェがあるバンプラーは厳密にはバンセーンのお隣のエリアですが車で30分くらいの距離なので、日帰りで海と山の両方を楽しむこともできます。
気になる飲食店をピックアップ
私が行った&調べた中で良さそうだったカフェやお店をご紹介します。
Google Mapでも調べられるので地図を見ながら行き先を決めるのもオススメです。
①Seafood Club
ビーチ沿いにあるシーフード系のタイ料理レストラン。
毎日20:30〜見応えあるファイヤーショーが行われるので観光気分を感じられました。
お料理は全体的に普通でしたが😅プーパッポンカレーは結構美味しかったです。
② ムンアロイ (Moom Aroi Bang Saen)
バンセーンで有名なシーフードレストラン。
海沿いの景色抜群のロケーションで新鮮な魚介系タイ料理をいただけます。
日本人の中でも、このエリアでは一番と言っていいくらい人気のお店です。
③富豊
Googleマップの口コミが1万件を超えていたのが気になって行ってみたヤムチャ(点心)のお店。
中華っぽい可愛らしい内装で、テンションが上がりました。笑
ここの飲茶はオーダー形式ではなく、冷蔵庫に陳列された小皿を自分で取る方式。
冷蔵庫が5台ほど並びます
冷蔵庫に陳列されている小皿を好きなだけ選んでお盆に乗せてレジに持って行くと、その場でお支払い。
小皿たちはそのまま厨房で蒸してくれて、お席に届けてくれるという流れ。
一皿ずつの値段はわかりませんでしたが、料金を頼んだお皿の数で割ると一皿30バーツでした。
お茶とお水は無料
⑤海の街バンセーンならではのビーチクラブがたくさん
他にもモダンなデザインの海沿いカフェ兼レストランがいくつもあります。
夕焼けからのマジックアワーが最高の雰囲気。
- Sea Salt Bang Saen
⑤オシャレカフェも増えてます
学生の街でもあるバンセーンは、おしゃれ風なカフェもどんどんできているみたい!
バンセーンの宿泊施設
①Atrantic Manor(アトランティックマナー)
②Take Time(グランピング)
【実録】バンセーン1泊旅行の旅程を公開
私が実際にバンセーンへ1泊旅行をしたときの旅程をご紹介します。
バンセーンはそれほど広い街ではないので大体は30分以内で移動できます。
この旅程を参考に、先ほどご紹介した観光地やお店の中から気になる所を当てはめて理想的な旅程を組んでください。
11:30 バンコクを出発
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12:30 ヤムチャランチ
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13:30 マングローブを見学
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15:00 ホテルにチェックイン
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15:30 ホテルのプールで遊ぶ
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18:30 海辺のカフェでサンセット
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19:00 夕ご飯
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20:30 ファイヤーショーを見学
2日目
8:00 朝ごはん
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9:30〜12:00 海で遊ぶ
▽
12:30 餌やり
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15:30 バンセーン水族館
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16:00 日本食レストランでランチ
▽
17:30 地獄寺を見学
▽
18:00 バンコクに向けて帰路(1時間で到着)
バンセーンまとめ
バンコクからの近さ、手軽さが何よりも魅力のバンセーンをご紹介しました。
バンセーンでは海辺のゆったり感を感じられること、おしゃれカフェやファーム、お寺などの立ち寄りスポットが充実しているのが魅力。
夜は海辺ならではのシーフードを楽しみつつ、リゾートかんとローカルの雰囲気を存分に楽しんでください。
パタヤのような派手さはないけど、むしろそれがいい!
うちの子たちも
パタヤは遠くて嫌やけど、バンセーンは近いから良いわ!
と言っていました。
週末1泊でリフレッシュするにもちょうど良い距離感なので、次のお休みのお出かけ先に検討してみては♪