こんにちは。
タイのバンコクが好きすぎて家族で移住したなぽり@naho.thailandです♪
この記事では、
子連れ海外、どの国にしよう?
タイって、子連れ旅行にどうかな?
と子連れバンコク旅行をまだ検討している段階の方に向けて
- タイの観光都市
- バンコク旅行の基礎知識
- バンコク旅行の注意事項
など、バンコクに旅行するかどうかを決めるための材料となる知識をお伝えします。
旅行を決めた方向けのガイドブックはこちらの記事をご覧ください。
子連れバンコク旅行でできることや楽しみ方などを全て載せています♪
①タイの都市
まずはタイの中で観光に向く都市をご紹介します。
タイには観光地として有名な都市が大きく3つあります
- バンコク
- プーケット
- チェンマイ
1. バンコク
言わずと知れたタイの首都。
東南アジアではシンガポールに次ぐ大都市で、東京と近いレベルで近代化されています。
リバーサイドと呼ばれるチャオプラヤ川沿いには、昔ながらの雑多なアジアの風景が見られるチャイナタウンや、タイの文化伝統を感じる王宮・ワットポーがあり、日本では見られないタイならではの街の雰囲気を楽しめます。
バンコクと併せて行ける街が、車で1.5時間の場所にあるビーチリゾート「パタヤ」です。
数日間は遊び続けられるくらい充実したプールや海、動物と触れ合える施設など子ども連れで楽しめる街です。
バンコクの都会感と、パタヤのリゾート感を両方楽しめるとより満足度が高い旅行になるかと。
その他、バンコクでできることはこちらの記事で紹介しているので後ほどご覧ください。
2. プーケット
バンコクから飛行機で1時間ほどの場所にあるビーチリゾート島です。
ビーチリゾートに特化した観光向けの島なので全体的な物価は高いですが、
- バンコクよりも非日常のリゾートにどっぷり浸れる
- 英語が通じやすい
- ピピ島などさらに離島に行くと天国のような青い海がある
など、海が好きな人にとってはたまらないものがあります。
長めの休暇を取れる方はバンコク+プーケットも併せて訪れる人が多いです。
プーケットほどは観光地化されていないけど同じレベルの青い海が見られる場所として「クラビ」というリゾートもとってもオススメ。
クラビからもピピ島に行くことができます。
ピピ島はレオナルドディカプリオのザ・ビーチという映画の舞台になった島です
3. チェンマイ
タイ第二の都市であるチェンマイは、都市というほど都市ではなく、雄大な山の麓にあるのんびりした街。
ヒッピーが集まるとも言われるだけあり、時間も責任も忘れて沼っていたくなるゆったりさが魅力。
子連れを暖かく受け入れてくれる空気感があります。
11月に行われるコムローイというお祭りがとても有名で、できることならこのお祭りに合わせてバンコク+チェンマイを旅行できると◎
コムローイに参加した全員が全員「最高だった!」と言います。
チェンマイでは、
- 首長族などの山岳地帯に住む少数民族
- 象の保護区
- トレッキングやラフティング
など、よりマニアックで自然に近い体験ができます。
それぞれに違ったカラーの街ですが、初めてのタイ旅行ならばまずはバンコクという方が多いでしょう。
次項で解説しますが、泊数によってバンコク+別の街への移動を検討することもできます。
どんなことをしたいか…♡を考えながら、必要日数を考えて行きましょう。
旅行計画前②【バンコク旅行、何泊すると良い?】
子連れバンコク旅行は何泊あると楽しめる?という点についてを私なりに考察します。
これは、飛行機が朝便と夜便ではできることが丸1日分違ってくるのでケースバイケースだと言う点を予め認識してもらった上で。
幼稚園〜小学生くらいのお子さんがいるご家庭だと、間違いなく1日以上はプールに取られると思うので観光もしつつプールでも遊ぶとすると、私の見解は以下。
③気候は?ベストシーズンは?
一般的にバンコク旅行のベストシーズンは暑すぎない+雨が少ない乾季(11月〜2月)だと言われています。
が!!
この季節は涼しすぎてプールに入れない日もあるので、子連れバンコク旅行にとってベストなシーズンかというと疑問。
日本の夏休みはタイの雨季(6月〜10月)にあたるのでその時期の雨の心配される方が多いですが、プールを楽しみたいならむしろ子連れ旅行にはぴったりのシーズンだと思っています。
実際に2023年の夏休みは3組の子連れ家族のバンコク旅行を受け入れましたが、雨のことなどほぼ気にかけなくても超楽しかったです♡
その理由や、雨季の空模様の実際の写真はこの記事で紹介しています。
スコールは1時間で止むし、なんなら子どもは雨の中でもプールで遊ぶんです。笑
④タイの治安は?
