こんにちは。
2021年4月に家族でタイ移住したなぽり@naho.thailandです♪
今回の記事は、
家族で海外移住を叶えるまでのロードマップ
と題し、バンコク移住を形にするためにやるべきことをステップを踏んで解説します。
移住先をバンコクに決定する前の移住先選びの段階から、なんなら、
ってか、本当に海外移住って憧れるような良いものなの?
と、そんなリアルなところから海外移住を考えてもらえる内容なので、
- 海外移住に興味あるかも!と思う方から
- 今すぐ実際に行動に移したい!という方まで
海外移住を検討されている方はぜひ読んでいただきたいと思います。
なお、後半からはバンコク移住までの具体的ステップを紹介しています。
バンコク移住に向けて行動される方は参考にしてもらって、バンコク以外に移住される方は適当に読み止めてください♪笑
まず初めに:何のために海外移住するの?海外移住の心構え
この記事を読んでくださっている方は「海外移住」というワードをググったりインスタのタグを調べた方かと思います。
質問させてください、なぜ海外移住をしたいのでしょうか?
こんな明確な理由がある!
という方もいらっしゃるでしょうし、
「別にそこまで深い理由はないけど、日本にこだわる理由もないし、東京にちょっと飽きたし、子どもが英語話せるようになると良いし、嫌だったら帰ってくればいいし!」
という感じの方もいるかも。
ちなみに私は後者です。笑
もし興味がおありの方は私がバンコク移住をした理由をこちらに書いているので読んでみてください。
たくさんの移住者の方とお話をしますが、人によって目指す理想の生活も目的も全く違うし、全く違うからこそお互いを尊重できる人が多くて、移住者同士お話しするのは楽しいです。
日本を出ようと思う性格自体が、多様性や人の違いを尊重・肯定する性格を持ち合わせた人達なんだなと感じます
とはいえ、実際に海外に移住してみないことにはわからなかったこともたくさんあります。
何を目的に海外移住を検討されているかに関わらず、まずこちらを読んでもらいたい記事がこちらです。
移住先の国によっても、家族構成によっても、信念によっても、何もかもが違うと思いますが、私個人が家族でタイに移住して感じたことを書きました。
また、バンコク移住に関するよくある質問をこちらの記事でまとめました。
特にタイ移住に対するイメージがちょっとズレていると感じることが多いのでバンコクへ移住を考えている方はぜひ読んでみてください。
海外移住・バンコク移住の心構えができたなら、ステップ1へ行きましょう。
ステップ1:理想の海外移住生活・譲れない条件をリストアップする
心構えの次に移住を実行に移すまでの過程で大切なものは、あなたが望む理想の生活と譲れない点を明確にすることです。
海外移住と一口に言っても、国も目的も家族ごとに全く違います。
その国に移住する強い「理由と目的」があるならばある程度のことには目をつぶれるかもしれません。
しかし、移住はイベントではなく日常です。
そして日常の積み重ねは、人生です。
「海外移住した!」という一瞬の達成感が大事なのではなく、毎日繰り返される1日1日を有意義に気分よく過ごせることが
- ストレスの軽減に繋がり
- 幸福度が上がり
- 全くの新天地である異国の地での生活に彩が生まれ
- 家族の成長につながり
結果として「移住してよかったね」と着地できます。
移住することを目標とせず、移住した後の日々の生活がどんなものであればハッピーか?という理想と譲れない条件を家族(夫婦)で考えましょう。
今回はハード面(環境や家など)に特化した内容で、理想の移住生活を考えるための材料を記事にしたので参考にしてみてください。
結婚と同じで、実際にはハード面(環境や条件)よりもソフト面(感情や人間関係)の方が大切です。
今後ソフト面に特化した記事も書けたらなと思っています。
ステップ2:各国の状況を調べて候補地を絞る
次にするのは、住んでみたいと思える候補地を絞るための情報収集です。
