
バンコクのインターナショナルスクールの中でも特に質の高い英国式教育を提供することで知られる、シュルーズベリー・インターナショナルスクール(Shrewsbury International School)。
バンコク内に2つのキャンパスがあり、どちらも
- のびのび過ごせる広い敷地と校舎
- プロレベルのスポーツ・芸術設備
- 英国教育省のQTS ステータス保有の質の高い教師
など、様々な点が評価されている学校です。
今回の記事では、シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパスの魅力と学校の雰囲気を写真を交えながらお伝えしていきます!
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シュルーズベリー・インターナショナルスクールとは?
シュルーズベリー インターナショナルスクール バンコクは、英国の名門校「シュルーズベリースクール(Shrewsbury School)」の470年の歴史を受け継ぐ、バンコクのトップレベルのインターナショナルスクール。

英国の本校は、名門パブリックスクールのトップ9校「ザ・ナイン」の一つである名門校です。
2003年にアジア初のシュルーズベリースクールの提携校としてバンコク・リバーサイド校が開校。
そして2018 年には、今回紹介するシュルーズベリー インターナショナルスクール バンコク・シティキャンパスが開校しました。
バンコクには2つのキャンパスがあり、対象年齢が異なります。
- シティキャンパス(City Campus): 2歳~11歳(幼児~小学校)
- リバーサイドキャンパス(Riverside Campus): 3歳~18歳(幼児~高校)
今回紹介するシティキャンパスは、幼児から小学生の低年齢専用のキャンパスとして、
遊びや体験を通して学びの基礎を築くための環境
を意識して建てられています
プロンポン駅からから渋滞がなければ車で15分で行ける都心にありながら、光が差し込む校舎と緑いっぱいの環境。
暖かく居心地の良い環境で、子どもたちは安全でくつろぎながら日々を学びます。
シティキャンパスの場所
シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパスはラマ9エリアに位置します。
最寄駅はMRTラマ9駅・ペッブリー駅から車で10分。
スクンビットエリアからも混んでいなければ車で15分ほどの距離です。
入り口はセキュリティがしっかりしているので安心です。
シュルーズベリー インターナショナルスクールのカリキュラム
シュルーズベリー インターナショナルスクール バンコクは
- 少人数制
- 英国式カリキュラム
を取り入れています。
幼稚園では先生1人に対し生徒が4〜5人、クラスの平均生徒数は 12 人。
小学校高学年ではクラスの平均生徒数は20 人。
ひとクラスあたりの生徒の人数が少なめなので、先生が一人ひとりにしっかり向き合ってくれます。
授業は、ただ座って教科書を読むだけではなく、子どもたちが実際に体験しながら学べるアクティブなものが多いのが特徴で、「探究心」「創造力」「思考力」を育むための環境とアプローチを徹底しているそう。
例えば、私が伺ったのは「ブックデー」のイベントの日だったのですが、幼稚園の校舎では絵本の3匹の子ぶたのストーリーに合わせて
「狼がやってきた!狼に荒らされた!」
と言うストーリーに沿って狼が廊下を練り歩きまわった風に椅子やソファが逆さまに転がっていました。
絵本に興味を持つように、ストーリーに入り込む楽しさを感じられるようにというシュルーズベリーの方針が、ここからも感じることができました。
シュルーズベリー・シティキャンパスの施設
シュルーズベリー・インターナショナルスクール・シティキャンパスは17ライ (27,200 平方メートル)の広い敷地に魅力的なたくさんのエリアがあります。
写真で雰囲気を伝えながら紹介していきます。
幼稚園
まずは子どもたちが日常の学校生活で過ごすエリアです。
こちらはアーリーイヤー(幼稚園)の教室。
ガラス張りの高い天井から日が入るので、とっても明るい。
写真を見るとわかるように、机や棚、おもちゃのほとんどが木や天然の素材でできたものが取り入れられています。
教室でもアートが身近にあります。
広いスペースとスタッフの手厚さが安心です。
スナックタイム中の2歳児
幼稚園の教室からは直接ガーデンに出ることができ、外でも子どもたちが自由に遊んでいました。
安全が確保された中で、最大限に遊びの冒険ができる環境です。
フォレスト スクールと呼ばれるエリアでは、木登りや自然の遊びができます。
スプラッシュプール
こちらは幼稚園生向けの図書館。
小学生とは別に小さい年齢の生徒向けに作られています。
ランチライムも、小学生とは別に幼稚園の生徒たち専用のエリアで食事をするそうです。
小学生
校庭を通り抜けると、隣の別の建物が小学生の校舎です。
休憩中に校庭で遊びまわる子どもたちがとっても楽しそうでした。
この日は「ブックデー」イベントなのでみんな仮装
Year2(日本でいう小学1年生の年齢)の授業を見せてもらいました。
これは、ベトナムを舞台にした本の世界をセンサリー(感覚)も交えて学ぶ授業。
本の世界とリンクする実際の動画(タブレットでの映像)、そしてそれを物で表現し、体感しながら学んでいく授業だそう。
こちらはYear5の技術の授業。
本格的な3Dプリンターもある技術室(テクノロジー室)で本格的な用具を使って学んでいました。
誰1人ダラけることなく、興味津々で先生の話を聞く子どもたち。
こちらのキッチンでは調理実習も行われるそう。
こちらはアートスペース
休憩時間には生徒たちが校庭で思いっきり走り回っているのもとても良いと思いました。
小学生以上が食事をとるのはこちらのカフェテリア。
たくさんの種類の中から好きなものをとるビュッフェスタイルです。
専門的な環境
一流校だからこその専門的な環境が整えられています。
①IT×最新の学習環境
シュルーズベリーインターナショナルスクールでは、テクノロジーを活用した学びにも力を入れています。
こちらはメディア スタジオ (グリーン スクリーン、録音室付き)
「デジタルネイティブ」と言われる今の子どもたちにとって、こうした最新の設備を使いこなす経験はとても重要ですね。
②アートや音楽
学問だけでなく芸術やスポーツの教育にも力を入れています。
専用のアートスタジオ&ミュージックルームが10室近くあることにびっくり。
音楽室 (バンド・個人音楽練習室)
音楽の専門学校なのかな?と思うほど本格的。
ブラックボックス (演劇用)や鏡張りのバレエ&ダンススタジオもありました。
③スポーツ施設
続いてスポーツ施設です。
こちらはプール(25m)と観客エリア。
25mプールの奥には低学年用の小さなプールがあります。
屋内スポーツホール

