
こんにちは。
タイ在住のなぽりです。
今回の記事ではバンコク近郊にある博物館をご紹介します。
国立博物館
バンコク国立博物館(Bangkok National Museum)は、旧王宮の一部を利用して1874年に開設されたタイ最大の博物館。
仏像や絵画、王室調度品、民族衣装など、先史時代から近代までの豊富なコレクションを所蔵し、タイの歴史と文化を体系的に学ぶことができます。
最寄りはMRTサナームチャイ駅から徒歩圏内で、王宮やワット・プラケオにも近いため観光とあわせて訪れやすい立地です。
日本人のボランティアさんが日本語で解説してくれる日もあるので、可能であればぜひその日に合わせて行って理解を深めるとさらに良いと思います。
チュラロンコン大学 自然史博物館
動物の骨格標本や人間の赤ちゃんのホルマリン漬けなど生き物の標本が展示されています。
大学の一角にある、理科室のような施設。
寝ても覚めても動物が好きな次女はここが大好き。
規模は大きくないですが人体模型や赤ちゃんのホルマリン漬けなども実際に見ることができます。
入場は無料ですが、大学の施設なので土日祝は閉館しています。
チュラロンコン大学 人体博物館
本物の人間の解剖を間近でみられる入館無料の博物館。
といっても大学の教室2室ほどに人体が展示されている感じです。
日本で発行されている人体解剖図鑑のモデルになった人体のようです。
一度行ってみましたが、産毛が見えたりして生々しく結構衝撃が強かった・・・!
医学に興味があるお子さんには良い機会だと思います。
撮影禁止なので写真はありません。
学生が行き来するチュラロンコン大学構内に入るだけでも楽しいです。

バンコクには人体解剖に関する博物館が2つあり、シリラート大学の医学博物館が有名ですが、チュラロンコン大学の人体博物館の方がリアルで個人的には衝撃が強かったです。
本物の人間はちょっと怖いので、興味がある子だけ連れて行ってください。
チュラロンコン大学 地学博物館
地学について学べる小さな博物館です。
外には恐竜の人形が置いてあって楽しそうに見えましたが、入ってみるとそんなに楽しめるものは少なかったです😅
こちらも大学の教室にあるものなので、土日祝はお休みだと思います。
タイ赤十字 スネークファーム
スネークショーや蛇を首に巻く体験もできるスネークファームは、毒蛇による被害を研究するための医学のための施設。
毒を採取するショーも結構面白いのでショーの時刻に合わせて行ってみてください。
サイアム・サーペンタリウム(Siam Serpentarium)
サイアム・サーペンタリウム(Siam Serpentarium)は、バンコクのスワンナプーム空港近くにある蛇の博物館。
蛇の誕生から成長、生態までを映像・立体模型・実物展示で学べるゾーンや、多種多様な蛇の展示室があります。
さらに蛇のショーは、時刻が決められているのではなくお客さんが来るたびに開催してくれるので時間を気にすることなく訪れることができました。
併設カフェでは蛇との写真撮影もできます。
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子ども博物館
チャトチャックウィークエンドマーケットにある子ども向けの施設。
遊具、水遊び、レゴ、ストライダー、化学実験、アート、クッキンぐなどなど色んな遊びが全て無料で体験できます。
パスポートを見せる必要があるので忘れないでください(写真でもOK)
ママはチャトチャで買い物に熱が入りますが、パパと子どもにとっては灼熱の苦行でしかないので…
ぜひこちらの無料の施設で遊びながら楽しくママを待ちましょう。
NSM Science Square
NSM Science Square(エヌエスエム・サイエンススクエア)は、バンコクのラチャダー通りにある商業施設「The Street Ratchada」5階にある科学学習センターです。
毎日10:00~19:00に開館しており、大人の入館料はわずか20バーツ。
子どもや学生、高齢者、障がい者は無料で利用できます。
展示のテーマは「SCREAM(Science, Coding, Robotics, Engineering, Art, Mathematics)」で、科学からアートまで幅広い分野を体験型で学べるのが特徴。
ワークショップに参加しなくともいくつかの物理実験で遊ぶことができました。
この場所だけに行くというよりもナイトマーケットの前に子どもを遊ばせるために寄るくらいで満足できる規模かなと思います。
館内には、想像力、実験、自然、数学、小さな子ども向けなどなど、多彩なゾーンが揃っています。
基本全てタイ語なので説明の理解はいまいちで残念でしたが(タイ語ができない自分の責任!)日本語を話せるタイのボランティアの方もいらっしゃって解説していただきました!
鉱石博物館
ロック&ミネラル博物館(Rock and Mineral Museum)は、パヤタイ駅やビクトリーモニュメント駅の方面にある地質資源省管轄の博物館です。
小さく古い博物館ですが、タイ国内外の鉱石・鉱物・化石を展示し、採掘現場を模したトンネルなど体験的な演出も楽しめます。
入館は無料で、平日8:30〜16:30に開館。
年季を感じますが鉱物標本やインタラクティブ展示があり、無料だし気軽に行ける穴場スポットです。
ジムトンプソンの家
ジム・トンプソンの家(Jim Thompson House)は、BTSナショナルスタジアム駅から徒歩約5分の場所にある観光スポットです。
アメリカ人実業家ジム・トンプソンが暮らした伝統的な木造タイ建築で、現在は一般公開されています。
館内には彼が収集した東南アジアの美術品やアンティークが展示され、ガイド付きツアーで詳しい解説を聞くことができます。
実際に生活していた古い建物を見学しながら、昔の食器や骨董を見せてもらえるという感じ。
緑豊かな庭園も見どころで、都会の中心にありながら静かな雰囲気を味わえる点が魅力です。
ぜひ併設のレストランで食事も楽しんで。
シリラート医学博物館
シリラート博物館(Siriraj Medical Museum)は、チャオプラヤー川西岸にあるタイ最古の国立病院「シリラート病院」内にある医療・医学系の博物館です。
通称「死体博物館」とも呼ばれ、病理学、法医学、解剖学、寄生虫学など6つの分野に分かれた展示があります。
ホルマリン漬けの臓器や実際の人体標本、寄生虫の展示など、生々しい内容も多く、医学教育用としての役割が大きい施設です。
最寄りはBTSシーロム線「サパーンタクシン」駅からチャオプラヤエクスプレスというボートに乗り、「シリラート桟橋」下船すぐ。
子連れでわざわざ行く場所ではないかもしれませんが、興味がある人にとっては衝撃的でありながらも、医学や人間の体について深く学べるユニークなスポットです。
まとめ
バンコクの博物館をご紹介しました。
子どもとのお出かけ先としても楽しい場所がほとんどなのでぜひ行ってみてください。
子どもとお出かけできるカフェや遊び場はこちらで紹介しています。