こんにちは。
2021年4月のコロナ真っ只中に家族でタイ・バンコクに移住したなぽり(@naho.thailand)です。
この記事では、今まで私宛にいただいた「タイ・バンコク移住に関する質問」をまとめます。
- バンコクの生活
- お金
- 仕事
- 学校
- 子どもたちの英語
- ビザ
などなど、似たような質問をいただくことが多いのでまずはこの記事を読んでください。
それでもわからないことがあればインスタにメッセージをもらえたら個別でお答えしたいと思います。
- タイ・バンコク移住について
- 仕事について
- 子どもの学校や英語について
- ①学校へ通わせるにはどう手続きしましたか?
- ②保育園はありますか?
- ③インターナショナルではない日本のような小学校はありますか?
- ④英語が話せない状態でインターに通っても馴染めましたか?
- ⑤英語が0でもインターに通えば話せるようになりますか?
- ⑥どうやって学校を選びましたか?
- ⑦学校見学などは直接学校に連絡をとりましたか?
- ⑧おすすめの留学エージェントを教えてください
- ⑨1日のスケジュールはどんな感じですか?放課後は友達と遊べますか?
- 10. スクールの見学に行くのはいつが良い?
- 11. 出生証明書を求められたが何を提出すれば良い?
- 12. どんなカリキュラムの学校がおすすめですか?
- 13. IBカリキュラムの場合何歳からフォニックスありますか?
- 14. タイは発達障害の子どもへの理解やサポート、風当たりはどうですか?
- 15. 夏休みにバンコクへの短期留学ができますか?
- 16. バンコクでホームステイはできますか?
- ビザについて
- ①保護者ビザは両親分もらえる?
- ②保護者ビザはどのような条件で取得できますか?
- ③赤ちゃんはビザを取ることができますか?
- ④家族3人で夫と息子がタイランドプリビレッジを取得し私だけ保護者ビザにしようかと考えているのですが可能ですか?
- ⑤親の実母(祖母)はどんなビザでタイに住まわせることが可能か?
- ⑥学生になる子の実親以外にも保護者ビザが出るか?
- ⑦ビザの申請手続きはタイ語が必要ですか?
- ⑧タイに入国してから次はどんな申請をする必要がありますか?
- ⑨ビザ延長申請はエージェントに頼んだ方が良い?
- 10. ビザ延長に必要な書類で日本から来る時に持ち込む必要があるものは?
- 11. 保護者ビザの場合、現地での労働は可能ですか?
- 家(賃貸物件)について
- 生活について
- リエントリーパーミットについて
- 銀行について
- 日本出国前にやる手続き
- その他
- まとめ
タイ・バンコク移住について
タイ・バンコク移住についての質問です。
①タイ・バンコク移住って、どうですか?
ざっくりとしていますが、よくもらう質問です。
めっちゃ良いですよ
というのが個人の率直な答えです。
タイも広く、都市によって状況が全く違うのでここではバンコクへの移住についてをお話しします。
バンコク生活のメリットは、
- 一年中あったかい
- 世界から人が集まっている国際的な環境
- 都会なので遊びや買い物に困らない
- 日本人もタイ人も他の国の人も世界中にお友達ができる
- タイの方が子どもに優しい
- タイ料理も日本のレストランも美味しいし安い(日本と変わらない値段)
- 日本のものがほぼ手に入るので便利
- マイペンライのゆるさが最高
- 国内のビーチリゾートが近い
- 山のリゾートや文化体験も多彩
などなど、良いことがたくさん。
日本を含め他にもっと住みたいと思える良い国がないか常々リサーチしていますが、我が家にとっては総合的に考えるとタイを上回る場所はありません。
もちろんバンコク移住には、大気汚染や渋滞、街の汚さ、日本語の習得が難しくなるなどのデメリットもあるのでマイナス面もあります。(デメリットに関しては別記事を作成中です。)
さらにいうと、同じ状況や事柄でもそれをメリットと取るかデメリットと取るかは人によって感じることが違います。
人が良いと言っても自分にとってはどうかわからないというのが、多様性の世界で生きる覚悟でもあります。
ぜひ必ず移住の前に一度バンコクに数週間滞在してもらって、自分がどう感じるかを実際に感じてください。
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が、しかし、バンコクを気に入ったとしても、子連れ家族の全員にバンコク移住をおすすめできるとは思いません。
なぜならそれは、
バンコク移住すると、日本で子どもを幼稚園から大学まで私立に通わせるどころじゃないお金がかかる!
日本のインターに通わせるくらいの費用(学校によるが)は覚悟した方が良い!
からです。
このご時世、
- ネットもあるし
- 翻訳アプリもあるし
- 日本食も溢れているし
- ローカルを選べば節約できるし
- 移動にはLCCもあるし
正直、情報収集や手続き的には海外移住を実現するのは超余裕です。
しかし子どもがいて日本からバンコク移住する場合、兎にも角にもお金(学費)が必要。
タイのローカルの学校に通ってタイ人の中で生活を送るというならそこまでの高額な予算は必要ないと思います。
実際に、パートナーや親御さんがタイ人という方でその選択肢を取る方もいます。
でも、一般的な日本人家庭がバンコク移住する場合、ほととんどがインターナショナルスクールに通わせることになります。
そして、それを実現するにはただただ、お金が必要なのです。
必要な費用のほとんどが学費
アメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ドバイなんかに移住するにはお金が必要だというのは想像がつきやすいかとは思います。
しかし、アジアとなると
なんか安く暮らせそう…!
