こんにちは。
タイのバンコクが好きで家族で移住したなぽり@naho.thailandです♪
今回の記事では、バンコク旅行で体験したい観光地の一つ、水上マーケットについてを詳しくご紹介します。
バンコク観光ナビ
本題に行く前に…
タイ・バンコク旅行をもっと楽しむための情報をまとめた「バンコク観光ナビ」を作成しました♪
- タイってどんな国?
- どんなことができる?
- 子連れでもバンコクって楽しめる?
- 治安は?物価は?気候は?
など、バンコク旅行の全てがわかる【バンコク観光ナビ】も併せてご覧ください♪
水上マーケットとは
タイといえば水上マーケットというイメージ通り、バンコクにはたくさんの水上マーケットがあります。
バンコクを含むタイ中部の地理は広大な低地だそうで、そのため多くの河川や水路が網の目のように走っています。
その地形を利用するようにバンコクでは昔から水路が発達しており、元々は車での移動よりもボートを使った生活が主流だったエリアも多いそう。
川沿いに家がある人たちはボートを使ってお買い物に行ったり、自分の畑で採れた農作物をボートに乗せて川沿いの民家に売りに行ったり。
郵便屋さんもボートでお手紙を配るそうで、川沿いの家には川側にポストを置いています。
そして現在も郊外では水路を利用して生活をしているエリアも多く、そんな古き良きバンコクの生活が垣間見えるのが水上マーケットです。
Googleマップで「水上マーケット」や「floating market」と調べるとこんなにたくさんの水上マーケットがヒットします。
これらのほとんどはローカルの方向けで観光の方がイメージする水上マーケットとは少し違い、川沿いにお店が集まる水上というより「運河沿いマーケット」という感じ。
本当はそれがリアルな姿なのですが、観光で行くにはやっぱりボートに乗ってみたり、船からお買い物でにるお店を見てみたいですよね。
というわけで今回の記事では、
- ボートツアー
- ボートからの買い物
も楽しめるような観光に向いている水上マーケットを5つピックアップしてご紹介します。
水上マーケットの楽しみ方
水上マーケットって子どもも楽しめますか?
という質問をよくもらいます。
大人にとっては面白い体験だし、子どもにとってもボートで水路を爆走したり途中の屋台でおやつを買ったらと要所要所では楽しめると思います。
ただ、基本的にずっと蒸し暑い屋外にいることになるので「暑い!暑い!」と暑さに負けて不機嫌になりがち。
その点に注意して、なるべく体を冷やせるように工夫すると楽しめると思います。
マーケットの屋台エリアやボートツアー中に立ち寄るスポットではココナッツアイスや冷えたフレッシュジュースが売っているので、自分でお買い物にトライしながらこまめに体を冷やしておくと暑さが和らがかなと思います。
お買い物も良い経験
観光向け、ローカル向け、個性派、おすすめ水上マーケット5選
バンコク近郊には何十ヶ所に水上マーケットがありますが、大きく分けると
- 観光向けに作られた水上マーケット
- ローカルのタイ人も実際にお買い物に来ている水上マーケット
- ちょっと違った楽しみ方ができる個性派水上マーケット
の3種類があります。
今回は色々なタイプの水上マーケットを合わせて5つご紹介します。
①観光向けの水上マーケット
観光客向けの水上マーケットです。
おすすめ1【ダムヌン・サドゥアック水上マーケット】
観光向けに作られたTHE水上マーケットはたった1ヶ所だけ。
バンコク観光の現地ツアーで組み込まれている一番有名なダムヌンサドゥアック水上マーケットです。
完全に観光客向けに作られているので、いわゆる誰もが想像する水上マーケットといえばここ。
地元の人が集まるようなリアルな水上マーケットよりも「水上マーケット感」がすごいので、皆さんが思う水上マーケットのイメージに最も近いです。
が、このダムヌンサドゥアック水上マーケットはバンコクから車で片道2時間ほどかかる場所にあるので小さい子連れには移動が過酷かも。
そして観光地として作られているのでお客さんはオール外国人。
売り物の値段も割高で、もはやテーマパーク的な感じです。(それはそれで楽しいのですが)
移動時間がかかるし距離があるので1日ツアーに参加するになるかと思うので予算が高くなるというデメリットがありますが、水上マーケットのイメージ通りの場所行きたい方はこちら一択です。
②ローカル向けの水上マーケット
ローカルの方の生活の一部になっているマーケットはバンコク中にたくさんあります。
その中でも、
- ローカルの方も買い物にくるし
- 観光向けのボートツアーもある
というバランスが良いローカル系水上マーケットが
- クロンラットマヨム水上マーケット
- タリンチャン水上マーケット
