【タイ移住の生活費を大公開!】家族でタイ・バンコク移住1年目にかかった費用を発表します♪

バンコク生活

 

こんにちは♪2021年4月にタイ移住したなぽり@naho.bangkokです。

 

タイに来てもう1年が経ちました。が…そんなの絶対嘘だ〜!😂

 

と叫びたいくらい一瞬で過ぎた1年でした。

大変なこともありましたが、圧倒的に楽しさが勝るタイ移住生活1年目でした。

今回は、4人家族の1年間のタイ移住生活でかかった費用の総額を発表したいと思います。

これからタイ移住を考えている方に参考にしていただけるかと思うので勇気を出して金額を暴露します。

2021年のことなので円換算は1バーツ3.5円で計算しています。
2024年現在は1バーツ4.2円ですので同じ生活レベルで生活したとしても円換算すると高くなります。

家族構成など我が家についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

いきなり総額を発表!!

さて、最初に総額を発表しちゃいましょう。

我が家がタイ移住一年目でかかった費用は…

670万円

でした。

 

どの国でも、生きるってお金いる!🤑

 

ちなみにこの金額は、以下の費用は含んでおらず、基本的な生活の部分だけの費用です

  • コロナ禍の隔離ホテル費用(30万円)
  • 日本でのPCR費用(6万2000円)
  • 渡航の飛行機代(7万円)
  • バンコクでの入院手術代(40万円)
  • 寄付(?)

では、内訳や詳細をご説明します。

タイ移住一年目の大前提

このブログでことあるごとにお伝えしていますが、タイを一言で表すと

「ピンキリ」

という言葉がピッタリだな〜と思うほど、選ぶものによって必要なお金が全く違ってきます。

今回暴露する我が家のタイ移住1年目の生活費は、

  • バンコク都心で
  • かなり節約気味で

選んだ結果の生活費です。

でもこれよりもっと費用を下げようと思うと住む場所や食材を買うスーパーを変えることで全体の生活費が下がりますし、節約を意識しないで気に入ったものを選んでいくとすると学費、家、食費などきっと数倍の生活費がかかると思います。

現に、2年目以降は

  • 学校を転校して学費が2倍以上
  • 引っ越しをして家賃が2倍以上
  • コロナが明けて外食、お友達とのお出かけ、旅行

が増えて交際費や遊び代はドーンと増えました。

 

1年目でタイ生活がどんなものか大体わかりお金の心配がなくなったので、今は我慢なく快適に暮らしています。

 

1年目はいつ急にどんな事件事故が起こるか未知だったのでなるべく出費を抑えていました。

 

こちらの記事↓は半年目で書いた生活費の記事ですが、こちらにも我が家のタイ生活一年目の大前提や詳細を書いているので併せてご覧ください。

 

 

タイ移住で1年間にかかった費用、内訳は?

それぞれの項目ごとに解説します。

  1. 家賃
  2. 光熱水費・ネット・携帯代・浄水器
  3. 食費・日用品・消耗品
  4. 外食・レストランのデリバリー
  5. 子どもの用品・遊び場
  6. 家具・家電・キッチン用品
  7. 日常の交通費
  8. 学費
  9. 旅行
  10. 任意の医療保険
  11. 病院代
  12. ビザサポート費用
  13. 夫婦のお小遣い

1. 家賃

183万円

我が家が1年目に住んだ家はこのような条件です。

  • 家賃43,500バーツ(152,000円)×12ヶ月
  • 80平米の2ベッドルーム(2LDK)
  • MRTペッチャブリ駅から徒歩2分(火タラの近く)
  • アソークまで徒歩圏内
  • コンドミニアムなのでハウスキーピングサービスは無し
  • プール・ジム・キッズルーム・プレイグランド・スカイラウンジ・ライブラリー有り

移住1年目はなるべく固定費を下げたかったので、比較的手頃な家賃の家を選びました。

スクンビットエリアから少し外れていますがアソークにも歩ける便利な立地です。

1年経ちタイ移住生活の塩梅がわかってきたので、2022年は家賃も広さも2倍以上のお家に引っ越します。

 