と思う人も多いです。
が、残念ながら、タイ移住も(アメリカやドバイほどではありませんが)日本で暮らすよりも多く生活費がかかる人が多いです。
なぜなら、繰り返しになりますが、子どもの学費がかかるから。
具体的な費用はまた違う記事でご紹介しますが、バンコク移住を検討する際には(子どもの学年によりますが)小学生低学年〜中学年の子どもさんなら、年間の学費が一人当たり安くても200万円〜だという計算で予算を組みましょう。
※小規模な安めのインターなら120万円くらいで計算してもOKです。(ただしネイティブの先生ではない)
【日本での今の生活費+子ども一人当たり200万円】で計算すると、東京住まいの方は若干割安に、地方や郊外の方は若干割高になるくらいの感覚だと思います。
バンコクの生活が合うか合わないかという問題は置いておいて、まず、金銭的な部分をクリアしてこそ、精神的にもいざという時に自分の身を助ける意味でも、家族でのバンコク移住が良いものになるかどうかが変わってきます。
異国に住むとは、日本国の手助けが一切なくなるということですから、今までどんなに国に助けられていたのかを実感します。
バンコク移住はとっても楽しい♪
でもそれだけでは実現はしません。
一番リアルで現実問題である「金銭的な部分」をまず腹を括って覚悟すること。
その大変さを上回るほどの熱量がある方にとって、移住はとても楽しいものとなると思います♡
②英語もタイ語も話せないけどタイに住めますか?
住めると思います。
バンコクの人たちは比較的英語を話せる人が多いので、片言の英語と、Google翻訳や指さしだけで日常生活を送ることは可能です。
また、スクンビットエリアという日本人街に住めば日本人や日本に理解があるタイの方々とだけ関わって生活できると思います。
しかし、子どもをインターナショナルスクールに通わせる場合、親の英語力がないと厳しい(というか寂しい・物足りない)かなと個人的には思います。
学校見学や入学手続きは翻訳アプリや必要であれば一時的にエージェントや通訳をお願いすればどうにかなるとしても、
- 子どもの外国人の友達と親子で遊ぶ時
- 親子面談で子どもの授業の理解度や学校での様子を聞く時
- 子どものスクールでの友達とのトラブルを先生に相談する時
- 子どもの発達に不安が出た時
- 緊急的なケガが起こるなどした際に通訳が用意されるまで会話が必要な時
など些細な日常生活である程度の英語で意思の疎通ができる方が便利ですし、やっぱり子どもの友達やそのお母さんと仲良くなりたい!
より楽しく意味のある海外移住にするためにも、また慣れない英語の環境で過ごす子どもを励ます意味でも、まず親が実践して背中を見せていく必要があると私は思っています。
親が「英語が苦手だから」と周りとコミュニケーションを避けてしまっては、子どもが友達と遊ぶ機会を奪うことになってしまったり親が苦手なものを避ける姿を見せることになってしまったりして、海外移住がマイナスに作用しかねないかも。
英語が話せなくても生きていくことは余裕でできますが、子どもをインターに通わせて心身ともにすくすくと子育てしたいなら、子どもの英語力よりも親の英語力を伸ばそう努力する必要があると思っています(自戒も込めて)
③なぜバンコク移住したのですか
バンコクに移住した理由は私の記事とインタビュー記事を読んでください。
インタビュー記事では深い部分までは話せていませんが、多くの方が想像しているものと違いそうな部分をメインにお答えしたので、ぜひ読んでみてください。
④バンコクと東京はどちらが住みやすいですか?
両方に良さと悪さがあるのでどちらかと言われると決め切れないですが…
環境的な穏やかさを求めるなら東京、精神的な穏やかさを求めるならバンコクが住みやすいと思います。
仕事について
バンコク移住するご家庭の仕事や収入についてです。
①バンコク移住する人はどのような仕事・収入がある方が多いですか?
バンコク移住をして子どもをインターナショナルスクールに通わせているご家庭のお仕事は、
- タイで起業した経営者
- オンラインで仕事ができるフリーランサー(ネット起業家やトレーダー)
- 日本に会社と社員を置いたまま本人と家族はタイに住む形の経営者(日本と行き来している)
- 資産家(投資家、不動産、暗号資産)
- 完全在宅勤務の日本の会社に勤める会社員
- 夫や元夫から教育費と生活費を送金してもらっている母子
などです。
中には、最初はタイで働くつもりがなかったが移住後タイで仕事を見つけて保護者ビザから就労ビザに切り替えるという方もいます。
タイとマレーシアは移住先としてよく比較されますが、母子留学が多いマレーシアと比べるとタイは家族全員で移住する方が多いです。
タイはマレーシアよりも学費と生活費が比較的高いというのと、マレーシアとは違いタイでは子どもが2人以上いると親2人分の保護者ビザが出るからです。(マレーシアは子どもが複数人いても保護者ビザは1名まで)
そのため、先ほど紹介したようないずれかの形で収入があり、日本にいなくても生活ができる環境を構築して移住したご家庭がほとんどです。
バーツを稼ぐ場合はタイで起業してワークパーミットを取得するかタイの企業に雇われる必要があります。
②いくらくらいの収入があればタイ移住できますか?
家族でタイ移住する際の予算を考える場合、お子さんの人数、学年、学校選びで大きく変わってきます。
移住生活のほとんどの必要経費を学費と家賃で占めますから、選ぶ学校と住む場所によって年間数百万円の幅が出ます。
私自身、試しにタイ移住1年目は、学費も生活費も極力節約してバンコク都心での生活を送ってみました。
学費も家賃も生活費もなるべく節約しましたが、それでも子ども2人親2人で年間650万円はかかりました。(この金額には当時コロナ禍でマストだった医療保険料の60万円を含みます。現在は保険は任意です。)
しかしこの金額では、スクールは限られた学費が安めの数校の中から選ぶことになりますし、ここに加えてお友達との交際費、習い事、旅行、日本への一時帰国などの費用もかかってきます。
生活費だけでみても、家族構成、住む場所、食品に求める質などでかなり幅があるのですが、イメージで言うと贅沢しなくても東京の生活費の80%くらいはかかると思います。
家族4人2LDKの家なら、最低の家賃と光熱費だけでも月々25万円は下らないでしょう。
個人的にお勧めできる学校のボーダーラインも考えると、お子さん2人の4人家族なら年間1,000万円くらいの予算があると、家や学校にもこだわりつつ安心して外食や旅行を楽しみながら生活できると思います。
- 節約を心がけながら暮らす生活
- 望む環境を選ベる余裕を持って暮らす生活
どちらの生活も経験してアドバイスできるのでもし予算ありきで学校や住む場所を選びたい方はメッセージでご相談ください。
こちらに私の1年目の「節約タイ移住生活」で必要だった金額を載せているので参考にしてください。
③現地採用でタイに暮らすことは可能ですか?