です。
こちらの2カ所はバンコクからの距離が比較的近いのがメリット。
リバーサイドエリアからなら30分ほどなので、朝から向かえばお昼にはバンコク都心に戻って来られる距離感です。
そこまで本格的じゃなくてもなんとなく雰囲気を楽しめれば…♪
と言う方はこのローカル向けの水上マーケットの方が良いと思います。
※週末のみ営業の水上マーケットが多いので注意
おすすめ2【クロンラットマヨム水上マーケット】
バンコクリバーサイドにあるアイコンサイアム(ショピングモール)から30分ほどの距離にある水上マーケット。
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ローカルと観光向けの中間といった雰囲気の、賑わいのあるマーケットです。
ローカルの方も買い物に来ていますが、旅行客向けのボートツアーもあるバランスの良さが◎
ガッツリ観光向けに作られた物ではないので、
「これぞイメージしていた水上マーケットだー!!」
と言うほどの世界観はないですが、逆に言うとぼったくり価格もなく、ローカルの方の生活に根付いているリアルな水上マーケットを楽しめます。
1時間ほどのボートツアーも1人100バーツとお手頃。
ただこちらはボートからボートへの買い物はあまりできないので、そこは期待をせず。
こんな感じでボートで野菜を売りに来ている方からの買い物はできます。
またすぐ隣にクーラーが効いたウサギがいるカフェもあるのも子連れには嬉しいポイント。
暑さで不機嫌になりがちな子どもをうまくリフレッシュさせられると思います。
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おすすめ3【タリンチャン水上マーケット】
先ほどのクローンラットマヨム水上マーケットよりも小規模だけど、さらにバンコクに近いのがタリンチャン水上マーケット。
こちらのボートツアーでは途中でお寺に立ち寄ります。
また、電車の線路を歩き鉄橋を渡ることもできます。
こちらもボートからボートへの買い物はできないのでメインはボートツアーになるかなと思います。
③ちょっと違った楽しみ方ができる水上マーケット
イメージするTHE 水上マーケットではないけど、個性があってここでしかできない楽しみ方がある水上マーケットがこの二つ。
- クローン・バーン・ルアン水上マーケット
- アンパワー水上マーケット
おすすめ4【クローン・バーン・ルアン水上マーケット】
バンコク都心からかなり近い、ワットパクナムのすぐ近くにあるのがクローンバーンルアン水上マーケット。
ここは船上のお店はほぼないですが、川沿いにお店が並んでいて風情があります。
アートの体験もできるカフェが多く、タイの若者が集まる観光スポットといった感じ。
通常水上マーケットは現地まで車で行ってそこからボートツアーを利用しますが、この水上マーケットはここから乗るボートツアーはありません。
代わりに、チャオプラヤ川のサトーンピアなどからチャーターした船に乗り、この水上マーケットやワットパクナムに乗り付ける「Hidden Bangkok Tour」という会社のツアーが西洋人や日本人の方々にとっても人気です。
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おすすめ5【アンパワー水上マーケット】
アンパワー水上マーケットは、観光向け水上マーケットとしてご紹介したダムヌンサドゥアック水上マーケットと同じエリアにあります。
バンコクから片道2時間かかります。
マーケット自体はローカル感が強いです。
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一見、穏やかな普通の水上マーケットなのですが、ここだけにしかない体験が。
それが、夜のホタルツアーです。
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薄暗くなった頃にアンパワー水上マーケットに行けばその場でホタルツアー用のボートを貸し切るorツアーに参加することができます。
まるでクリスマスツリーのような蛍の光を見ることができて子どもたちも大喜び。
良い経験になりました。
ただ、帰りが夜になってしまうので一泊するのがおすすめ。
翌朝は船でやってくるお坊さんへの托鉢の体験もできるしメークロン鉄道市場にも行けるので、旅程に余裕があってバンコクの新たな体験を求めている方におすすめです。
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アンパワーのホタル観光+メークロン鉄道市場の1泊旅行記は現在作成中です。
バンコク近郊で一番おすすめの水上マーケットは?