子連れ旅行を決める際に気になるのが治安。
バンコクは基本的に安全な街と言われていますが、やはり危ないエピソードも耳にします。
ポイントを押さえておけば回避できるので、ぜひこちらの記事を読んで心構えをしておいてください。
⑤時差は?飛行機に乗ってる時間は?
時差やフライトについてです。
時差について
日本との時差は-2時間で、日本よりも2時間遅いです。
ハワイやヨーロッパに比べるとほとんど時差がなく体に負担が少ない点も、子連れ旅行にGoodなポイント。
フライトについて
飛行機のフライトは季節や風向きによって前後しますが、だいたい6時間ほど。
短いとは言えない距離ですが、小さなこどももギリ耐えられる飛行時間かと思います。
LCCを利用する場合
LCC(ローコストキャリア)の航空会社を使って来る場合、座席に画面がなく映画などが見られないので、お持ちのタブレットに映画をダウンロードしておくと良いです。
日本からタイは6時間前後なので、映画一本見せるだけでフライトがずいぶん楽です。
子ども連れのフライトを心配される方が多いですが、6時間前後のフライトはそこまで辛くないと思います。(個人差あり)
成田からのZIP AIRを使う方が多く、夜着便(22時頃着)の子連れフライトがどうなのか気になると質問されますが、私の経験と周りの友達の話をまとめると、
- 4歳くらい以上の子は機内で寝てもバンコクに着いたらしっかり起きて歩いてくれる
- テンション上がって荷物を自分で持ちたがるほど
- 赤ちゃんは寝続ける
- スワンナプームは子連れ優先レーンに通してくれるので入国審査の待ち時間が少ないので楽
- 空港からの送迎を予約しておくと超安心
という感じで、子どもも目が覚めて空港での出国手続きなども楽しむという声が多いので心配無用です。
夕飯を買っておいて機内で食べ→映画を一本見て→仮眠して→バンコクに着いたらテンション上がって元気になって→ホテルに着いたらすぐに寝るというイメージかと思います。
昼間なら自分でタクシーを呼んでホテルに向かうと良いですが、夜は親の体力的にも子どもがもし起きなかった場合のことも考えて、送迎をお願いした方が安心だと思います。(治安的には夜のタクシーも基本大丈夫です)
⑤タイ料理って子どもでも食べられる?
タイ料理は辛いものが多いので子連れで食べさせるものがあるかの心配があると思います。
それに関しては工夫次第で問題なし!
タイ料理にも辛くないものが多くあります。
例えばチャーハン、春巻き、フォーに近いヌードル、卵焼き、焼き鳥、海老のグリルとかとか。
食べられるものは限られてしまいますが、全てのお料理が辛いというわけではありません。
また、バンコクは東京に近いレベルの都市なのでありとあらゆる世界中の料理が集まっており、選択肢はタイ料理だけではないので必ず何か食べるものがあります。
特にスクンビットエリアと呼ばれるBTSプロンポン駅・トンロー駅界隈は、世界で3本の指に入る日本人街。
私の地元の全飲食店を集めた数よりも多い日系のレストランが集まっているので、食事が心配な方、日本食が必要になりそうな方はスクンビットエリアでホテルを取ると良いかと思います。
マレーシアやフィリピンなどの近隣アジアの国に住む方もバンコクに日本食を食べにくるほど、ここには美味しい日本のご飯に溢れています。
こちらの投稿で子どもも食べられる辛くないタイ料理をまとめたので、店員さんに写真を見せて伝えられるようにぜひ保存しておいてください。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
本当に辛いのが嫌ならば、何を注文するときも必ず「マイペッ・ルーイ(全く辛くしない)」と言いましょう。
「This is for kids , so NO SPICY NO CHILI PLEASE!!!」でもOK。
⑥トイレ事情
もうひとつ気になるのが、トイレ事情ですよね。
バンコク都心にいる限り、全く心配ありません。
どの駅にも大きなショッピングモールがあり常にお掃除の方が清掃してくださっているので、バンコクでは綺麗なトイレばかりです。
ほとんどのトイレにお掃除の方が常駐していて数人使っただけですぐに掃除をするので、むしろ日本よりも掃除が行き届いているという場所も多いです。※場所による
ただ、ヤワラート(中華街)、アユタヤ、水上マーケットなどのローカル感があるエリアや郊外は、厳しいトイレが多いです。
- トイレットペーパーが置いてなかったり
- 桶で水をすくって流すタイプだったり
- 便座が濡れていたり
など日本人には慣れないタイプのトイレしかない場合も。
そういう場合にも備えて、
- ティッシュや除菌ウエッティは必ず持参
- ティッシュは絶対に流さない(必ずゴミ箱があります)
を注意しましょう。
桶で水をすくうタイプのトイレだったとしてもティッシュを流してさえいなければ、最悪そのままで大丈夫かなと思います。
子どもたちには、綺麗なトイレがある建物にいる時にトイレを済ませる癖をつけてくださいね。
渋滞に巻き込まれた場合に備えて、おむつが外れていてもちびっこはおむつを持ち歩くと安心かも。
なぜ海外のトイレの床がベチョ濡れか?と言う疑問があったのですが、日本と価値観が全く逆で「濡れている=掃除をした、だから濡れている方が綺麗だと思う」と言う話を聞いたことがあります。
本当かどうかはわかりませんが…
⑦電源は?電圧は?