収入とお子さんの人数や進学先によります。
現地採用での就職は、よっぽどの語学力(少なくとも英語とタイ語、さらに中国語など)や、プロフェッショナルな経歴を持ってない限り、月20万円ほどの求人が多いそうです。
お子さんがいらっしゃらないご家族ならこの収入でも暮らせますが、インターの学費が80万円〜400万円というのを考えると子連れでの生活は厳しい場合もあるかもしれません。
実際のフォロワーさんの話ですが、現地採用で働いている日本人夫婦がタイで結婚し子どもができた場合、子どもが幼稚園に通い始めるタイミングで母子のみ日本に帰り単身赴任という形を取らないと生活が厳しいと言う話も数組から聞いたことがあります。
インターナショナルスクールにこだわらないのなら、比較的学費が安い
- ローカルのバイリンガルスクール
- ローカルのイングリッシュプログラム
- タイ語のローカル校
を選ぶという手もあるので絶対に無理ということはありませんが、まずは出費と収入のバランスを冷静に検討すべきだと思います。
④保護者ビザで移住し、オンラインによる日本の収入(ノマドワーク)を得続けることはできますか?
保護者ビザでタイに住みながらも、
- 日本企業や日本人を相手に
- 日本円を
- 日本の口座に振り込んでもらう形
であれば現状はオンラインで稼ぐことは可能だと解釈しています。
※とはいえケースバイケースなので言い切れません
この場合、申告と納税は日本です。
私も初年度は日本に事業があったので、タイからオンラインで確定申告し、納税しました。
県税はクレカやオンラインでの支払いができなかったので、日本にいるうちに母を納税代理人に選定し代理で納税をしてもらいました。
この辺りは市区町村によって違うので問い合わせてみてください。
移住前にしておくべき手続きを教えてくれると思います。
ビザや納税の決まりはよく変更されるので正確な現状はご自身でお調べください。
⑤日本の国家資格持っているがタイでも使える?
日本の国家資格はタイでは無効だと思います。
タイで何かしらの資格が必要な分野をタイの国家資格を有さずに開業・就労するのは不可能です。
詳しくは、該当の就職先に確認か、もし開業する場合は弁護士や司法書士に確認してください。
⑥日本で出張エステの自営業をやっているけどタイでもできる?
タイで事業をする場合は、タイで法人を作りタイに納税する必要があります
法人を作らなかったり届出を出さずに日本人相手にこっそり商売をしている日本人もいますが、通報されると国外退去(2度とタイへの入国禁止)のリスクもあるそうなので、正式に開業手続きをされることをおすすめします。
会社を設立する場合は取得するビザが変わってくるので、会社設立サポートの専門業者に相談してください。
⑦日本での収入の確定申告はどうしていますか?
我が家はタイ移住のタイミングで日本の法人と個人事業を廃業してきたのですが、移住1年目は前年分(日本に住んでいた時の分)の確定申告をする必要がありました。
その時は、
- 確定申告自体はオンラインで
- 国税への納税は銀行振込み(だったかな?クレカだったかな?)
- 県税は私の事業があった県は支払い用紙のみ対応だったので移住前に母親を納税代理人に指定して代わりに支払ってもらった
という感じだったかなと思います。
国税への所得税支払いはタイにいながらできたと思いますが、都道府県・市区町村によって住民税やその他税金の払い方が違うので移住前に確認しておきましょう。
子どもの学校や英語について
子どもの学校生活や英語の習得に関してです。
カテゴリを作っているので全ての記事に目を通して頂けると色々と情報がわかると思うのでまずはこちらの記事を読んでみてください。
①学校へ通わせるにはどう手続きしましたか?
私はコロナ禍での移住だったので事前の学校見学もせずに日本にいながらメールと国際郵便での書類のやり取りだけで入学手続きをしました。
今は自由に入国ができますから、事前に視察としてタイに来て実際に親子で学校を見学してから納得して入学を決めることをお勧めします。
もし視察の段階で入学したい学校が決まった場合、直接学校で手続きできるもの(面接や必要書類をもらうなど)は全て済ましておくと良いと思います。
我が家の入学手続きはこちらに記録しています。(コロナ禍のことなので現状と状況が違う可能性があります)
②保育園はありますか?
プレスクールやナーサリーと呼ばれる
- 日系保育園
- インター保育園
- タイ現地の保育園(?)
- インターナショナルスクールの幼稚園部
があります。
小規模園の場合、ビザ発給のために必要な認可を取っていない場合もあるので教育ビザ発行の必要があるならばビザサポートをしてもらえるかを直接問い合わせてください。
学費は園によりますが、週に数日の託児という形なら月額5〜8万円くらいからあるようです。
毎日通うインターナショナルスクールの幼稚園部となると、おそらく200万円前後の学費がかかってくると思います。
③インターナショナルではない日本のような小学校はありますか?
バンコクとシラチャという街に日本人学校があります。
日本が認めている日本の教育を受けられる学校で、年間の学費がひとり60万円〜です。(為替による)
しかし、日本人学校では移住目的での教育ビザ・保護者ビザは発行されないと思います。
日本人学校に通うには親が就労ビザを取得する必要があります。
④英語が話せない状態でインターに通っても馴染めましたか?
性格にもよりますが、小さければ小さいほど英語のことは考えずにも馴染めると思います。
ただ小さい子は、最初は行き渋りがある子も多いかも。
これは日本の幼稚園や保育園でも子どもによっては初めての登園ではギャン泣きする子が多いのと同じかなと思います。
インターの授業は小学生(プライマリー)の間は半分遊びのようなものですし、EALで英語のサポートを行ってくれる学校がほとんどなので、日を追うごとに慣れてきて楽しみながら馴染んでいけるかと思います。
英語ができない子への理解がある学校も多いので見学時に英語力に関してを相談してみるとその学校の方針がわかるかもしれません。
小学校中学年以上から初めて英語環境に入れることを心配される方も多いと思います。
実例で言うと、初めて英語環境に入った歳が大きくても小学校4年生(Year5)のお友達までしかいませんが、そのくらいの歳の子でも最初は英語がわからないなりに少しずつクラスに馴染み、だんだんと英語を理解していく子を何人も見てきました。
むしろ1.2年生の子達よりも3年生以上の子の方が、泣いて拒否することがなくすんなりと学校に馴染む子も多いです。
でも、なるべく日本にいるうちから英語に慣れておいた方が良いことはたしかです。
中学生(セカンダリー)から英語環境に入ったという子は知っている子の中にはいないのですが、中学生になると勉強の内容が難しくなってくるので英語がわからない状況では授業についていくのが大変という話も聞きますので、子ども本人や学校のサポートと相談しながら決めた方が良いかと思います。
小さい子も日本にいるうちから英語に慣れておくのがベターだとは思いますが、小さい子にとっては英語がどうこうよりもクラスの雰囲気や楽しさが重要かと思います。
きっとその子に合う学校がいくつかはあると思うので、いくつかの学校を見学して雰囲気を確かめてから入学すると良いと思います。
⑤英語が0でもインターに通えば話せるようになりますか?
