【5歳・8歳子連れマレーシア体験記】クアラルンプールとマラッカの親子3代女子だけの3泊4日弾丸旅!

 

なぽり
なぽり

こんにちは。

家族でバンコクに移住したなぽり(@naho.thailand)です。

 

今回の記事は、母娘3代で行った、

子連れマレーシア2泊3日弾丸旅行

のレポ記事です♪

私自身はマレーシアが3回目で定番観光地はすでにいろいろと回っていたので、今回は初マレーシアの母の行きたい場所へ♪

世界遺産が好きな母の、

「マラッカにも行ってみたい!」

というリクエストで世界遺産の街マラッカへも足をのばしました。

短めの滞在でしたが、マレーシアらしい多文化の空気とKLの都会感、そしてマラッカの歴史ある街並みをバランスよく楽しめた2泊3日に!

子連れでマレーシア旅行を考えている方や、タイ旅行のついでにKLへ立ち寄る方の参考になればうれしいです。

1日目

1日目から時系列で紹介していきます。

14時50分:空港着

今回、関西空港からクアラルンプールへはエアアジアで。

大阪からだと約6時間のフライト。

日本との時差はマレーシアが1時間遅いだけなので、到着後も時差ボケがなく楽です。

KLIAの到着ロビーは明るくて広く、ショッピングエリアもありました。

空港にH&Mは珍しい

16時:空港からホテルへ

今回、空港からダウンタウンへは「Grab」を利用。

Grabは、アプリで車を呼ぶサービスで、マレーシア旅行には必須。

空港のGrab乗り場は、到着フロアから一つ下のフロアでした。

空港からブキッビンタンのホテルまでは渋滞がなければ車で約45〜60分ほどで料金は3,000円前後。

空港からホテルまでグラブで約80リンギット前後ですが、Klookなどで送迎を頼んでもほぼ同額(タイミングによっては送迎の方が安いことも)!

空港は人が多くて車を見つけづらいのもあり「初めてのライドシェアでちょっと不安かも」という方はKlookの送迎がおすすめです。

【注意】10月のKLはヘイズ(大気汚染)

空港を出ると早速感じたのが、ヘイズ(煙害)の影響☹️

毎年10月頃にやってくる大気汚染です。

視界も空も白っぽく、空気がなんとなくスモーキー。

私が住んでいるタイでもそうですが、東南アジアでは

  • 雨季に雨を気にするのと同じくらい
  • 乾季の大気汚染を気にする

という感じで天気予報のような感じでその日の大気汚染を気にして、外で遊ぶかどうかを考えたりします。

私は今回はアレルギーや頭痛は大丈夫でしたが、気管支が弱い方はこの時期の旅行はマスクを持っておくと安心です。

17時:ホテルチェックイン

今回宿泊したのは「JWマリオット・クアラルンプール」。

お部屋の価格はこちらで確認できます♪
▶️Trip.comでチェック

ショッピングモールに囲まれた渋谷っぽい繁華街の「ブギッ・ビンタン」というエリアのど真ん中。

パビリオンモール目の前、他にもモールとお店が周辺にたくさんあるので子連れでも便利でした。

KLでのホテルは、ツインタワーが見えるホテルか、このパビリオン周辺のホテルが良いと思います。

ホテル詳細は別途記事を作成中です。

18時半:パビリオン周りをぶらり

ホテルで少し休んだ後、すぐにお腹がすいたのでパビリオンモールへ。

パビリオンはKLの中心にある巨大ショッピングモール。

 

なぽり
なぽり

スリアと並んで2大ショッピングモール!

 

両替所、フードコート、レストラン、スーパーがすべて1つの建物にそろっているので、子ども連れの旅行では本当に助かります。

まずは母のお買い物、そして腹ごしらえ。

フードコートはタイにもある系列のものでした。

清潔で安心のフードコート

フードコートでは「テタリ」というマレーのお茶を。

19時:マレー料理の人気レストラン

マレー料理のレストラン「マダムクワンズ」に移動して夕食。

マダムクワンズは支店がいくつもあるチェーン店ですが、どの店舗に行っても激混みの人気レストラン!

マレーシア料理のナシレマとラクサを食べてみました。

どちらも辛すぎないまろやかなスパイスという感じ。

夕食の後は、同じくパビリオンモールの中をそのまま散策し両替やお土産のショッピング。

20時:GOKL(無料バス)でツインタワーへ

パビリオンモールを後にし、続いて向かったのはペトロナスツインタワー!