タイと日本は電圧が違うので日本の家電は基本的にそのままでは使えないので注意。
よく使うものでそのまま使えるのは
- スマホやウォッチの充電器
- パソコン電源
など、【電圧が100-220v】と世界中の電圧に対応しているものだけです。
アップル製品は全てそのまま充電可能です。
その他の家電も「海外でも使える」との表記があるもの(厳密には電源コードに100-220vの表記)があるものは、ヘアアイロンやカメラの充電器などもそのままコンセントに差して使うことができます。
コンセントの挿し口は少し違う形をしていますが、日本のものもさせるのでソケットは必要ありません。
電圧をしっかりとチェックし、どうしても使いたいものは変圧器を持参しましょう。
⑧物価は?両替は?クレカは使える?
両替やクレカ、物価などお金についてです
バンコクの物価は?
タイの物価で日本より安く感じるのは
- タクシー
- 屋台
- ローカルの食堂
- タイの会社のお菓子
くらいで、あとは日本とほとんど変わらない物価だと考えて良いと思います。
特に日本人の衛生観念的なボーダー以上のお店を選ぶとなると日本と同じくらいの物価感です。
屋台やローカルに近いものを選ぶと少しは安く旅行ができます。
プーケットは観光用の都市で欧米人が多いのでバンコクよりも物価は高めかも。
特に離島のタクシーは高いです。
両替はバンコクで
タイのお金はバーツという単位で、2024年2月現在は【1バーツ=4円】です。
バーツ表記に4をかけると円になります。
日本の銀行で両替する<タイの空港<タイの街の両替屋
という順に手数料やレートがお得です。
後ほどの「空港からホテルへの移動」でも触れますが、空港からのタクシーでの支払いで使う分を空港で両替し、メインの両替は街の両替屋さんで両替するのが一番お得だと思います。
なので、日本の銀行でバーツへの両替をしてくる必要はありません。
タクシーはクレカが使えないので注意
スワンナプーム国際空港での両替
スワンナプーム国際空港では飛行機を降りてパスポートチェックの前後にたくさんの両替所が並んでいます。
細かく見ると少しレートが違うかもしれませんが似たようなものかと思うので、タイミング良い時に両替しましょう。
深夜1時を過ぎても開店していたので深夜便の方も大丈夫です。(閉店時刻は未確認)
バンコクの街での両替
バンコクでの両替は【Super Rich(スーパーリッチ)】というお店がお得です。
アソークの店舗が有名ですが、チェーン店なのでどの駅にもほとんどあります。
GoogleマップでSuper Richと検索してホテルの近くのお店を見つけてみましょう。
もう一つ、私が何度か両替したのはナナ駅にある【Vasu】というお店。
私が両替したタイミングではスーパーリッチよりもお得なレートでしたが、ほとんど変わりません。
クレジットカードについて
バンコクのタクシーはその場での支払いにはクレジットカードが使えません。
また、屋台でも旅行者は現金のみなのである程度の現金を持ち歩く必要があります。
ショッピングモールやスーパー、ホテル、レストランではほとんどのお店がクレカOKです。
一つバンコク旅行でのクレカに関する注意点は、アメックスが使えるお店がとても少ないということです。
旅行が好きな方に人気のマリオット ボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス クレジットカードをお使いの方も多いかと思いますが、これ一枚では心許ないので、必ず
- VISA
- master
のクレジットカードも持っておきましょう。
⑨タイでスマホを使うには?