性格と環境次第だと思います。
学校によりますが、バンコクのインターは日本人で溢れています。
インターに通ってもクラスに日本人が3-4人いると日本人だけで絡んでしまってなかなか英語力が伸びないという悩みもよく聞きます。
先生の言っていることはだんだん理解できてくるが、なかなか英語を話せないそうです。
3.4年生以上のお年頃になると、周りの日本人の友達が上手な英語で話す中、自分だけが下手な英語で話すことが恥ずかしいと気後れしてしまう子もいるそう。
一方で、クラスに日本人の子がいてくれることが精神安定になり楽しみながら学校に馴染んでいけるという良い面もありますから、その子の性格によるかなと思います。
うちの娘がタイに来てすぐ入った学校は、日本人エリアから離れたあまり日本人に人気がない学校に通い、たまたまクラスに日本人が1人もいない環境で過ごしたのですが、最初の半年くらいでかなり英語が話せるようになりました。
その学校は先生を含めても英語ネイティブ話者が少なく(フィリピン人の担任でした)最初は不安がありましたが、超多国籍でどの国籍にも偏っていない環境がかえって英語がゼロだった娘にとってはプレッシャーなく発言しやすい環境だったようです。
さらに日本人がいなかったことで英語にどっぷり浸かることができたので英語を伸ばすにはむしろ良い環境だったと思っています。
その後、1年ほどで英語が頭打ちになったと感じたので、先生が全員英国人のネイティブが多い環境の学校に転校しました。
このように、元々の英語力、性格、クラスメイトとの巡り合わせもあるので一概には言えませんが、英語を目的にするならまずはなるべく日本人の割合に注意する方がいいと思います。
クラスメイトは巡り合わせで運の要素が強いので、学校以外の場所でのフォローも考えるのも一つの手かなと思います。
放課後に個別で英語のレッスンをしてくれる学校もあるので確認してみましょう。
⑥どうやって学校を選びましたか?
今の学校は2校目なのですが、両校を選んだ理由はそれぞれ違います。
私が娘の学校を選んだ理由はまたゆっくりと記事として書きたいと思います。
一つ言えるのはその学校の雰囲気は実際に行ってみないとわからないので、見学に行ってから決めた方が良いと思います。
学校を決める際の判断材料になりそうな、一般的な情報はこちらの記事にまとめています。
あくまで情報なので、入学を決めるには見学や体験ありきです、
⑦学校見学などは直接学校に連絡をとりましたか?
学校見学する際は自分でメールで問い合わせしました。
ウェブサイトの「アドミッション」のページから問い合わせることができます。
エージェントを挟んで学校見学する方法もありますが、我が家の考えでは中学生になるくらいまでは学力、カリキュラム、卒業後の進学先などにはこだわっておらずクラスの雰囲気さえ気に入れば良いと思っていたので、プロには相談せず自分のリサーチと直感で決めました。
大学入試までを見据えたカリキュラムの選択を相談したい方は最初からプロに留学コンサルを頼むと良いと思います。
学校選びの相談に乗ってくれた上で見学や入学手続きやビザの更新までをサポートしてくれるエージェントがいくつかあります。
当然有料ですので予算に余裕がある方は利用すると良いと思います。
ちなみに、バンコクへ家族で移住するご家庭のほとんどは、学校見学やビザの更新は自力でしていると思います。
英語やタイ語が話せなくてもどうにかなりますし、翻訳機を使って学校に問い合わせメールを書いてみることからタイ移住が始まっていると個人的には思っています。(その姿勢大事じゃないかなと思います)
⑧おすすめの留学エージェントを教えてください
実際に私がお会いしたこともあるSGBさんは良いエージェントの一つだと思います。
代表のちあきさんは幼少期から米国に長く住んでいらしたので英語が堪能な方です。
毎日のようにバンコク中、タイ全土のインターに実際に足を運んで学校と関係を気づいていらっしゃるので、リアルな情報をお持ちです。
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⑨1日のスケジュールはどんな感じですか?放課後は友達と遊べますか?
放課後は、お迎えなのかバス通学なのかで変わってきます。
私はなるべく子どもの友達や先生と顔を合わせたいという思いから帰りはお迎えに行っているので、毎日放課後は30分ほど学校で遊んでから帰ります。
こちらの記事に生活スケジュールのことをざっと書いていますが、放課後のことなど書いていないこともあるのでまた追記しておきます。
10. スクールの見学に行くのはいつが良い?
スクールの見学は生徒たちの様子を見た方が良いと思うので、大型連休を避けて見学日程を組むと良いと思います。
一般的なブリティッシュカリキュラムの年間スケジュールはこちらに書いてあるので、スクールの休日を避けて視察日程を組んでください。
また、気にいいった学校では体験入学もさせてくれる場合があるので、視察旅行の日程は余裕を持って体験入学ができる平日を確保しておくと良いでしょう。(あらかじめメールで学校に体験入学のお願いをしておくのも良いかもしれません)
11. 出生証明書を求められたが何を提出すれば良い?