クアラルンプールのランドマーク的建物です。

パビリオンモールからは「GOKL」という無料バスに乗って行くことができます。

ただ、私たちは違うルートのバスに乗ってしまったのか…😅

なぜか途中で降ろされたのでそこからGrabを呼んで向かいました。

 

なぽり
なぽり

もしかしたら紫ルートのバスに乗ってしまったのかも。グリーンラインが正解です

 

私たちはバンコクに住んでいるのですが、同じアジアの国なのにマレーシアはバイクが少なく道も綺麗で快適に感じました。

タクシーで噴水の前に到着!

噴水は休みなしで上がっているのか、時間を合わせることなく行ってすぐに見ることができました。

ちなみにツインタワーの下には、「スリアKLCC」と言うショッピングモールが入っています。

 

なぽり
なぽり

アジアはショッピングモールだらけ。

 

お店的にはパビリオンと同じようなものが入っているので、特に買い物はせず、再びGOKLに乗ってスルッと帰りました。

1日目から大充実!!!!

 

なぽり
なぽり

ツインタワーは「行って見てくる」だけなので、ちょっと疲れていても初日に行っちゃうと後々のスケジュールが楽かも。

 

2日目

2日目です。

JWマリオットでの朝食

二日目の朝は、ホテル内でゆっくり朝食から。

JWマリオット・クアラルンプールの朝食ブッフェは種類が豊富♪

マレー料理の「ナシレマ」もありました♪

10時:インド寺

朝食のあと向かったのは、クアラルンプールで最も有名なインド寺院のひとつバトゥ洞窟(Batu Cave)

KLの数少ない観光地かなと思います。

Grabを呼んで、ホテルから20分ほどで到着。

日本にはないカラフルなお寺に、異国情緒感じる!

寺院の中に入るには靴を脱ぐ必要がありますが、200段の階段は靴OKで助かった〜!

ちなみに、このお寺も露出禁止。

入場は無料ですがスカーフを持ってない方は有料で借りいといけないのでお洋服に注意です。

観光客も多いですが、地元の方々がお供えやお祈りをしている様子も見ることができ、宗教が生活に息づいているのを感じられました。

この神秘さ、いい感じ。

お猿さんがたくさんいて、うちの次女は大喜び🐒

プール

Grabでホテルに戻り。母のリクエストでホテルのプール!

JWマリオットのプールは、子ども向けのスライダーとかはないしリゾート感もないのですが🤣

その分、とても静かで落ち着いていました。

この日はヘイズのおかげで直射日光もそこまで強くなく、のんびり泳ぐにはむしろちょうど良いのかも…?!

母がフレッシュオレンジジュースに「めちゃくちゃ美味しい!」と感動していたのが嬉しかった♡

たっぷり泳いだあとは、部屋に戻ってシャワーを浴びてから、夕方のお出かけに備えて少し休むことにしました。

郊外のショッピングモールへ

今回のKL滞在で密かに楽しみにしていた“お買い物ミッション”を遂行するため、郊外のショッピングモールへ。

お目当ては、マレーシア発のバッグブランド「Christy Ng(クリスティーNG)」。

妹とおそろの簡単なバッグを買って私、ご満悦♡

IKEAがあったので、せっかくだし寄り道しておやつタイム。

帰りはスコールで大雨。

10月も雨季なんですね。

3日目

3日目です

9時:マラッカへ出発!

今日は母のリクエストで、世界遺産の街マラッカへ日帰りで出かけます。

ホテルのロビーに9時にお迎えが来る手配。

ロビーへ降りると、すでにドライバーさんが待ってくれていていました。

KLからマラッカまでは車で約2時間ですが、まずは「プトラジャヤ」のピンクモスクを目指します。

高速道路はとても走りやすく、マレーシアの郊外らしい広い空とパームツリーの景色が続きます。

プトラジャヤ

まず立ち寄ったのはKL郊外の行政都市「プトラジャヤ」。

KLから40分ほどの場所にある「新首都」と呼ばれるエリアで、官公庁舎や美しいモスクが並びます。

プトラジャヤのシンボルともいえる「ピンクモスク」へ。(正式名称:プトラモスク)。

女性は無料でお借りできるエンジ色のアバヤを被るのが楽しみ。

ここでレンタルできます

丁寧に案内してくださいました。

首相府

マラッカ到着!