バンコクでどうやってスマホを接続するかというもの考える必要があります。
方法としては、
- 日本のスマホの「海外パケットし放題」などに申し込む
- タイの通信キャリアのSIMカードに入れ替える
- eSIM(SIMカードの入れ替えすらも不要)で繋ぐ
- Wi-Fiルーターをレンタルする
の4つがあります。
1. 日本のスマホの「海外パケットし放題」などに申し込む
ソフトバンクなどの海外パケットし放題などに申し込むと日本の電話番号のままスマホを使うことができます。
こちらから電話をかけることはないとしても、日本からの緊急の電話を受けないといけない人などはこちらの方法を使います。
プランや設定方法はお使いの日本の通信会社に聞いてみてください。
ちなみに、ライン電話やワッツアップなどのアプリでの通話は、日本の番号は関係なく、Wi-Fiや現地のSIMがあれば使えます。(日本の電話番号を使えるようにしておく必要はありません。)
私は誰からも電話はかかってこないし、タイにいる間はタイの電話番号がほしいのでこの方法は使いません。
2. タイの通信キャリアのSIMカードに入れ替える【安さで選ぶならこれ】
タイの通信キャリアのプリペイドSIMに入れ替えて利用する方法です。
数十分の通話も込みで7日間利用できるものが2,000円ほどで利用可能です。(タイの場合電話番号ももらえるSIMもある)
私はなるべく費用を抑えたいので他の国に行ってもこの方法を使うことが多いです。
日本にいながら買えるタイのSIMはこちら(楽天で買えます)
楽天やAmazonでSIMを買って使うことができますが、SIMカードの入れ替えをするのが不安な方は、スワンナプーム空港のSIM専門のお店でSIMカードを購入しましょう。
カウンターで購入するとスタッフさんが入れ替えと設定を済ませてくれるので楽チンです。
AIS・True・dtecというタイの大手会社であればどれを使っても同じくらいの値段だし安心してOKです。
大手キャリア(ドコモ・AU・ソフトバンク)をずっと使い続けている方は「SIMロック解除」という作業をしていない可能性があり、SIMロック解除をしていないスマホではタイのSIMカードに入れ替えても使うことができません。
「SIMロック解除」をしても何も影響はないので、タイ渡航前に携帯キャリアに電話して「SIMロック解除」をしておいてください。
格安スマホ(ahamo、mineo、楽天モバイルなどなどの大手キャリア以外)を利用の方は、通信キャリア乗り換えの時点でSIMロック解除の手続きをしていますので、SIMカードを入れ替えると使えます。
3. eSIM(SIMカードの入れ替えすらも不要)で繋ぐ【高いけど楽チン】
さらに上級者はオンラインでeSIMを契約して設定するだけでOKの楽チンな方法があります。
私はまだ現地キャリアのSIMを購入して入れ替えて現地でスマホを繋ぐことが多いのですが、次の旅行では使ってみようと思うのでeSIMの使い方などは追々
4. Wi-Fiルーターをレンタルする
10年ほど前ならばWi-Fiルーターを借りるのが主流でしたが、今はもっと簡単で安い方法があるのでお勧めしません。
旅行中も日本の電話番号を使わないといけない人以外は、タイのSIMに入れ替えて使う方がよっぽど楽です。
10 空港からホテルへの移動
スワンナプーム国際空港からバンコクのホテルまでの移動手段5つをまとめました。
私はいつもボルトやグラブというアプリでタクシーを呼んで移動します。
事前にアプリの登録&クレジットカードの登録をしておくと、空港で両替する必要もなくなるのでさらに楽に移動できます。
自分でタクシーを呼ぶのが心配な方はklookなどでハイヤー業者を予約しておくとGoodです。
11 海外旅行保険について
海外旅行保険は加入、またはクレカ付帯の海外旅行保険を確認しておきましょう。
各クレジットカード会社が「クレジットカード付帯の海外旅行保険」というサービスをつけてくれていることがほとんどです。
お持ちのクレジットカードによって保険内容や保険発動の条件が違うので自分が持っているクレジットカードのWebサイトを読んで理解しておきましょう。
基本的に2パターンあり
- 持っているだけで保険が発動するクレカ
- 旅行に関する支払い(ホテル・現地ツアー・航空券・空港までの電車)をそのクレカでした場合のみ保険が発動するクレカ
があります。
例えばエポスカードは後者なので、何かしら旅行に関する支払いをする必要があります。
旦那さんのクレカで航空券を買ったから、奥さんは旅行に関するものを何も買っていない…!
なんてこともあると思いますが、その場合は家から日本の空港までの電車代をクレカで支払うだけで海外旅行保険の対象になるというクレジットカードが多いです。
当然ですが、クレジットカードに寄って条件が違うのでこの話を鵜呑みにせずにご自身で利用規約や海外旅行保険の条件を調べてみて確認してください。
まとめ
子連れバンコクが
- 食事面も
- 治安面も
- トイレ事情も
それほど心配ないことが伝わったでしょうか。
不安を払拭し、子連れでバンコクに行こう!と思った方はこちらの記事を読んでバンコク旅行の楽しみ方を考えてみてください♡