学校への入学やタイの民間保険の加入の際に「出生証明書」を求められるケースがあります。
日本には正式な出生証明書という書類がないので、代わりに
戸籍謄本の英訳
を提出すれば良い場合がほとんどです。
タイ移住してからのタイでの(保護者)ビザ延長申請にも出生証明書が必要なのですが、それも代わりに「在タイ日本大使館で翻訳した正式な戸籍謄本英訳」を提出します。
もしタイ移住前の日本にいる時点で出生証明書を求められた場合は、日本にある戸籍謄本英訳をしてくれる民間業者に頼んでみましょう。
※念の為、提出先に「出生証明書は日本にはないので、Certificate of Family Register(戸籍謄本のこと)で良いですか?」と確認しておくと良いと思います。
市区町村によっては戸籍謄本の英訳サービスがあるところもあります。
12. どんなカリキュラムの学校がおすすめですか?
おすすめするほど詳しくないのでぜひプロの詳しい方に聞いてください!
インターナショナルスクールを案内してくれるエージェントであるSGBさんは制限がありますが無料でのご相談が可能みたいです。
バンコクはイギリス式のカリキュラムを採用している学校が多いように思います。
私の子どもが通っている学校もイギリス式です。
他にはアメリカ・オーストラリア・シンガポール・フランスなどのカリキュラムを取り入れた学校があります。
今後、娘たちの大学進学に向けて入試に必要なカリキュラムや授業内容を調べていくつもりですが、今の時点で私は全然詳しくないので知りたい方はエージェントさんに問い合わせてみてください。
ツイッターのタイ教育移住界隈の方のつぶやきが参考になるかもしれません。
13. IBカリキュラムの場合何歳からフォニックスありますか?
IBカリキュラムの学校に通わせたことがないのでわかりかねます。
プロのエージェントや各学校に直接ご質問、ご相談ください。
また、情報収集の段階であれば、前項でご紹介したようなツイッターのタイ教育移住界隈の方々の情報も参考になるかなと思います。
14. タイは発達障害の子どもへの理解やサポート、風当たりはどうですか?
バンコクで発達障害のお子さんをお持ちの親御さんのグループがあるのでぜひこちらにご相談ください。
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私が実際に人から聞いた話をご紹介します。
実際に移住のお友達で判定されてる子が何人かいますが、日本では登校拒否だったのにこっちのインターは毎日楽しんで通ってるという子を実際に数名知っています。
そのような「タイに移住してインターに通わせて良かった」というポジティブな話の方をよく聞きます。
他にタイのご家庭の方に聞いた話では、タイは発達障害に対して進んだ理解やケアがされてるとのことです。
良くも悪くも(?)日本よりもすぐに発達障害の判定をされる場合が多く、判定されると学校と病院が提携してサポートしてくれる学校もあるそうです。
タイ現地の私立学校に通う子の話では、先生からお薬を渡されて毎日飲んでる子がクラスに数人いるというのも実際に聞きました。
日本では学校に行きたがらなかった子がこっちのインターでは友達と楽しくやっているという話を聞くことは実際にあります。
あくまで私は人づてに聞いたことしかないので、やはり先ほど紹介した基本のキさんなどを通してリアルな話を聞いてみてもらいたいと思います。
15. 夏休みにバンコクへの短期留学ができますか?
バンコクのインターナショナルスクールはだいたい6月末〜8月中旬まで夏休みです。(学校ごとに異なります)
ですので、夏の間は学校の通常の授業はありませんし、学校見学もできない場合があるので注意です。
(夏や冬の長期休みを利用してタイに視察を考えている方は早めに学校に問い合わせしましょう。
学校によっては7月前半あたりまで「サマースクール」を実施しているところもあります。
外部生徒や外国から来ている旅行者を受け入れてくれるサマースククールを実施している学校もあるので調べてみましょう。
少ないですが、8月後半までサマースクールをしている学校もあります。
サマースクールのデメリットは、多くの西洋人は長期休みは国に帰るのでサマースクールに通うのは日中韓の子どもたちが多いことです。
クラスによっては英語より日本語で過ごすことになりかねないほど日本人だらけになる可能性があるのは頭に入れておいた方が良いかと思います。
サマースクール(インターナショナルスクールが開催)とまた別で、サマーキャンプというものがあります。
サマーキャンプは習い事の教室や子ども向け施設が開催するもので、
- 水泳
- 体操や運動全般
- 自然遊び
- 演劇
- ダンス
- サイエンス
などなどそれぞれの習い事、施設ごとに内容が違います。
こちらも、単発、3日コース、1週間コースなど、色んな形で募集があるのでそちらも併せて検討してみてください。
Bangkok kidsやSGBのインスタ・サイトでも情報公開してくれているので参考にさせてもらってください♪
サマースクールやサマーキャンプに参加の場合は、自分で主催グループに連絡を取って申し込み、ホテルかエアビーに泊まれば斡旋業者を通さなくても気軽に参加できます。
インスタメッセージで参加申し込みできるところもあるくらい気軽です。
16. バンコクでホームステイはできますか?
バンコクでは英語圏の国のように、(英語を話す家庭で)ホームステイを仕事として請け負っている人や、それを仲介するエージェントはないかなと思います。(あるとするなら、facebookのグループなどで個人でのやり取りがあるかもしれませんが存じ上げません)
タイでのホームステイはチェンマイや地方都市で行われている
- 文化交流
- 地方でのボランティア
の意味合いが強く、バンコクで下宿先としてホームステイを受け入れている家庭は少ないと思います。
インターナショナルスクールのボーディングスクール(全寮制の学校)はあるので、お子さんだけで留学する際にはボーディングスクールを検討してみると良いと思います。
ビザについて
ビザについての質問です。
ビザに関しては、在日本タイ王国大使館・総領事館というのが日本に数カ所あり、
- 日本国内の通話料で
- 日本語で
- 無料で
問い合わせできるので、本当に知りたいことは在日本タイ王国大使館に電話することをお勧めします。
入国条件やビザの規定は日々変わりますから、最新の正しい情報をご自身で手に入れましょう。
また、私のビザ取得の記録は
でまとめていますのでご一読ください。
①保護者ビザは両親分もらえる?
