こんにちは。
2021年4月のタイ移住に向け絶賛準備中のなぽりたんです。
今回は私がタイ移住を決めてリサーチを始めてからまず最初に行った
6歳娘のパスポート申請について書きたいと思います。
ちなみに私、夫、2歳の娘は今のパスポートに1年以上の有効期限があるので更新する必要はありませんでした。
現在5歳で年長の娘は、0歳6ヶ月の時に初めてのパスポートを取得しました。
早いものでそれからもう5年が経ちすでに期限が切れてしまっていたので、今回は新規発給申請という形での発給でした。
⇩生後半年の娘。5年間で12回海外行ったね。
すでにパスポートを持っているのに新規作成なの?
娘は2回目のパスポート申請ですが、今回も更新ではなく新規での発給での発行でした。
パスポート発給には2種類ある
パスポート申請には大きく分けて
・切替発給(更新)
があり、必要な書類が少し違います。
例えば成人の場合、切替発給(更新)は新規発給に比べ
・本人確認書類
が不要なので用意する書類が少なく済み、より楽に新しいパスポートをゲットできます。
しかし、切替発給ができるのはすでに持っているパスポートの期限が
・有効期限内
という条件がありますので注意。
ちなみにこれは成人の場合なので、未成年の場合は切替発給でも戸籍謄本が必要です。
今回の娘の場合は期限が切れてしまっていたため切替発給の対象にはならず、新規発給をする必要がありました。
未成年者はどのみち戸籍謄本が必要なので用意する書類にほとんど差はありませんが、親御さんのパスポートの残りが1年を切っている場合は戸籍謄本が不要になる期限内に切替発給をするのをおすすめします!
次の項目でお伝えしますが、戸籍謄本を取得の際、戸籍がある市区町村に直接出向けない場合はかなり面倒くさいので…
パスポート申請から受け取りまでの流れ
子どものパスポート新規発給に必要な書類を準備
・戸籍謄本(450円)(成人の場合は戸籍抄本でも可)
・写真(パスポート用のサイズや注意点はこちら)
・本人確認書類(子どもの場合は保険証・親が署名を代筆する場合は親の運転免許証など)
・古いパスポート(失効処理してもらいます)※お金は受取りの際に支払いますので申請時は不用です
子どものパスポート切替発給に必要な書類は
・戸籍謄本(450円)(成人の場合は不要)
・写真(パスポート用のサイズや注意点はこちら)
・有効中のパスポート
※お金は受取りの際に支払いますので申請時は不用です
戸籍謄本を取得
今回私がすっかり忘れてしまっていたのが、
戸籍謄本は戸籍がある区役所じゃないと取得できない
ということです。
我が家の戸籍は以前住んでいた渋谷区にあるのに、今住んでいる地元の市役所に取りに行ってしまい無駄足でした。
戸籍と現住所の市区町村違う方は要注意です。
2歳の娘を連れてちょっと役所に行くだけで一苦労だから、なるべくスムーズに済ませたいのに…!泣
特に、戸籍がある役所に直接行けない距離に住んでいる場合は郵送で戸籍謄本を取り寄せることになり、私の場合は10日かかりましたので、忘れずになるべく早めに請求しましょう。
この点を気をつければあとはすんなりとパスポートを取得できると思います。
戸籍と同じ市区町村にお住まいの方、または戸籍がある役所に直接出向かれる方は、役所に行けばその場で受け取ることが可能です。
郵送での戸籍謄本の取り寄せ方
戸籍謄本を取り寄せる方法は郵送のみです。(渋谷区の場合)