私はタイのバンコクにしか住んだことがないですが、タイの中だけでもバンコク以外に
- パタヤ
- プーケット
- チェンマイ
にもインターナショナルスクールがあるので住むことが可能です。
同じタイでもバンコクに住むのと全く違う生活環境、生活費になるはずですからリサーチはとても大切。
大きく分けて以下の4つの項目
を同時にリサーチ・検討して、候補地を絞っていく感じになるかと思います。
1.生活面
移住先を決めるには現地の生活の様子を知ることが何よりも大事です。
いくつかポイントを書き出します。
なるべく長く滞在して自分に合うかを試してみる
移住したい国が決まっていて、既に短・中期滞在したことがあるならば問題ないですが、そうでないならばまずはよく知ることから。
できるなら2週間くらいはブラブラと視察のために滞在すると良いと個人的には思います。
旅行と生活では色々違う
バンコクの場合、「食」は旅行とは全く違うものになります。
旅行は数日間なので外食が続いても気になりませんが、毎日の生活となると特に子どもがいる家庭では栄養の偏りやカロリーが気になってきます。
アジア全般に言えますが、外食文化がある国にはローカルな屋台食が超安いので食費が安くなると思いがちですが、日本人の健康概念からすると毎日外食では不安で、結局野菜たっぷりの日本の家庭料理を毎日作るとなると日本と変わらないかそれ以上の食費になることも。
独身の男性や若者移住者のYouTubeなど見ると
「屋台なら一食200円で食べられる!」
という感じでローカルの食生活に馴染んでいるようですが、子育て世代が同じノリで生活できるとは思えません。
家族で海外移住する際は、家族構成が近い人の意見や情報を参考にする方が良いと思います。
実際に長期間外食ばかりで体調が悪くなったという独身男性の話を聞くので、質の良い食品を買って自炊しましょう。
巨大な日本人社会
「日本人社会」は私がバンコク移住して初めにぶち当たった壁でした。
ていうかまず、こんなに大量の日本人がバンコクに住んでるなんて旅行で6回も来たのに全く知らなかった!
どんな壁だったかと言うと、バンコクに来て出会う駐在のご家庭の話を聞いていくうちに、会社に守られている環境の人をとても羨ましく思った時期があったという私の情けない話です。
移住した2021年当時はコロナ真っ只中で、毎日死者数が発表されていて世界全体がコロナの恐怖に怯えていた時期でした。
日本ですら病床が足りない…と騒いでいるのに、タイでコロナになったらどうなるの?と日本を出て社会保障がなくなったことへの漠然とした不安があり、こちらに来て出会った日本人の方々と共感することよりも、自分たちの不安定さを思い知ることの方が多かったです。
もしコロナに罹って超高額な医療費だったらどうなる?もし死んだらどうやって日本に遺体を送るの?自腹なの?
駐在さんなら会社が費用を持ってくれるだろうけど、うちはどうしたらいいの…?
と考えてしまい、駐在員とただ好きで移住してきた自分の後ろ盾の違いを無力に感じました。
コロナが終わってからは全くそんなことを思わなくなりましたが、もしかしたら日本から飛び出して外国に住みに来たのに、また身近にたくさん日本人がいることで気持ちのバランスが取れなくなる人もいるかもしれませんから、知識として持っておくと少しは対応できるかなと思います。
海外移住生活を見せてくれる発信者さん
愚痴まではいかないけど「移住者しかわからないリアルな悩み…」を吐露してくれるSNSの発信者さんがいたら助かりますね。
海外在住者のインスタで参考になると思う10名の۬方を海外生活の情報収集にオススメの発信者さん10選の記事の中でご紹介しているのでアカウントをチェックしていただきたいと思います。
他人は他人、自分は自分、真似するのではなく参考にしましょう。
国ごとに違った決まりがあることもチェック
国ごとに生活に関する決まりや費用が様々ですから、その辺りも気にして情報を収集すると良いかも。
例えば思いつくだけでも、
- ドバイは一年間の家賃を一括前払いする必要がある
- タイのインターは学年が上がるごとに5-10%ずつ学費が上がる