保護者ビザは学生1人に対して1人の保護者に発行されますので、2名以上の子どもが教育ビザを取得すると両親分の保護者ビザが発行されます。
我が家含め、多くの移住家族が子どもの教育ビザ+両親の保護者ビザで滞在しています。
ただしお子さんがひとりしかいない場合は保護者ビザも一人分しか発行されません。
お子さんがお一人の場合、親のどちらかは別のビザを検討する必要があります。
一件、私に相談して来た方の中にイレギュラーな情報があり、タイ王国名古屋名誉総領事館(今はありません)に聞いたところ
「親のビザは1人分しか出ない」
と言われた人もいます。
しかし、実例ベースで99.999%両親のビザが発行されますから、その情報は領事館サイドの確認ミスだと思います。
心配な方は今一度ご自身の最寄りのタイ王国大使館・総領事館に確認してみてください。(※タイは規律よりも現場の判断が優先されることがあります)
②保護者ビザはどのような条件で取得できますか?
こちらの記事をご覧ください。
③赤ちゃんはビザを取ることができますか?
3歳からは学校に入学できるので学校に通えばビザのサポートをしてもらえます。※学校によっては2歳からOKです
未就園の3歳以下の赤ちゃんが取れる可能性があるビザは
- タイランドプリビレッジ(通称エリートカード)
- 親が教育ビザを取り、赤ちゃんには保護者ビザを出してもらう
- 親が就労ビザを取り、赤ちゃんには家族帯同ビザを出してもらう
この3つかなと思います。
が、フォロワーさんが在日本タイ王国大使館に問い合わせたところ、
0歳児(赤ちゃん)は3ヶ月毎に海外に出て、観光ビザを取り続ければOKだ
との返事をもらったとのことです。
また、14歳以下は罰則がないから実質ビザがなくても出入りができるという話も語学学校のビザ担当者に聞いたことがあります。(それはちょっと不安ですが)
上記で挙げた3つのうちいずれかの方法を取るか、3ヶ月ごとに観光ビザを繋いでの滞在するか、詳しくはタイ王国大使館に問い合わせてみてください。
※大使館に問い合わせても人によって返答が違うという事がよくあります。最終的にはご自身の責任の元で判断してください
④家族3人で夫と息子がタイランドプリビレッジを取得し私だけ保護者ビザにしようかと考えているのですが可能ですか?
保護者ビザは教育ビザに紐づく形で「親子セットで」取得するので、まず子どもが教育ビザを取得することが大前提です。(学生になるのは未成年の子どもに限ります)
なのでお子さんが教育ビザを取得しない限り、保護者ビザの取得は不可です。
この家族構成の場合、息子さんの教育ビザに対してお母様が保護者ビザを取得し、お父様はタイランドプリビレッジを取得すると良いかと思います。
⑤親の実母(祖母)はどんなビザでタイに住まわせることが可能か?
人それぞれの条件によって取れるビザが違いますから、大使館のサイトにあるビザの規定を見て調べましょう。
例1:50歳以上で規定以上の収入や年金、貯金がある人はリタイアメントビザが発給される。
例2:タイランドエリートというタイに長期滞在するためのビザが購入できる(最安で5年間のビザが240万円〜)
タイランドエリートの業者を紹介できるのでご興味がある方はこちらにご連絡ください。
⑥学生になる子の実親以外にも保護者ビザが出るか?
在京タイ王国大使館のWebサイトには「親もしくは保護者」との記載がありますが、これが何等身まで認められるかはわかりません。
申請には戸籍謄本が必要なので、同じ戸籍に入っている必要があるかもしれません。
また、保護者ビザは、教育ビザを取得した未成年1人に対して保護者ビザが1人分出るので、教育ビザを発行する子どもの数によっても状況が変わってきます。
詳しくはお近くのタイ王国大使館・総領事館に電話で問い合わせてください。
⑦ビザの申請手続きはタイ語が必要ですか?
必要ありません。
英語が多少わかれば大丈夫です。
いざという時はGoogle翻訳のアプリを使ってタイ語や英語に翻訳しながら意思の疎通が取れるかと思います。
ちなみにイミグレでは、正式にはノースリーブや短パンはNGです。(張り紙があります)
タイに住まわせてもらうんだという気概で、イミグレの職員には敬意を払うというのが暗黙の了解です。
⑧タイに入国してから次はどんな申請をする必要がありますか?
タイ入国し、次に大切な申請は「90日後のビザ延長申請」です。
入国からの約3ヶ月間は、ビザ延長に向けて
- 在留届の届出
- 戸籍謄本の英訳(大使館にて)
- 銀行口座の開設
- 銀行口座に50万バーツを2ヶ月間入金
- 証明写真撮影
などの準備を早急に進めましょう。
特に銀行の残高証明書のための50万バーツは必要な日数が決まっているのですぐに開設し入金しましょう。
⑨ビザ延長申請はエージェントに頼んだ方が良い?
家族で移住してきた知人のほぼ全ては自力でビザ延長申請に行って問題なく済ませています。
1ヶ月前からできる予約をすれば待ち時間が最短ですし、しっかり書類を準備していけば英語が片言でも大丈夫です。
エージェントにお願いしてさらに追加料金を払えば待ち時間がゼロになったり、イミグレまで行かなくてもサムヤーンのワンストップ事務所でビザ延長手続きができたりと裏技があるそうなので、予算が十分にあって楽に済ませたい方はエージェントを通すと良いです。
4回目のビザ延長は、2人で1000バーツを支払って専門家にお願いしてみました。めちゃくちゃスムーズでした!
番号札の列に並んでくれる、パスポート更新に伴うビザ移行手続き、ビザ延長、リエントリーパーミットと、たくさん手続きをしてもらってこの値段はお得でした。
10. ビザ延長に必要な書類で日本から来る時に持ち込む必要があるものは?
戸籍謄本です。
ビザ延長に必要な「大使館発行の戸籍謄本英訳」を発行するためには、戸籍謄本の原本が必要です。
本籍地でしか取得できないものなので日本で取得して持ってきておきましょう。
海外から取り寄せるには親族や友達に手伝ってもらう必要があり、とても面倒です。
一般的に戸籍謄本は6ヶ月以内のものが有効期限と言われていますが、6ヶ月以上経ったものでも大使館でビザ更新のための書類を作成してもらえたそうです。
11. 保護者ビザの場合、現地での労働は可能ですか?