マラッカに到着してから、メインの観光地に行くまでに行くつかのマイナー(?)な観光スポットを教えてもらいました。

サンポーミャオ

マラッカで最初に連れてこられたのが 三宝廟(サンポーミャオ)にある宝山亭(Poh San Teng Temple)というお寺。

中国から来た人たちのお墓などもあるそう。

マラッカ初の井戸で当時は貴重な水源だったそうですが、わざわざ寄るほどではないかと思いました。

刑務所博物館

車で移動していると、突然ドライバーさんが

「ここ、昔の刑務所だよ」

と教えたくれた建物が、マラッカ刑務所博物館。

めっちゃ嬉しそうに解説してくれた

実際に使われていた刑務所をそのまま博物館として公開している珍しい場所だそう。

今回は車窓からの見学だけ。

マラッカ海峡のモスク

母のリクエストで行ってみた、マラッカの海沿いに立つ「マラッカ海峡のモスク」。

海の上に浮かんでいるように見える真っ白なモスクで、夕日の時間帯が絶景だそうです。

本当は中にも入ってみたかったのですが、修繕中で観光客は中に入れない時間だったようで外からのみ。

赤い広場

さて、やっとマラッカのメイン観光地、赤い広場へ

目に飛び込んでくる大きな赤い建物が 、Christ Church(キリスト教会)。

この街の象徴的な存在だそうです。

建てられたのは1753年。

マラッカがオランダ統治時代だった頃に建てられたプロテスタント教会で、マレーシア最古級の教会のひとつ。

ここからは徒歩での観光です。

一番楽しかった「ババニョニャヘリテージミュージアム」

歩いて向かったのが ババ・ニョニャ・ヘリテージミュージアム。

私的には一番楽しかったのがここ。

「ババ・ニョニャ」とは

中国から現在のマレーシア、シンガポールへ渡ってきた移民男性が、地元のマレー女性と結婚したことで生まれた「プラナカン(混交文化を持つ子孫)」。
男性を ババ(Baba)、女性を ニョニャ(Nyonya)と呼ぶそうです。

ババニョニャミュージアムは実際にお金持ちの一族が住んでいた家を利用した博物館で、“プラナカン文化”と呼ばれる独特の暮らしがそのまま残されていました。

中は想像以上に広く、アンティーク家具や細かい装飾が所狭しと並んでいて、素敵!

「結婚式の準備部屋」

「家族で集まる大広間」

「豪華なベッドルーム」

など、歴史を感じる(しかも当時の上流階級のご家庭)空間が次々に現れて楽しめました。

タイルの柄や色合いがとても可愛くて、今見てもオシャレなデザインばかり。

中庭にある吹き抜け部分は光がよく入って、とても気持ちが良く、古い建物の魅力がぎゅっと詰まっています。

マラッカ旧市街を歩くなら絶対に立ち寄ってもらいたい、歴史系の博物館です。

ランチは Jonker Kitchenへ

ジョンカーストリート沿いにあるローカル感のあるレストランでランチ。

ニョニャ料理は初めてだったので良くわからないまま頼んだけど結構当たりでした!

まずひと皿目は ポークミンチ茄子(豚ひき肉と茄子の炒め物)。

豚肉の旨みと茄子のとろっとした食感が絡み合って、白ごはん泥棒すぎる味!

続いて注文したのは、マラッカ名物の ポンテチキン(Ayam Pongteh)。

醤油ベースでほんのり甘みがあって肉じゃがみたい。

親しみやすい味でめっちゃ好きでした♪

最後は丘の上のセントポール教会へ

マラッカ川沿いを歩いたあと、最後に向かったのは セントポールの丘(St. Paul’s Hill)。

丘の上にある古い教会跡 セントポール教会(St. Paul’s Church) は、マラッカ観光の締めにぴったりの場所です。

丘の上までの階段が本当に暑かった〜😅

丘の上に着くと、目の前に広がるのは 壁だけが残った古い教会跡。

屋根はなく、石造りの壁と大きな窓枠だけが風にさらされています。

でもその“廃墟感”がとても美しく、時間が止まったような空気が流れています。

中には、ポルトガル統治時代やオランダ時代の墓石が並んでいて、マラッカの歴史の重さを感じられる場所。

マラッカ名物のチェンドルを食べて帰る!