- 安い生活費をアピールして情報発信している人は郊外に住んでいる可能性あり
- 外国人は一軒家(土地)を買えない国もある
- シンガポールはこの一年で家賃が倍になった
などなど。
バンコク移住を考えている方へのヒントになるかなと思い、タイと日本の違いをまとめてみました
私のインスタでも日々、移住生活をupしているのでぜひ見てみてくださいね。
くだらないけど飾らずに載せています🙂↕️
2. 家賃や生活費を調べる
各国に賃貸サイトがあるので家賃を調べてみると必要な生活費の感覚や土地勘がついてくると思います。
バンコク移住を考えている方に参考にしてもらえるよう、我が家の移住の費用や賃貸物件、スーパーの様子などに関してを赤裸々にご紹介していますのでよかったら参考にしてください。
- 数日の視察だけでは感じ取れない部分があるので実際に移住した人の生活を覗くのはとても大切
- その移住者の前提条件を理解しながら/自分の条件と近い人から情報をリサーチすると良い
- SNSやブログで発信している人がライブをしていたら質問してみる
3. ビザを調べる
ビザには
- 年齢的条件
- 投資額や収入など金額的条件
- 所属条件(学校・企業)
などが国ごとに様々ですからその辺を調べていきます。
各国のビザの条件を調べる
海外移住候補地の国の大使館HPにビザのページがあるので、それを元に各国のビザの条件を調べましょう。
タイ王国大使館のビザページはこちら
マレーシア大使館のビザページはこちら
在マレーシア日本国大使館のMM2Hに関するページはこちら
シンガポール共和国大使館のビザページはこちら
フィリピン大使館共和国大使館のビザページはこちら
台湾大使館のビザページはこちら
アメリカ大使館のビザページはこちら
自分がビザを取れる国・種類を調べる
候補国のビザ情報を元に、自分はどのビザを取れるのかを絞っていきます。
以下の記事は、タイ移住したいフリーランサー、または親子留学したい人向けのビザの考察です。
ビザは絶対解がないので、自分が取れる可能性があるビザの中からメリットとデメリットを比較して決めると良いと思います。
私が取得したビザはこちらです。
4. スクールを調べる・問い合わせる
基本的に移住者は、英語圏では現地校、それ以外の国ではインターナショナルスクールが主流ですが、移住先の国や言語に馴染みたいならバイリンガルスクールなどの選択肢もあります。
主なスクールの4つの形態を説明します
インターナショナルスクール
インターナショナルスクールは、非英語圏での選択肢です。
駐在家庭の子や現地の富裕層で国際的な教育をしたい家庭の子が集まる学校で、授業も会話も全てが英語。
英国式、米国式、どちらかのカリキュラムを導入しているスクールが多いですが、タイの場合、シンガポールやオーストラリア、フランス、中国のインターナショナルスクールもある。
バンコクのインター校について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
バイリンガルスクール
バイリンガルスクールとは、共用語が非英語の国にある学校で、現地の言語と英語の両方を使った授業をする学校のことです。
例えばタイなら、タイ語と英語。
現地語も大切にしたい家庭の子が来るので、生徒の割合は現地の子が多いです。
基本的にインターナショナルスクールよりは学費が抑えられます。
現地校
現地校はその国のカリキュラムに則った、公立・私立の学校です。
タイであれば、タイ人と一緒にタイのカリキュラムでタイ語で授業を受ける。
アメリカやオーストラリアなど英語圏では、当然全て英語です。
シンガポールなどの多言語国家では、公立校でも授業は基本は英語で行われますが、中国語やマレー語が必修だと国で決まっているそうです。
移住する国によって現地校の言語が違いますし、持っているビザや納税履歴で
- 現地の公立校にも通えるのか
- 私立校にしか通えないのか
も変わってきますので、それぞれの国での決まりを調べてみてください。