現地の会社やお店での労働は不可です。
保護者ビザで滞在している間に就職先を見つけ、その会社に就労ビザ及びワークパミットを発行してもらう(切り替え)と言う方法で就職先を見つける事は可能です。
タイにいながら日本の会社との仕事をオンラインで請け負い日本円を日本の銀行口座で受け取るという形の働き方なら現時点ではOKという解釈です。(正式にはハッキリした決まりがないのであくまで解釈です)
その場合は日本での確定申告が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
家(賃貸物件)について
家については私の実体験を記事にまとめているので、
のカテゴリにある記事をすべて読んでからご質問ください。
①家はオンラインで契約できますか?
バンコクの賃貸物件は日本にいながらオンラインでも契約できます。
「バンコク・賃貸」で調べると日系不動産が山ほど出て来ますので好きなところに日本語で問い合わせてみてください。
バンコクの家のエリアや家賃について在住者(私)のリアルな意見が欲しいなど質問がある場合は、
- 予算
- イメージ(都心or郊外、車は乗らない、一軒家など)
を添えてご質問ください。
バンコクだけでもエリアや築年数でピンキリなので前提条件を聞かないことには賃貸物件の回答はむずかしいです。
私が実際にバンコクの賃貸物件をオンラインで契約した際の記録はこちら。
②家は現地で契約できますか?
バンコクの物件は、タイに住んでいなくてビザを持っていない人でも(視察の段階でも)契約できます。
補償金(家賃の2ヶ月分)を支払えば保証人は必要なく借りられることがほとんどです。
ただオーナー次第なところもあるので、現状タイのビザや住所がないことも伝えて相談してみてください。
③タイに引っ越しするどのくらい前に契約しましたか?
入居の2ヶ月前くらいから家を探し始めるのがちょうど良いです。
契約してから入居まで、待ってくれたとしても長くても3ヶ月くらいが限界だそうなので、早すぎても良い家探しができないと思います。
④ 家賃の相場はいくらくらい?
バンコクの中だけでも、場所や家のクオリティーによってピンキリなので一概には言えません。
都心部にある日本人が住むような家は、安くても80平米で15万円〜なので、東京よりは安いが日本の地方よりは高いと思っておくと良いと思います。
都心から離れるごと、家のクオリティが下がるごとに家賃は安くなり、選び方によっては家族でも6万円くらいで暮らすことも可能かもしれません。
単身の方のワンルームなら月2万くらいの物件もあるとか。
ただ、建物の綺麗さやインテリアにこだわると安く済ますのは難しいと思います。
タイの賃貸は家具がついていることがほとんどです
⑤1ヶ月単位で借りられる家はありますか?
基本的に1年契約の家がほとんどだと思います。
中には1ヶ月単位で借りられるサービスアパートやマンスリーマンションもあるにはあるとは思うので日系の不動産屋さんに問い合わせてみてください。
は、お友達が勤めていたり、実際に利用したことがあります。
または、Airbnbを利用すると短期でも借りることができると思います。
賃貸の記事はこちら(1ヶ月だけのレンタルの記事ではありません)
⑥バンコクでも10万円以下の家賃の物件はありますか?
単身や母子2人ならあると思いますが、家族で住める広さになると綺麗なマンションでは厳しいかもしれません。
上記にあるような日系の賃貸仲介会社のサイトやHIP FLATなどのタイの賃貸サイトで条件を入れて調べてみてください。
生活について
生活の細々したことについてです。
①アヤさん(お手伝いさん)はどこで見つけると良いですか?
スクンビットエリアならバンコク掲示板や、インスタ上で個人が募集していることも多々あります。(本帰国される方がアヤさんの引き継ぎ先を探されることがあります)
また、Ayasanというアプリで見つけることも可能です。
英語を話すアヤさんをお探しならFacebookページで募集ができるそうです。
FBでは子どもの家庭教師を探したりもできるそうなので調べてみてください。
サトーン在住のグループ
教えてくださったaumaum.mammaさん(@aumaum.mamma)ありがとうございました。
②一年を通して気候はどうか?
タイは基本的には1年間暑いです。
タイの季節は大きく3つに分かれます。
- 暑季 3-5月:一年で一番暑い季節。外を歩くのが辛い。雨が降らないのでPM2.5で空気が汚い。
- 雨季 6-10月:スコールタイプの雨なので朝と夕方に1時間くらいずつ大雨が降る。道が川になるくらい浸水するエリアも。
- 乾季 11-2月:12月と1月が一年で一番寒く、20度ちょっとまで下がる。日本で言う9月末の秋に入りかけくらいの気温。朝晩は割と寒く、半袖でも行けるが薄手の長袖がちょうどいいくらい。プールは寒くて入るのに気合が必要。
マフラーやコートを着る必要は年間を通してありません。
ただ、建物のクーラーが極寒なので、OLの人たちは自分のデスクの足元にハロゲンヒーターを置き、ウルトラライトダウンとマフラーをつけるそうです。
タイのユニクロでもダウンやヒートテックがバカ売れです。
そのくらいしないと、手がかじかんでタイピングできないくらいクーラーがガンガンかかっています。
③コンセントは日本と同じ?家電は日本から持って行った方がいい?
タイと日本はコンセントの形は同じですが、電圧が違います。
パソコンやスマホなどは世界中の電圧に対応するように作られているのでそのまま使えますが、多くの家電は日本の電圧にしか対応していません。
ほとんどのものはタイで買うか、日本から持って来たものは変圧器を使用しましょう。
ちなみに変圧器を使って調理家電を使ったら、家電も変圧器もぶっ壊れたので、タイで買う方が安心です。
④屋台の衛生面が心配ですが平気ですか?
平気な屋台とそうでない屋台があるので、よくみて清潔感を感じてみると良いと思います。
横に並んだ屋台でも明らかにハエがたくさん飛んでいるところは不潔です。
心配なら「ミシュランビブグルマン」に選ばれた屋台からトライしてみるのがおすすめ。
ちなみに、タイ在住の日本人で屋台で食べたことがない人も多いと思います。
屋台で食べなくても美味しいレストランもたくさんあるしタイ料理以外の食べ物もたくさんあるので、食に関しては外国の中ではタイが最も心配なく生活できると思います。
リエントリーパーミットについて
タイの居住ビザを持った人が海外に出る際に必要なリエントリーパミットについてです。
①日本のタイ王国大使館で発行されたビザでもリエントリーパーミットは必要?