 

光熱費・ネット・携帯代・浄水器

21万円

これらも、タイ生活で必要なものですね。

浄水器はキッチンのみに設置していますが、引越し先ではお風呂やシャワーにも設置できたらいいなと思っています。

月々 合計(12ヶ月)
電気代 毎月2000バーツ 90,000円
水道代 毎月約300バーツ(1,050円) 15,260円
ネット(true) 641バーツ(2,243円) 27,000円
携帯代(AIS) 373バーツ(1,300円)×夫婦分 31,000円
浄水器 900バーツ(3,150円) 38,000円

食費・日用品・消耗品

108万円

食費と日用品は平均すると10万円/月に納められましたが、月単位で見ると過ぎる月もありました。

節約を意識してこの値段なので、何も考えずに生活するともっとかかるはずです。

こちらは食材、デリバリーご飯、ティッシュ、シャンプー、ゴミ袋などの細かい食費・日用品・消耗品の合計です。

外食、食器やお鍋、家電などは別項目です。

買い物する場所やスーパーの様子についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

外食

15万円

移住して半年以上がコロナのロックダウンで店内飲食禁止だったので、外食費はかなり抑えられています。

以下、家族4人での外食の目安です。※この記事を書いたときから物価が上がって今はもっとかかるかも

  • 屋台やフードコートは400バーツほど(1500円)
  • ファストフードは700バーツほど(2500円)
  • カフェランチは1000バーツほど(3500円)
  • ちょっと良いランチは2000バーツほど(7000円)
  • 普通のレストランでディナーは2000〜3000バーツほど(7000円〜)
  • 焼肉は4000バーツほど(15000円〜)

子どもの用品・遊び場

14万円

  • お洋服
  • 遊び場の入場料
  • 本・おもちゃ
  • 友達へのプレゼント
  • 学校へ持っていくリュックや水筒などの用品

など子どもに関する費用です。

娘はまだ習い事をしていないのでこの金額ですが、バンコクでは月1万円前後の習い事も多いので始めるとドカンと増えそうです。

家具・家電・キッチン用品

33万円

タイの賃貸物件は、家具家電付きです。

しかし汚れると弁償なので、子どもたちが日常使いするダイニング椅子は買いました。

夫の仕事用デスク&チェアも備え付けのものでは不足だったので買い足し。

家電は足りないもの(炊飯器、プリンター、体重計、ハンドブレンダーなどのキッチン系)を買い足しこの費用でした。

 

 

 

日常の交通費

4万円

タクシー、トゥクトゥク、電車の費用です。

我が家は車を買っていないので、公共交通機関での移動です。

安くて便利なアプリで呼べるトゥクトゥクMuvMiはバンコク生活の必需品です。

 

 

インターナショナルスクール学費

145万円

学費は2人分の合計です。

詳細は以下。

学費・給食費・雑費 1,213,000
スクールバス(6ヶ月分) 126,000
サマースクール 102,000
合計 1,441,000

1年目に通っていたスクールはかなり学費がかなり安い部類です。

バンコクのインターの学費は80万〜400万円とピンキリですが、今娘たちが通っているようなコスパの良いインターは

  • フィリピン人の先生が多い(非ネイティブ)
  • 校舎や設備が小規模

という特徴があります。

フィリピンの先生たちは明るく、小規模だからこそ目が届きしっかりケアしてくれるので、子どもたちはすぐに馴染んで学校が大好きでずっとこのスクールが良いと言っていたほどです。

コロナ禍だったため見学せずに転校前提で決めた学校なので、2年目に転校すると学費は2.5倍以上になりそうです。

 

 

娘たちが今の学校を気に入って転校したくないと懇願されているので悩み中…

※結局転校し、新しい学校も楽しく通っています

 

タイ国内旅行

17万円

タイ国内旅行に3回行きました。

旅行の詳細記事は作成中です。

医療保険(コロナ禍だったので必須でした)