日本人学校
日本のカリキュラムで日本語で学べるのが、日本人学校です。
注意したいのはタイの場合、移住者の子どもには日本人学校から教育ビザが発行されないことです。
どうしても日本人学校へ、という方は教育ビザ以外の選択肢を調べましょう。
参考までに、バンコクの日本人学校の費用は
- 入学金は60万円
- 年間の学費は57万円
です。
(追記:為替レートが変わったので少し上がってると思います)
英語圏以外の国のプログラムを採用したインター
先ほどもちらっと言いましたが、英語圏以外の国のカリキュラムに則った学校もあります。
例えば、フランスのフレンチスクール(リセ)は各国にあるフランス教育省認可のスクールで、学校生活全てがフランス語と英語だそうです。
他にも中国語と英語をメインにしたインターも各国にもある印象です。
インター校との違いはプログラムの一つの授業として第3言語を学ぶのではなく、特定の国のカリキュラムに則っている(またはミックスされている)ことです。
費用やカリキュラムをスクールに問い合わせる
気になるスクールをリストアップし、問い合わせます。
入学担当の先生とはメールでやりとりできますので、聞きたいことを書いたメールを気になるいくつかの学校にコピペで送ってしまえばOK。
英語に慣れない私みたいな人にとっては英語でのメールが結構大変ですが、海外移住に英語は避けては通れませんから、グーグル翻訳を駆使して頑張りましょう♪笑
学校探しにエージェントを利用する場合
バンコクにもいくつかインターとのやりとりを助けてくれるエージェントがあります。
古くからこちらの日本人の方バンコクの各インターの案内をしてくれています。
また、私の直接のお友達でもあるSGBというエージェントは、有料ですが見学やビザの取得までもサポートしてくれるので、予算がある方は相談してください。
マレーシア、セブ島、オーストラリアなど各国で日本人向けのエージェントがあるので調べてみましょう。
周りの移住者を見ているとほとんどの人が自分で学校に見学に行き、自分でビザの申請をしています。
入学したら先生からの電話やメールは全て英語なので、問い合わせから自分でやってみて慣れておくのも良いですよ♪
さて、ここまでは色んな人の色んな情報を集めて、夢を広げていく作業でした。
ここからは逆。
ベクトルを内に向けて自分の家庭の状況を認識し、現実を見る作業です。
ステップ3:財務状況を把握し、大まかな予算を決める
海外移住を現実にするために避けて通れないのが、金銭的な部分です。
住む国にも生活レベルにもよりますが、こちらの記事でもお伝えしたように日本の社会保障が受けられなくなりますから、
物価が安いと思っていた国に住んだのに日本よりもお金がかかった
なんてことも十分にあり得ます。
湯水のようにお金が湧いてくるご家庭以外は、財務状況をはっきりさせて無理のない海外移住計画を立てましょう。
1. 財務状況の把握
まずはご家庭の財務状況を冷静に把握しましょう。
ただでさえ言葉も文化も気候も違う国で生活すること自体に労力がかかります。
もしかしたら、慣れない環境で家族みんなが少しずつストレスを抱えてトラブルが起こるかもしれませんから
「何かあったらお金で解決しよう」
くらいの余裕を持った予算を組めると、気が楽に生活を楽しめると思います。
孫の代まで贅沢できる潤沢な資産をお持ちのご家庭じゃない限り、
海外移住は予算&資産との相談の連続だ!
くらいの気持ちで、夫婦で同じ金銭感覚・予算の認識を持つことをお勧めします。
【考えるべき経済的ポイント】
- 現在の資産
- 年間の収入
- ビザ取得のための予算
- 年間に使える予算
- 月々の生活費の予算
- 年間学費の予算
【移住時にまとまって必要な費用】
- 賃貸のデポジット(前家賃)
- 医療保険/海外旅行保険
- スクールの入学金・学費
- ビザ取得のための預金証明(数ヶ月引き出せないお金)
- 車購入費用
- 渡航の飛行機代
- ワクチン(狂犬病など)費用
保護者ビザで日本とのオンラインでの仕事はできる?