必要です。
最初に日本で支給されるビザも、それ以降に延長されていくビザも、教育ビザ・保護者ビザは全てシングルタイプのビザなので必ずリエントリーパーミットを取得してから出国しましょう。
リエントリーパーミットが取得できる場所は以下です。
- バンコクイミグレーション
- スワンナプーム空港(パスポートコントロールの出国後)
- ドンムンアン空港
バンコクイミグレーション(チェーンワッタナー)で取得される方は予約をしておくとスムーズです。
銀行について
銀行についてです
① 口座開設は現地でやらないといけない?
保護者ビザで滞在するならば、タイの銀行の預金口座が必要です。
保護者ビザ更新のために50万(200万円)バーツをタイの銀行口座に3ヶ月間(初回の延長時は2ヶ月間)動かさなかった預金証明が必要だからです。
タイランドエリートで滞在する場合は預金証明は不要なので口座開設義務なしですが、タイでの生活で銀行口座がないと不便なので解説することをおすすめします。
取得するビザ更新のために「タイ国内の銀行の残高証明」が必要であれば入国後すぐに口座を作成しましょう。
②どの銀行が良いですか?
日本語デスクがある
- クルンシー(アユタヤ銀行):エムクオ
- バンコク銀行:サトーん本店
が良いと思います。
クルンシーは日本の三菱UFJの傘下なので安心感があって良いと思っています。
③タイのクレジットカードは作れますか?
ワークパーミットを持たない移住者が作れるクレジットカードは、銀行発行のクレジットカードです。
銀行の残高を担保にクレジットカードを利用できますので、銀行口座を作った方は誰でも作れると思います。
クルンシーの場合、ポイントが貯まるとタイ航空のマイルに変換できるので私はクレカで支払いをしています。
日本出国前にやる手続き
①日本出国前にやるべきことは?
手続き系でいうと
- 法人の抹消(必要な方)
- 個人事業の抹消(必要な方)
- 納税管理人の選定
- 銀行口座の海外居住申請
- 戸籍謄本原本を取得
他にも思い出したら書き足します。
②転出届は出しますか?
我が家は席を抜いたので転出届を出しました。
いわゆる「住民票を抜く」というものです。
出国の数日前でも届出を出せたと思います。
また、住民票を抜くと国民健康保険の支払い義務はなくなりますが、国民年金は任意でかけ続けることができます。
③日本の銀行口座
日本の銀行口座は銀行によって2パターンあり
- 海外居住者でも届出を出せば口座を継続できる銀行
- 海外居住になる際に解約しないといけない銀行
都市銀行は口座を継続できる銀行が多いです。
海外からの銀行振り込みができるワンタイムパスワード用の電卓のような機械ももらわないといけないので正式な手続きを行いましょう。
④日本の携帯番号は解約?持ち続ける?
楽天モバイルなどで日本への一時帰国の際の使った分だけ支払うという契約にして日本の携帯番号も持ち続けている人も多いです。
我が家は、日本の電話は全て解約しました。
SNSの登録電話番号をタイの携帯番号に変更するのを忘れていてワンタイムパスワードを日本の解約済みの電話番号でしか受け取れなくなり、SNSのアカウントが使えなくなったので、日本の携帯番号を破棄する場合はSNSやGmail、Yahooメールなどの登録電話番号を変更させることを忘れないように気をつけましょう。
⑤現地の携帯はどういう契約?
タイの大手キャリアは
- AIS
- TRUE
が2大巨頭です。
どちらもそんなに変わらないかなと思いますが、家のネットとスマホの通信会社を一緒にしておく方が何かと良いかと思います。
家族が多い場合、Trueで契約してある程度継続して一定条件以上の料金で利用しているとゴールド会員になれるそうで、大手ショッピングモールに入っているTrueラウンジの利用ができるそうです。
通信速度や料金はそんなに変わらないと思います。
また、ラザダで1年間のみ利用できる激安のSIMが売っています。
毎年電話番号が変わっても大丈夫な方はそちらを利用するのが最も安くスマホの通信を利用できます。
⑥クレジットカードは解約?
クレカは必要ないものは解約しました。
もし新たに作成する方は、日本の受け取り住所が必要だと思うので移住前に早めから作っておきましょう。
その他
その他の質問です。
①台湾有事の影響など知りたいです
台湾有事の影響はわかりません。
②犬も連れて行きたい
犬については詳しくないですが、犬や猫を日本から連れて来ている子もいるので可能だと思います。
予防接種など細かい規定は日本のタイ領事館に電話してみてください。
在福岡タイ王国総領事館のWebサイトにも記載がありました。
(申請する大使館・総領事館によって規程が違う場合がありますから最寄りの大使館・総領事館に問い合わせてください)
ペットの申請は人間よりも時間がかかりそうなので、早めに動き出すほうが良いと思います。
③タイ人の国民性を教えてください
タイの国民性はこう言われることが多いです。
- おおらか
- 楽観的
- おせっかい
- 我が強い、自己中
- 人懐っこい
- 依存的
- 嫉妬深い
- 子どもが好き、優しい
- レジなどの列は気長に待つ
- なのに運転すると短気で荒い
- 見栄張り
- サボり上手
- マイペンライとサバイサバイ
この国民性を気楽で良いと思うか、もっとちゃんとして!と思うかでタイ生活の快適度が変わってきます。
私は日本に居る頃は自分は面倒くさがりのダメ人間だと思っていましたが、タイでは私よりもダラけた人をたくさん目にするのでQOLが爆上がり、ストレスがなくなりました。
業者さんと夕方に約束していたのに翌日朝に来た時は、これでも成り立つんだと感激して今まで重荷だったプレッシャーから解放されました。笑
なんで約束通りに来なかったの?!と思う人にとってはタイ暮らしはストレスが多いかもしれません。
こちらの記事でタイに住んでわかった日本との生活面での違いをまとめましたので、イメージを掴んでもらえると思います。
まとめ
実際に私にいただいた質問をまとめました。
これからも質問をもらうたびにこちらにも記載していこうと思います。