暑すぎたり大気汚染が気になる時期もあるバンコクではクーラーが効いた室内で体を動かせる環境は貴重です。
体操場 (オリンピック規格)
サッカー場 (天然芝)は授業だけでなく休憩中の遊びにも使えるようで、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
全学年共通
大人数が収容されるホールもイベントなどで利用する機会が多いそう。
この日はブックデーのため生徒も先生も本に出てくるキャラクターに仮装していました。
医療センター(専門の看護師あり)

どの角度からも子どもにとっての最善で手厚い環境を考えられています。
シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパスのQ&A
ここからはよくある質問です。
学費は?
学費は学年によって違います。
こちらのページをご覧ください。
学生の国籍割合は?
7割がタイ人、その他3割に様々な国籍の生徒がいるそうです。
タイ人生徒同士でも流暢な英語で会話しているのを見かけました。
日本人はかなり少ないそうで、日本人がいない環境を望む方に良いと思います。
卒業後は?
シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパスのは6 年生までです。
卒業生は、シュルーズベリーインターナショナルスクール・リバーサイドの 7 年生への進学が保証されます。
日本語窓口はある?
現時点で日本語窓口はありません。
私が見学した際に案内してくださった入学担当のタイ人の先生も、とても丁寧でゆっくりした英語で解説してくださりました。
英語が話せない日本人の保護者も多いと伝えると、ゆっくりお話しするしサポートするので安心してくださいとのことです。
気負わず何でも質問できるウェルカムな雰囲気なので、安心して問い合わせをしてみてください。
スクールバスは?
スクールバスを利用する生徒が少ないそうで現状は運行していないそうです。
ただし、需要があれば検討してくれるとのことなので相談してみてください。
課外活動は?
EY2-Year6の生徒は、放課後の2:30〜3:30は課外活動があります。
音楽レッスン、図書館クラブ、合唱団、サッカー、水泳、ロボット、バスケットボールなどの学校の教師が教えるもの。
テコンドー、ムエタイ、バレエ、ダンス、料理など外部のプロ講師が教えるものがあるそうです。
アレルギーの子はお弁当持参もOK?
原則お弁当の持参は許可されておらず、アレルギーの子どもは専用の特別ミールが用意されるそうです。
ただし、特別な食事制限やアレルギーが多い場合は個別に対応してくれるので要相談とのことです。
シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパス
シュルーズベリーインターナショナルスクール・シティキャンパスの訪問レポでした。
- 英国式の質の高い教育を受けさせたい
- 少人数で手厚い教育が魅力
- 太陽や自然のものに触れさせたい
- 学問だけでなく、アートやスポーツの環境も与えたい
- スクンビットに近いエリアが希望
という方にフィットする学校だと思います。
実際に足を運ぶと、写真でみた想像よりも子どもにとって良い環境であることを感じると思います。
気軽に入学担当窓口に問い合わせて見学に行ってみてください。
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