オンラインで仕事をしている方向けのビザと税金の考察です。
厳密にははっきりした決まりがないのであくまで考察です。
2. 年間の固定費の予算をざっくり決める
年間に使えるお金や月々の生活費予算がわかれば、次に年間の固定費の予算をざっくりと決めましょう。
- 家賃
- 学費
- 医療保険
- ビザ費用
などが主な固定費かと思います。
固定費は節約しようがないものですから慎重に。
正直、お金さえあればどの国にも住めますし、どんなスクールにも通わせられます。
しかし、ほとんどの人は予算に限りがあると思うので、
- 何を優先するかの順位をつけ
- 何にいくらまでかけられるか
をしっかりと決めましょう。
3. 移住先・スクールを絞る
この辺りまで来ると、だんだんと
「今の我が家にとってはこの国なら楽しく暮らせそう」
「こんくらいの予算で学校を探そう」
というのが絞れてきたのではないでしょうか。
住みたい国があっても
- 予算オーバー
- ビザの条件に合わない
などもあると思うので、現状と現実を知った上でどうするか!?を家族会議します。
私は、候補の国ごと・項目ごとにチェックリストを作成し、家族会議の題材にしました。
我が家は国とスクールは比較的に即決でしたが、検討を重ねたのがビザの種類です。
※タイランドエリートは短くても5年〜なのでそんなに長くタイに住むかどうかも定かではなかったからです
スプレッドシートで必要な費用をビザタイプごとに表にし、この先数年間のイメージをしながら(子どもが何歳頃までタイに住むか、他の国に移動する可能性など)ビザを検討しました。
視察に行けるなら、現地で確認したい細かいポイントまでを予めリスト化しておくのも良いでしょう。
【様々なチェックリストを作成】
- 候補の都市のメリットデメリットリスト
- 現地で確認したいポイントリスト(視察用)
- 都市ごとのスクール候補リスト
- ビザタイプごとの費用・メリデメリスト
- 子どもの学年が上がった数年後までのライフプラン表
チェックリストはグーグルスプレッドシートで作成し、常に夫と共有していました。
注意:円安や物価上昇について
コロナが明けてからの世界情勢を見ると想像がつくと思いますが、各国で物価が上昇しています。
また円がどんどん安くなっています。
タイの場合、2021年4月に我が家がタイ移住してからたった1年で、
- 1バーツ3.5円→3.8円のバーツ高
- タイの物価が約6%上昇
になりました。
※追記:2024年5月現在は1バーツ4.3円です
1年前は1パック300円だった卵が、今は400円です。(値段もレートも上がりました。)
シンガポールに移住したご家族は、この一年での劇的な家賃の上昇を機にタイに移住を考えているという話です。
これからも東南アジア全体はインフレが加速すると見られているようです。
現地通貨を稼げる人はインフレのみが影響しますが、稼いだ/貯めた円を現地通貨に変えて生活する人は為替レートも影響します。
世界情勢や経済情勢が激変することも想定して、移住後に物価や為替レートが爆上がりしても対応できる国を選ぶ方が安心感はありますね。
ステップ4:現地に視察に行く
移住候補地が決まれば、現地へ視察に行ってみましょう!
我が家はコロナ禍の移住だったので視察が叶いませんでしたが、視察はするに超したことがありません。
渡航準備の詳細と移住前に見ておきたかったポイントを紹介します。
視察の渡航準備
1. パスポートを準備
2. 航空券を購入
3. ホテルを予約
私はタイ旅行では東南アジアに強いagodaで予約します。
こちらはバンコク旅行の方向けのホテルの記事ですが何か参考になるかなと思います。
バンコク移住の視察の方で学校見学や移住してからのイメージを知っておくことを重視される場合は
- 見学したい学校に近いエリア
- 電車で移動するならBTSにもMRTにも乗りやすいアソーク駅
- 住むことになるだろう駅の近辺
が良いかなと思います。
4. 現地で見学したい場所の予約
業者や学校には必ず前もって早めにアポを取りましょう。
- スクール
- 不動産屋
- 習い事
など、日程が決まれば早めに連絡しましょう。
スクールの見学は長期休暇を避ける必要があります。
スクールに直接連絡しても良いですし、こちらの記事にある年間スケジュールを参考にして長期休暇を避けましょう。