おすすめの水上マーケットをお伝えするのがちょっと難しいなと思います。
というのも、一番水上マーケットらしさを満喫できるダムヌン・サドゥアック水上マーケットがバンコクから2時間もかかる遠方にあるから。(もっと近ければここ一択なのですが…)
というわけで、もし
距離が遠くても、イメージ通りの水上マーケットに行きたい!
という方は、ダムヌンサドゥアック水上マーケットに行きましょう。
ここ以上に水上マーケットらしい水上マーケットはありません。
一方で、
2時間の距離の移動は厳しいな…
という方には、バンコクからタクシーで1時間せずに行けるちょうどいい規模のクロンラットマヨム水上マーケットが良いと思います。
※この水上マーケットは週末のみの営業です。
クローンラットマヨムなら行き帰りともGrabを捕まえて自力でも行くことができます。
こちらにポイントをまとめています。
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ダムヌン・サドゥアック水上マーケットに行くなら現地ツアーに参加
一番本格的な「ダムヌン・サドゥアック水上マーケット」はバンコクから2時間ほどの場所にあるので自力(タクシーやGrab)で行くのは結構大変。
しかも個人で来た人はボッタくられやすいというのもよく聞く話です。
心配な方は、
- Klook
- KKday
- タオさんツアー
- ターさんツアー
などの現地ツアーに参加すると楽に安心して行くことができます。
ピンポイントでダムヌン・サドゥアック水上マーケットに行くのも良いですが、せっかくなので近くにある
- メークロン市場
- ゾウ乗り(チャンプアック・キャンプ)
などにも併せて行ける1日みっちり観光ツアーに申し込むのも良いと思います。
また、移動時間がさらに長くなりますが、ダムヌン・サドゥアック水上マーケットとアユタヤに一緒に行けるツアーもあるので1日で一気に観光地を詰め込みたい方はぜひツアーを調べてみてください。
メークロン鉄道市場が面白いですよ♪
バンコクの水上マーケットまとめ
バンコクで楽しめる水上マーケットをご紹介しました。
私は独身時代にダムヌン・サドゥアック水上マーケットとアユタヤに行けるツアーに参加しましたが
- 移動時間が長いし
- 急かされるようにボートに乗せられたし
- 呼び込みや押し売り(とまでは行かないんだけど…)がすごかったし
- 全体的に観光地価格なので買うものがなかったし
確かに水上マーケットには行ったけとにかくせわしなく疲れたというイメージがあります。
その点、私の一番お気に入りのクロンラットマヨム水上マーケットは、グラブを呼んで自分で行けるので急かされることなく、水路沿いの人たちの暮らしを垣間見ながらのんびりと楽しめました。
でも確かにやっぱり船で埋め尽くされた水路の風景は、ダムヌン・サドゥアックでしか見られないものがある…!
両方に特徴と良さがあるので選ぶのが難しいです。
お子さんの年齢に合わせた移動時間を考えてて、旅程や他の観光地との兼ね合いでどの水上マーケットに行くか決めてくださいね♪