こんにちは。
タイが好きで子連れでバンコクに移住したなぽり(@naho.thailand)です。
日本人にとってお正月といえば1月1日ですが、年に何度もお正月がある国がたくさんあるのはご存知でしょうか。
タイもそんな国の一つで、タイでは年に3回のお正月があります。
大事にされている(派手にお祝いする)順番でいうと、
- ソンクラン(4月のタイ暦のお正月)
- チャイニーズニューイヤ(旧暦のお正月)
- 1月1日(新暦のお正月)
と、実はタイでは派手にお祝いするのは1月1日の年越しよりも、チャイニーズニューイヤーなのです。
今回の記事では、
- バンコクでのチャイニーズニューイヤのお祝いとは
- ヤワラートとリバーサイドで楽しめるイベントやスポット(2023年版)
をご紹介します。
中華正月や春節、ルナニューイヤーとも言います。
チャイニーズニューイヤーを祝うタイ
タイと言えば東南アジアらしい方々を思い出しますが、実はバンコクを牛耳っているのは中華系タイ人の方々。
3代ほど前に中国から移ってきた中国系移民がタイの名前に改名た中華系タイ人という方々がたくさんいて、今も中華の文化大切にしながらタイで生活されています。
日本よりも中華文化が色濃く浸透しているタイではチャイニーズニューイヤーが大盛り上がり。
バンコクでのチャイニーズニューイヤーのイベントをご紹介します。
タイの中華街(ヤワラート)の様子
バンコク中どこにってもお正月ムードですが、特にチャイナタウンは盛大。
ショッピングモールはもちろんお正月の装飾。
路上にはお正月を祝うグッズ屋さんが立ち並びます。
中華正月ムードのチャイナタウン
干支のグッズが大量!
チャイニーズニューイヤーの1週間前に中華街に行ってみたところ、通りのお店では大掃除が!
日本と同じですね。
サンペンレーンの風船屋さんでは春節仕様のバルーンや飾りを買うことができます。
スクールでもチャイナ服を着てお祝い
タイの学校だけでなくインターナショナルスクールでもお祝いをします。
イベントの日はチャイナ服や髪飾りで着飾って登校します。
髪飾りもあちこちでたくさん売られます
デパートではイベントが開催
チャイナタウンだけでなくバンコクのあらゆるデパートがチャイニーズニューイヤー仕様に飾られるので、ディスプレイを見るのが楽しみです。
日本人がたくさん住むスクンビットエリアにあるエムクオーティエでも毎年こんなイベントが。
寅年のイベント
スーパーマーケットもこんな感じ。
みかんは縁起物だそで、贈答用の美しいミカンが売られていました。
デパートでいただいたフォーチューンクッキー
可愛いお姉さんが配ってくれました♪※↓こちらの記事内に動画あり
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2023年チャイニーズニューイヤーのヤワラート散歩記録
チャイニーズニューイヤーの期間はどこに行っても雰囲気を楽しめますが、参考までにバンコクの中華街:ヤワラートでのチャイニーズニューイヤーの街歩きをご紹介します。
リバーサイド〜ヤワラート〜アイコンサイアムと移動して楽しみました。
1. 関帝廟からスタート
スタートは関帝廟 (ศาลเจ้ากวนอู)という中国寺でお祈りから。
こちらはチャオプラヤ側の向こう側の川沿いにある中国寺で、タイのお寺とはまた違った雰囲気を楽しめます。
爆竹が鳴り響く中、赤い服を着た人が次々にお参りに来ていました。
他にバンコクにある中華寺といえば
- ヤワラートにあるワットマンコン
- 旧市街にあるサーンジャオポースア
もおすすめです。
2. マイグランドペアレンツハウスでランチ
関帝廟と同じ敷地内にあるマイグランドピアレンツハウスという古民家カフェで小休憩。
おばあちゃんの家に来たようなノスタルジーを感じながら川沿いの景色を楽しみむことができます。
飲み物やデザートがメインで、食事もありますが軽食程度かなと。
しっかりランチをしたいならこの近くにあるTsai Eateryというレストンが◎
3. 渡し船で川を渡る
中国寺&マイグランドピアレンツハウスから10分ほど歩いた場所に、渡し船の乗り場(Tha Din Daeng Cross River Ferry Pier)があります。
こちらから船で渡れば、ヤワラート(中華街)があるラチャウォン船着場です。
渡し舟は(確か)5バーツ(20円)。
船着場までのお散歩も船で川を渡る感じも、ローカル感にワクワクすること間違いなし!
4. ソンワット通りをお散歩
ラチャウォン船着場から歩いて2.3分の場所にあるソンワット通り。
おしゃれなカフェやローカルのお店が並ぶこの人気の通りを、いくつかのお店に立ち寄りながらお散歩しました。
肉まん屋さん
落ち着くカフェArteasia Cafe
肉まん屋さんGu Long Bao
栗が乗ったココナッツアイスNuury Chestnut Ice Cream
アートギャラリーPLAY
こちらのウォールアートも人気です。
ただ、この通りはニューイヤー感はなく、お休みのお店も多いような雰囲気で静かでした。
チャイニーズニューイヤーはヤワラート通りがメインですね。
6. ヤワラート通りを歩く
ソンワット通りから北東に進む形で路地を進むと、ヤワラート通りに出ます。
上の地図には徒歩経路がを表示させていますが、この道じゃなくても方角を間違えなければどの路地を通ってもヤワラート通りのどこかには出るはずです。
いつも地図を見ずに興味がそそられる方向へ歩きます。
ヤワラート通りを歩きながら街の雰囲気を楽しみつつ、「中華街門」を目指しました。
7. 中華街門ではイベントが開催
中華街門近辺では舞台や屋台が設置され大きなイベント会場の様になっていました。
周辺にはフォトスポットも盛りだくさん。
夜にかけてはライトアップやイルミネーションもあるのでこの辺りで夜まで過ごすのも楽しそう。
すぐ隣にはワット・トライミットがあるのでこちらでのお参りも良いと思います(私が好きなお寺の一つです)
8. 再び船でアイコンサイアムへ
チャイナタウンからタラートノイへ移動し、チャオプラヤエクスプレス(船)で再び川を渡りアイコンサイアムへ。
↓中華街門からタラートノイにある船着場(Marine Dept)までの経路。
歩くのも楽しいエリアですが、ムーブミーやトゥクトゥクでさくっと移動しても◎
9. ドラゴンダンスと噴水ショーを鑑賞
アイコンサイアムの屋外広場でも、ライオンダンスなどニューイヤーのおめでたいショーが華やかに行われます。
2023年は卯年だったので獅子舞にも耳が生えていて可愛い♡
耳が生えた獅子舞がいるのわかるかな?♡
チャイニーズニューイヤー期間中はバンコク中でライオンダンスが行われます。
場所によってショーの規模が違いますが、アイコンサイアムも見応えある内容でした。
何度見てもこのショーには圧倒されます。
アイコンサイアム以外のデパート・ショッピングモールでもライオンダンスを見ることができます♪
この時期にバンコク旅行に来た方はぜひどこかのイベントでこのドラゴンダンスを見て欲しいなと思います♡
↓こちらはアソークのターミナル21でのライオンダンス。
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まとめ
リバーサイドとヤワラートエリアで楽しめる中華正月のお祝い街歩きをご紹介しました♪
チャイナタウンエリアはMuvMiも捕まえやすいので、徒歩だけでなくバスやトゥクトゥクも使いながら街歩きを楽しんでください♡