・交付手数料のための郵便定額小為替証書(450円+小為替の手数料1枚につき100円)
・返信用封筒に自分の住所・名前を記入して切手を貼る(84円切手〜)
↓
全てを封筒に入れて請求先の区に郵送(84円切手)
です。
また、個人の情報のみが載った戸籍抄本と、家族全員の情報が載った戸籍謄本が選べますが、未成年者の申請では親権者と子どもの関係がわかるように戸籍謄本が必要です。
パスポートとは別でタイ入国のためのビザを取得するための戸籍謄本を計5枚請求したところ、返信用の送料は140円でした。
枚数によって送料が変わるので多めに貼っておくと安心ですね。
請求書
戸籍謄本を郵送で請求する際の申請書用紙は
の3つの方法があります。(請求先:渋谷区の場合)
詳しくは「請求先の市区町村名+戸籍謄本+郵送」でググれば出てくると思うので、各自治体のHPで確認するのが確実です。
私は現住所の役所でもらった申請書を使いましたが問題なく発行できました。
▼これが請求書です
子どものパスポートを取得の際は、
請求するあなた:親の名前
を書きましょう。
親や祖父母であれば委任状なしで子どもの戸籍謄本を請求できます。
定額小為替
戸籍謄本発行手数料の450円は定額小為替(ていがくこがわせ)で支払います。
定額小為替は郵便局で買えるものなので、必要書類一式を揃えてから郵便局に行き、
購入した450円分の定額小為替をその場で封入し、そのまま郵送しました。
この手順で郵送するのがスムーズかと思います。
郵便窓口で定額小為替が買えますが、発行手数料が必要です(1枚100円)
▼こんな形で書類を準備してから郵便局に行って定額小為替を買いました。
準備した書類を送ってから10日ほどで渋谷区から戸籍謄本が到着。
書類に不備がなく無事請求できたことに一安心。
パスポートサイズの証明写真を準備
戸籍謄本と同時進行でパスポートサイズの証明写真を準備しました。
パスポート規格の証明写真は近くの写真屋さんで4枚1500円でした。
→パスポート用の写真サイズや注意点はこちらで確認
パスポート用の証明写真と、ビザの申請に必要な写真が同じサイズですので助かります。
ビザには写真が2枚必要なので、申請予定の方は無くさないよう汚さないよう大切にとっておきましょう。
ちなみに、上の娘が6ヶ月、下の娘が2ヶ月でパスポート証明写真を撮影した時は、私が膝に子どもを抱いて写真を撮ってもらいましたよ。
スマホで撮って規格通りにプリントできるアプリもあるようなので、苦にならない方は自力でやれば節約できますが、端から何ミリやらと測るのが苦手な私は確実性を買うつもりで、子どもの写真に関してはお店でやってもらいます。
いざ申請、パスポートセンターへ
戸籍謄本が届いた翌日に申請に行ってきました。
・写真
・本人確認書類(娘の保険証、私の運転免許証)
・古いパスポート
を持ち、いざ申請窓口へ。
受付の方が説明してくれるので何もややこしいことはなく説明の通り記入すればOKです。
説明を受ける中で、
5歳のお子さんならもう名前をかけると思いますが、パスポートの署名はご本人様されますか?
と聞かれ、そんなこと考えてもいなかったのでびっくり。
枠内におさめて書けるならば、子ども本人のひらがなでの署名でもOKだそうです。
0歳児の申請しかしたことがなかったので、てっきり子ども用のパスポートは親が代筆でサインするものだと思っていたけど、文字が書ける子は自分で署名しても良いなんて!