丘の上のセントポール教会を見て、階段を降りたあとは、暑さもあって家族全員ちょっと休憩モードに。

「甘いもの食べたいよね」という流れになり、そのまま マラッカ名物のチェンドル を食べに行くことにしました。

チェンドルは、ココナッツミルクと黒糖シロップ、細い緑色のゼリーが入った、東南アジアの伝統的なデザート。

早速チェンドルを注文すると、運ばれてきたのは

氷がしっかり盛られた、見るからに甘くて幸せそうな一杯。

マラッカの一日を振り返りながら家族でしばらく座って休憩し、

「日帰りで盛り込んだね〜」

と話しつつ。

そのまま車に戻ってKLへ帰路につきました。

空港へ

そのまま空港へ送ってもらう

マラッカ川沿いを少し歩いて、車に戻り、そのまま空港へ向かうことにしました。

空港でドライバーさんにお礼を言ってお別れし、チェックインへ。

マラッカの日帰り旅は体力は使うけれど、そのぶん満足度が高くて、旅のハイライトのひとつになりました。

KLIA2でチェックイン。エアアジア本拠地の迫力!

エアアジアの本拠地だけあって、とにかくスケールが大きい。

チェックインエリアに進むと、ずらっと並ぶ赤いセルフチェックイン機が圧巻。

荷物を預けるカウンターも、スタッフに並ぶタイプではなく セルフドロップ方式。

タグをつけたスーツケースをレーンに置いて、ピッと読み取るだけで終了。

ターミナル内はショッピングエリアも広く、フードコートやコンビニも充実しているので、チェックイン後に軽く何か買うにも困らない。

旅の終わりの空港時間まで快適なのは本当にありがたいポイントでした。

マレーシアの航空券の取り方

私は普段、航空券を取る際は、

  1. グーグルフライトやスカイスキャナなどの比較サイトで大体の料金を確認
  2. 航空会社のオフィシャルで価格確認
  3. Trip.comが安いことが多いので価格確認

という流れで探すことが多いです。

だいたいTrip.comが安いことが多いので、エアアジアなどのLCCもだいたいTripから予約します。

Trip.comでの話ですが、往復10万円の便が、シークレットモードで開いてみたら7万円まで下がっていたことがありました。

検索するときはシークレットモードにしてみてください。

スカイスキャナーなどの比較サイトに出てくる金額は、受託手荷物や税金、決済手数料などが曖昧なことが多いです。
必ず最終確認画面まで進んで、総額を見て価格の判断するのが安心です。

マレーシアの両替について

空港とパビリオンモール内の両替所の比較です。

空港

KLIAの両替所はとても多く、到着ロビーにもいくつか並んでいます。

レートは市内より少しだけ割高なので、最低限の金額だけ空港で替えて、必要に応じて街中(パビリオンの両替所など)で追加で両替するのがおすすめ。

 

なぽり
なぽり

We Buy の方の数字が100円あたりのリンギットです。

 

空港レートだと、1万円出して286リンギットがもらえました。

 

クレジットカードが使える場所も多いので、現金はそこまで大量には必要ありませんが、まだやはり現金を使う場面もあると思います。

パビリオンモールの両替所

街中と空港の両替手数料の比較はこちらをチェック

こちらもWe Buyを見ます。

この表では1000円あたりのリンギットが書かれているので、こちらの両替所では1万円出して317リンギットになったのでやはり街の両替所がお得。

マレーシアのお金

マレーシアのSIMについて

空港でSIMを買うか、ネットでeSIMを買うかが良いと思います。

この時は私はここでSIMを買いましたが、それ以降マレーシアを訪れる際にはKlookでeSIMを購入しています。

空港で買う場合

荷物を受け取りロビーに出たらプリペイドSIMやeSIMのカウンターがいくつか並んでいるので、目の前のお店で

26リンギット(900円くらい)で25GBのSIM

を買いました。(現金のみなので注意!)

参考価格はこんな感じ。

違うお店↓

eSIMを買う場合

KlookのeSIMが(通話は付いていない)

5GBで815円

でした。

Klook.com

現金を両替しなくても買えるのが楽で最近はeSIMを使うことが多いです。

もはや両替不要です。

まとめ

今回の子連れマレーシア旅行が、旅づくりの参考になれば嬉しいと思い、私の旅程をまとめました!

KLは都会とローカルが混ざり合った魅力的な街で、マラッカまで足を伸ばすとさらに“マレーシアの歴史”を味わえるので、短い滞在でもしっかり楽しめます。

クアラルンプールでの移動は、タクシーアプリ「Grab」をダウンロードしておくととても便利。

空港からホテル、市内観光まですべてスムーズなので、子連れ旅行でも安心して過ごせます。

ではでは、みなさんのクアラルンプール旅行が素敵な思い出になりますように。