61万円

※現在、タイ入国に関し医療保険の加入は不要です。

我が家がタイに入国した時期はコロナ治療をカバーした医療保険への加入が義務で、条件に合う保険に入ったために比較的高額になりました。

2022年7月から医療保険加入の義務はなくなったので2年目は保険の内容を見直します。

保険に加入せずに全額実費負担という方法もありますから、減らそうと思えば減らせるお金です。

 

 

病院代(主に歯科)

3万円

上記の保険ではカバーできなかった分は自費でした。

虫歯治療が2000バーツ〜、クリーニングは子ども500バーツ、大人1000バーツほどの歯医者に通っています。

  • 日本で発覚・治療を継続している病気
  • 妊娠出産
  • 歯科治療
  • 人間ドッグ

などは保険対象外なので気をつけてください。

詳細はこちらの記事に書いています。

 

 

ビザサポート費用

14万円

我が家は娘たちのスクールにビザサポートをお願いしており、ひとり1万バーツのビザサポート費が毎年かかります。

教育ビザ・保護者ビザは学校に書類を作成してもらう必要があるので、自力では申請できません。

多くの学校はビザ書類は無料で作成してくれて当日の同行費用は別途料金がかかるという形かなと思います。

学校によって内容が違うので、教育ビザ・保護者ビザでタイに滞在する方はスクールのアドミッション/ビザサポート担当に問い合わせて確認してみてください。

 

 

夫婦のお小遣い

50万円

こちらはざっくりの金額です。

お洋服や筋トレのプロテイン、友達とのランチ、趣味の費用です。

多くも少なくもできる部分ですが、

  • 日系の美容室が日本より高い
  • H&MやZARAも日本より高い
  • 日本人の友達と行くような日系のレストランは日本より高い
  • 習い事も日本人の先生に習うと日本と同等かそれより高いことも

というのがあるので交際費や趣味の費用はかなりかかってくると思います。

コロナで外出禁止が続いていて人にも会わない生活だったので、本当に最低限のものしか買わない1年間でした。

【生活費を大公開!】家族でタイ移住1年目にかかった費用を発表しますまとめ

我が家の移住1年目の費用の総額を発表しました。

想像していたタイ移住の費用と比べていかがだったでしょうか。

私の1年間の体感としては、幼稚園生・小学生のいる4人家族でのタイ移住は、東京での慎ましい生活とほとんど変わらないかと思いました。

 

ていうか、お出かけも外食も程々にして節約していたつもりだったのに、見返すと思ったよりも高くて内心ビックリ!笑

 

コロナが落ち着き始め、お出かけや旅行やレストランでの食事が増えてきているので、贅沢をしない最低限の生活をしたとしてもきっと2年目はこれ以上になってくると思います。

自分の楽しみにもお金を使いたいですしね♪

海外移住すると日本の国民健康保険や住民税を払う義務がなくなりますが、その分、

  • 任意の海外医療保険に入ったり
  • インターナショナルスクールに通ったり

する必要が出てくるので、よっぽどの納税者でなければトントンになるのかなと思いました。

しかし、支払っている社会保証+生活の費用がほぼ同じながらも

  • インターナショナルスクールに通う
  • 家がランクアップする
  • スーパーも良い感じ(グルマとセントラルフードホールが好き)
  • 出会う人の幅が広がって毎日楽しい
  • 南国リゾートが近くてすぐ行ける

など、生活の中身は大きく変わったと思います。

他の記事でも言及していますが、タイは貧富の差が激しいので上にも下にも生活レベルの幅があります。

我が家はお手伝いさんや運転手を雇っていないので日本人としてはすごく節約している方だと思いますが、もしローカルの生活に合わせようと思ったらこれよりもっと生活費を安くすることもできます。

タイ移住を考える際は、自分が理想とする生活をしっかりと思い描いた上で現地の情報をリサーチすることをお勧めします。

すでにタイは日本と比べて物価が劇的には安い国ではありませんし、すでに日本は世界的には物価が安い国になっています。

その辺りを知ることも大切だと思います。

質問があればインスタのメッセージで受付ています。

生活費に関してはこちらの記事も詳しく説明しています。

 

 

ではでは、タイ移住が叶いますようお祈りしています♪