不動産に関しては気になるエリアの条件を前もって伝えておくと良いですね。
- Dlife(お友達が勤めている)
- すずき不動産(初年度に利用して問題なかった)
ので参考まで。
5. 現地で会いたいのイベントに申し込み
現地に会いたい人がいてその方がランチ会やオフ会をしているならば、積極的に参加すると良いと思います。
バンコクでは日々日本人が開催しているイベントや会が行われています。
日本人が経営するお店も多いので、バンコクの様子を知るためにもどんどん出向きましょう。
6. 持ち物を確認
- 旅行に必要な身の回りのもの
- 歩き回れる靴
- STEP6で作成した視察用チェックリスト
- ノートとペン(タクシーやスーパーの相場、かかった時間などメモっておくと便利)
- カメラorスマホ
- パスポートの顔写真ページを写真を撮っておく(入場時にパスポートを求められる場合がありますが写真を見せるとOKな場所が多いです)
- バンコクで利用するアプリを取得
バンコク生活で必要なアプリはこちらの記事にまとめています。
視察の段階では、GrabやBoltなどの配車アプリがあると便利です。
移住前に見ておくべきポイント
視察用のチェックリストは、こちらの記事でさらに深めることができますので読んでみてください。
記事修正中
視察の時点で賃貸契約・入学手続きができることもある
タイや東南アジアは賃貸契約が簡単です。
予め現地の住所がある方がビザの発給に便利だったりもするので、視察の渡航時に賃貸契約をする方も多くいます。
スクールもまた同じで、見学の時点で入学手続きができたり、入学試験がある学校では試験が受けられたりするので、
- 視察の渡航のうちにやっておけるもの
- やっておきたいこと
を考えておきましょう。
ステップ5:移住先を決定!
ここまでリサーチしてきた情報と視察での実感とご自身ご家族の現状を元に家族会議を重ねて、移住先と取得するビザを決めましょう!
ゴールは決まれば、あとは早いです。
ステップ6:学校に入学の意思を伝える
バンコク移住の意思が固まったら、どんどん事務作業を進めていきましょう!
まず最初にすべきは
ビザ取得のための書類の準備
です。
取得するビザによって必要なもの、作業が違いますが今回は教育ビザ+保護者ビザを取得する場合をご説明します。
①学校の入学手続き(2021年1月中旬)
まず一番最初にやることは子どもが通う学校への入学手続きです。
学校見学時に入学申込用のフォーマットをもらうので、そちらに全て英語で記入し、顔写真も貼ってスキャンまたは綺麗に写真を撮り入学担当者に送ります。
この際にパスポートの写真も求められると思いますが、スマホで撮影した画像を送ればOKです。
学校によっては、健康診断の結果や前の学校での成績証明を求められる場合があります。
わからないことはしっかりと質問し、必要な書類を送りましょう。
入学金及び、必要な学費を支払うことでビザ申請に必要な入学書類を作成開始してくれます。
学校によって必要な学費は違い
- 1学期分
- 半年分
- 入学時点から年度末までの分
- 1年分
など指定があるので、その通りの額を振り込みます。
こちらの記事には書いていませんがWISEを利用すると良いかと思います。
②賃貸の敷金を支払い仮契約(同時期)
ビザ申請の書類に記載するタイの住所が必要なので賃貸の仮契約も、入学手続きと並行して進めました。
私の場合はコロナ禍で視察のための渡航ができない時期だったのでテレビ電話を利用して不動産見学をし、遠隔で仮契約をしました。
本契約はバンコクに到着後にオーナーと膝をつき合わせて契約しましたが、仮押さえのための頭金(敷金で家賃の2ヶ月分)を支払うことで、ビザ申請に必要な書類に記載するバンコクの現住所を使うことができました。
在日本の大使館によっては正式な賃貸契約書が必要かもしれません。
予め大使館に確認しましょう。(東京は仮契約でOKでした)
バンコクへの航空券を購入(2月頃)
ビザ取得のための必要書類の一つにタイへ渡航するための航空券の予約書類があります。
ビザ取得してから予約を変更しても問題なくそのビザで入国できるそうなので可能なので、大体のスケジュールが決まれば取得しましょう。
※ビザ申請の日までに予約していればOKです
ちなみに、在東京タイ王国大使館への必要書類の中に、往復の航空券が必要との記載がありますが教育ビザで学校に通う場合は行きの航空券のみでOKです。