しかし、娘が幼稚園に行ってる間に申請に来ていたので、もし本人に署名してもらうなら後日出直すしかない…
これから5年間使うパスポート、5歳で一生懸命書いたひらがなの署名がずっと残ると思うと数年後に見返した時可愛いだろうな〜と、娘を連れて出直すことも考えましたが…
係の方曰く「まだ年長さんですとサインの枠からはみ出てしまう可能性もあるのでお母様の代筆でも構いません」
とのことだたので、葛藤しましたが今回は私が代筆で署名しました。
このことを知っていれば、家で申請書をダウンロードして娘に記入してもらえたのに〜!と悔しいです。
しっかりと文字を書けるお子様は本人署名が必須ですが、微妙なラインの4-6歳くらいのお子様は親御さんが代筆ができます。
でも、せっかくなので、ぜひ頑張って本人に書かせてあげると思い出になって良いかなと思うのでこれから発給申請される方はぜひやらせてあげてみてくださいね。
0歳で作ったパスポートをいま見返すだけでも楽しいですから、5年後、はみ出さないように一生懸命ひらがなで書いた署名を見るときっと本人にとっても良い記念になると思います♪
パスポート申請終了
無事申請が終了しました。
一般旅申請受理書という緑色の紙を読みながら受取りの説明をしてくれます。
この緑の紙を失くさずに持ってきてくださいという説明と、
パスポート手数料の6000円のうち、4000円分はパスポートセンターの入り口にある収入印紙を買ってきてくださいとの説明があります。
収入印紙はパスポートセンターの入り口で購入できますので、1週間後の受取りでは緑の紙と現金を忘れないようにしましょう。
受け取りは1週間後です。
パスポートの受け取り
受け取りの際に必要なものは
・手数料6000円(子供用5年・12際以下の場合)
・本人
です。
申請時は子ども本人は必要ないですが、受取り時は本人必須です。
手数料6000円と、受け取り用紙と本人を忘れずにいざパスポートを受け取りに!
収入印紙はパスポートセンターの入り口で購入できるので心配要りません。
12歳以下ですと言えば窓口の方が4000円ですと教えてくれますのでとにかく現金を忘れなければ大丈夫。
収入印紙を購入し受け取り窓口で支払います。
娘本人が名前を伝えれば無事、パスポート取得です。
子ども用パスポートを取得する際にかかった費用
今回、子ども一人分のパスポートの新規発行にかかった費用は
・戸籍謄本(450円+定額小為替手数料100円)
・郵送用の切手往復分(168円)
・証明写真(1500円)
合計8218円でした。
私の場合、戸籍と現住所が違いますので、郵送で戸籍謄本を取り寄せた郵送料も込みの金額です。
人によっては、郵送費、証明写真代、戸籍謄本(成人で前のパスポートの期限内に切替発給する場合)が不要になると思いますので各自必要な書類を用意してください。
子どものパスポート申請まとめ
海外旅行、海外移住、親子留学に向けて必ず必要な子どものパスポートの申請の流れについてを説明しました。
・戸籍がある市区町村役所に直接出向けない方は郵送で戸籍謄本の申請をする必要がある(5日〜10日ほどかかる)
・4.5.6歳くらいの自分で署名の名前が書けるか書けないかのお子様の場合、親の代筆でも可能だが、せっかくなので子ども本人に署名をさせてあげると良い思い出になるのでおすすめ
・親が代筆する場合、本人の本人確認書類に加え、代筆の方の本人確認書類が必要
・受け取りは何歳であっても子ども本人でないといけない
・成人の場合、前のパスポートの残りが1年未満かつ有効期限内であれば切替発給ができ、戸籍謄本(450円)と本人確認が不要な(未成年者は保護者との関係を証明するために切替発行であっても必要)
これらを注意すればあとは何も難しいことはありません。
特に戸籍謄本を郵送で取り寄せる必要がある方は、手元に届くまでに5日〜10日かかりますのでお気をつけください。
海外に長期的に住む予定のある方
申請時、3ヶ月以上海外に滞在するかと質問されイエスで答えていると、受取りと同時に在留届のお知らせもいただきました。
在留届は海外で暮らす日本人を日本国が把握するための届で、例えば海外で大事故や災害があった際に、在留届を参考にして国が日本人の安否などを確認するそうです。
在留届は渡泰後に届け出るそうなので、実際に届けた後に記事にしたいと思います。
これで無事、家族4人分の有効なパスポートが揃ったので、移住の準備を進めて行こうと思います!