チケットは不要ですので安心してください。
大使館に連絡して実際の情報を確認して下さったお二人の方、ありがとうございました。
ビザ必要書類への記入(2月〜3月)
学校と家の契約、航空券の購入が終われば、あとビザ申請までにやるべきことは必要書類への記入です。
当然子どもの分も必要ですから、夫婦が手分けして子どもの分も記入しました。
結構な量があるので早めから急がずに進めましょう。
日本の住居の解約(2月末)
バンコク移住を1月に決定し、すぐにその時住んでいた賃貸物件の解約を申請しました。
最短で2月末の解約でしたので、それまでに日本で使っていた持ち物をどうするかを考えて仕分けしました。
移住の期間によって物をどう処分するか変わると思います。
もしバンコク生活が合わなかったら…という心配がある人は、1年ほどは実家やレンタルルームに保管して様子を見るという方もいます。
個人的な感想としては、移住後も一時帰国のたびにちょっとずつ物を運ぶことができるので、実家などに置いておいてもらうのもよいと思いました。
バンコクで買えばいいかな、と思っていた調理器具系は、特に欧米のブランドのものは案外バンコクの方が日本よりも高くて買う気になれず、実家で預かってもらっていたものを後日日本から運びました。
この辺は、個人の好みですね。
④バンコクへ必要なものを送る
家の解約や不用品の処分と同時に、バンコクへの引越しを考え始めます。
バンコクへの物の運び方を説明します。
飛行機に乗せて運ぶ
以外に一番安くものを運べるのは、飛行機の預け荷物の枠を買い足すことです。
これをするためには
- 日本の家から空港までの段ボールの運び方
- バンコクの空港から家までの段ボールの運び方
を考える必要があります。
EMSで郵便局から送る
アキタシッピングで送る
日系の引越し業者に頼む
ビザ申請(4月中旬)
ビザ申請についてはこちらの記事をご覧ください。
タイに入国(4月24日)
いざタイへ入国です。
バンコクのスワンナプーム空港から自宅までの交通手段はこちら
ざっくりの日程を含めてビザ取得の流れを紹介しました。
自分でも想像していた以上のスピード感にびっくりでしたよ。
「バンコク移住」を決断したならば、とにもかくにも
- 取得するビザ
- 入学するスクール
- 住むエリア・家
を決定しましょう!
ゴールが決まればあとはやるべき事をやるだけです。
移住先が決まってからの
- ビザの手続き
- 役所の手続き
- 事務作業
についてはこれからさらに詳細を追加していくので、お待ちください。
やることチェックリスト
参考まで我が家が簡単に作っていたやることリストを添付します。
これを元に、ご家庭ごとのやるべきことをチェックしてみてください。
バンコク移住を叶えるためのロードマップまとめ
海外移住に興味を持ち、バンコク移住を決断し、実現するまでのロードマップを公開させていただきました♪
海外移住といっても
- 国によって
- 年齢によって
- ビザによって
- 家族構成によって
- 人によって
全く違う内容になるので、この記事をベースにご自身なりの移住計画を立ててもらえればと思います。
移住先をバンコクに決めた方は、私も簡単にですが無料で相談に乗っているので遠慮なくインスタまでメッセージをください。
海外移住情報を調べていて個人的に思うのは、
ビザや手続きや渡航方法やそういうのは簡単、一番大事なのは海外移住が家族みんなにとって良いものなのかどうか!
ということをとにかくリサーチ&視察するのが大事ということです。
海外に住むなんて、正直、誰だってできます。
お金があるならもっと簡単です。
でも「外国に住むことを楽しめるか」「どんな生活にするか」というのは自分にしかできません。
生活とは、人生とは、
場所で変わるのではなく、人と作るものだ
というのを、バンコクに実際に移住してみて強く感じます。
どこかに住んだからと日常が輝くのではなく、あなたが周りの人へ働きかけることによって動き出し、輝き始めます。
だとしたら、自分と家族が住むべき場所はどこか?
見栄えや形や手続きにばかり気を取られず、移住生活をどう自分らしいものにするかを常に頭に入れながらステップを進めてもらえたらと思います。
海外移住、並びにバンコク移住があなたにとって良いものになるように応援しています♡